表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/18

序章

クロックタワーの続編です。

クロックタワーを読んでから見ることをお勧めします。

気が付けば俺達はここにいた。

窓のない、知らない場所。

ほとんど記憶がなく、なぜここにいるのかなど当然分からない。

でも、冷酷な声のもと、することだけは分かっていた。

それは鍵を探すこと。

少し、人間離れした特色をもつ仲間達と協力し、沢山の犠牲を払って手に入れた鍵。

そして、俺達は光の閉ざされた闇からついに出ることができた。

しかし、扉の先は光などではなかった、また闇が包み込んでいた。

密室のタワーから抜け出した先は、孤立した島だった。

鬱蒼とした森林がなおさら俺の心を不安にさせた。

けれど、絶望のがけっぷちで俺は光を見つけた。

それはとても近くにあった。

いつも傍にいた。

俺の希望は、今、両脇にいる二人の女。

一人は雪のように白くて柔らかとした子、もう一人はまだ年端も行かぬ子供。

けど、二人は俺の折れかかった心を救った。

何もしなければ何も起きない、歩き出そう、止まったらそこで終わりだ。


クロックタワー 生存者三名

 

大幢秀おおどう しげる

時冬雪じとうゆき

樋浦いうらミカ





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ