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マグス・マグヌス  作者: 蒼崎 れい
第一章:若き陰陽師と幼きマグス
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アシズ篇 Prelude Act02:血染めの狂姫

 女の声には、妙な訛りがあった。

 歳の頃は二〇歳前後だが、えらく放埓的で強気な感があり、年齢と振る舞いに大きなギャップを覚える。

「それ、うちにやらしてくれへんか?」

 部屋の隅から風のベールを脱ぎ捨てて、一つの人影が現れる。

 まるで焦点のあっていないカメラがピントを調整するかのように、ぼやけた影がゆっくりと像を結んでゆくようだった。

 赤いピンヒールと黒のガーターベルトで留めた網タイツが足下を彩り、スリットの深い黒のミニ丈タイトスカート、上下に黒いフリルのあしらわれた白いチューブトップに、赤いコルセットのようなものを着用。その上には、丈がウエストと同じくらいの長袖の黒いジャケットを羽織っている。しかもそのジャケットは内側にも外側にも、そして袖にも大量のポケットが縫い込まれており、小さな工具が大量に詰め込まれていた。

 レモン色に近い金髪は肩上のラインで乱雑に切りそろえられ、申し訳程度の短いツーサイドアップにまとめられている。

 瞳は澄み切った海を思わせる瑠璃色をしており、首にも重そうな瑠璃を使ったネックレスがかけられている。

 ただし、元々はもっと大きかったのだろう、一部は滑らかな曲線を描く一方で、大半は割られたような痕跡が見られる。

 ただ一つ言えることは、服装がどう見ても場違いな点であった。

 軽薄で、下品で、まるで娼婦のようにあからさまな色香を振りまいている。谷間の見える胸元も、スカートの裾から見えるむっちりとした太股(ふともも)も、男を誘惑するには十分すぎるほどにエロティックだ。

「前々から、やってよう思ぉとったことがあるんよ」

 バドレイは両脇を細身のゴーレムに押さえられ、全く身動きがとれない。

 “ツーマ”や“ユリア”以上に危険なにおいが、この女からは漂っていた。

 先の二人を猛獣と例えるなら、この女は竜種だ。それも、第一級危険獣魔に指定されるような、とてつもなく危険な存在である。

「ニンゲンを生きたままブンカイしたら、いったいどんな悲鳴を上げる(声で鳴く)んやろぅ……思てな」

 ゴーレムは押さえ込んでいたバドレイを、今度は両側から持ち上げた。

 だが、バドレイは女がなにを言っているのか、さっぱり理解できなかった。

 『人間を分解』するなど、自分の中にある知識を紐解いてもどこにも見当たらない。

 それどころか、『人間を分解』するとはどういう意味なのだろうか。

 もしかして、腕や足を引きちぎられるのだろうか。はたまた、腹を裂かれて生きたまま解剖でもされるのだろうか。

 嫌な妄想が頭の中を駆け回り、バドレイ自分自身で恐怖を増長させていた。

「おぉおぉ、自分がどんな目ぇにあうんか、想像しとるか顔やねぇ。ええでええで、そういう顔はぁ。ソソるもんがあってなぁ。もしかしたらうち、あんまり気持ちよ過ぎて、イてまうかもしれへんわぁ」

 女は頬を紅潮させながら、熱のこもった視線でバドレイを見つめる。

 その表情は本当に悦に入ったようにとろけており、まるで牝犬のように発情した女のようだ。

 その発情した女の瑠璃色の瞳がギラギラと煌めき、妙案を思いついたとばかりにぺろりと唇を舐めた。

「そや、チャンスをやろうやないか。ホンマなら、生かして返したらそこのヒヒジジイからごっつう怒られるんやろうけど、ええ顔みしてくれたきぃ。出血大サービスや」

 女が指示を出したのか、バドレイの身体を支えていたゴーレムが手を離した。

 バドレイはそのまま床に叩きつけられ、ようやく我に帰ったようである。自分が鼻血を出していたことに気が付いた。

 そして、その目の前に発動体──五〇センチほどの杖──が投げつけられる。

 よくわからないが、この女を殺せば自分は助かるらしい。

 バドレイの反応は早かった。弾かれたように杖を拾い上げると、その矛先を女に向け呪文の言葉を口にする。

「シ、シュトゥルム・ブレーズ!」

 唱えたのは、火と風の二つが寄り合わさってできた炎の激流。

 火炎放射器のように吐き出された炎の塊が、女の姿を完全に包み込んだ。

 燃え上がった。

 焼きつくした。

 皮膚や肉の焼ける、吐き気を催すような生臭い匂いが部屋の中に充満する。

「はははは、はははははははは!」

 相手は特殊な防具は付けていなければ、呪文すら唱えていない。

 今の攻撃を受けた時も、魔法が発動した形跡は見られない

 こちらを見くびっていたのか、相手はなにもしなかったようである。

 成績は悪かったとはいえ、これでも超名門レイゼルピナ魔法学院の卒業生だ。甘く見てもらっては困る。

 あのわけのわからない女は死んだ、自分は助かったのだ。

 助かった、大丈夫。これで全部終わって、自分は元の通り議長の指示に従っていればいい。




 だが、天はバドレイを見放したようだ。




「アッハハハハハハハハ……」

 どこからともなく、タガの外れたあの女の声が響き渡る。

「ええなぁ。手加減した言うても、傷ぅつけられたらのなんて、何十年ぶりやったかなぁ?」

 メラメラと燃えたぎっていた炎は、突然音もなく消失した。

 消えた炎の中から現れたのは、全身の皮膚が焼けただれた、人間のようなもの。

 焼けた肌がずるりと剥けて垂れ下がり、赤黒い液体がポタポタと垂れて絨毯を汚す。

 むき出しの地肌の上に焦げた毛のようなモノが数本立ち、耳の片方が焼け落ちていた。

 また、まぶたの消失によって眼球がこぼれ落ちそうになっており、ほぼ全身の筋肉が直接空気に触れている。

 だがその声は間違いなく、この焼け焦げた人間のようなものから発せられていた。

「そんなもんか、ほな次は……」

 ネックレスの先にある瑠璃の欠片が、ほんのりと光を帯びる。

 するとどうだろう、それと同時に女の肌がみるみる再生していく(●●●●●●)ではないか。

「こっちの番やな」

 まるで高速に映像を逆再生させているかのような光景。

 それにたとえ高位のマグスであったとしても、あれだけの火傷を一瞬で再生させるなど不可能だ。

 そもそも、発動体はどこにある? それをネックレスだと仮定しよう。だが、術の発動には呪文か詠唱を口ずさむ必要がある。

 高位の者になれば省略することもできるが、効果の大きい術ほど加速度的に難しくなる。

 目の前の女は、それさえもせずに火傷を完全に再生させたのだ。

 それ以前に、どうしてあの火傷で生きていられる。

 気管系にまで火傷を負っているはずなのに、なぜ息ができるのか、声を発せられるのか。

 しかもよく考えてみろ。さっきの魔法は、本来ならこの会議場全体を覆い尽くすほどの威力があるはず。それがどうだ、あの女を中心にした限定された範囲にしか炎は広がっていない。

 女の扱う魔法もその女自身も、バドレイの、そしてその場に居合わせた全員の常識をはるかに超えていた。

お前等(●●●)、手ぇ出すなよ」

 完全に肌を再生させた女は、全裸のまま口角をニヤリと吊り上げた。明らかにこの狂気を楽しんでいる。

 女の裸体は、バドレイが今まで買ってきたどの女よりも美しく、そして瑞々しい肌をしていた。

 あのやわ肌に指をうずめ、乳房を思う存分揉みしだき、ひぃひぃよがり泣かせることができればどれだけ気持ちがいいだろうか。

 普段女の裸を見ればそんなことを思うバドレイであるが、そんな余裕はどこにもなかった。

 バドレイの心を支配するのはただ一つ。底知れない恐怖だけである。

「バ、バケモノか!?」

 バドレイは再び杖を女の方へと差し向けた。

 今度はもっと強力な呪文を、そう思い、バドレイはありったけの魔力を集中させる。

「アイシクル・シャナルタ!」

 氷(水属性に含まれる)と風の力を寄り合わせた、氷の粒を風によってまとめた槍を作り出す呪文を唱えた。

 自身を完全な氷の粒によって作られているため、刃先の折れないドリルのようなもので、対魔法、対物理障壁のどちらに対しても有効な特性を持つ高位の呪文である。

 それが一糸まとわぬ姿となった女を貫き、ぐちゃぐちゃに引き裂く。




 はずだった。




「んー? どしたー? なーんも起きねぇぞー」

 だが実際には、なにも起きなかった。氷の一粒どころか、そよ風すら吹かなかない。

「ば、ばかな」

 呪文に間違いはない、魔力の分量も足りていたはずである。

 なのになぜ、なにも起こらない……。

「あー、お前等は知らへんのか。支配力の差ぁや、バーカ。……風精霊(シルフ)!」

 女が右腕を左へと振った。

「ふがっ!?」

 その動作に合わせたかのように、同じ方向から男に向かって風の固まりが襲いかかった。

 女はまだ呪文を唱えていない。

「ノックアウトには、まだ早いやろ。目ぇ覚ましいや、水精霊(ウンデネ)

 女の指示によって空中から水が出現し、男の顔面を激しく濡らす。

 だがしかし、先の攻撃が効いたのか、バドレイは(うな)るだけだ。

「ありゃりゃ、もう立てへんのか。あっさりゲームオーバーやのぅ。地精霊(グノーメ)

 床から粘土のようなものが出現し、男の両腕をとらえてつるし上げた。

「ほなまずは、右足からいこか?」

 女の右手がバドレイの右足に触れると、バチバチと静電気がはじけるような現象と共に、男の右足が溶け落ちた(●●●●●)

「あああぁぁぁああアアアア!!!!」

「アーッハハハハハハハ、ええでぇ、ええでぇ! ええ気持ちや。次は左足やあ!」

 次に左足に触れた。

 再びバチバチと静電気がはじけるような現象と共に、今度は左足が溶け落ちる。

 男は再び絶叫とも呼べる悲鳴を奏でた。

「やっぱ細胞の結合を解いたら、肉体は崩壊するんやなあ。しかしまあ、案外死なへんもをやな。てっきりショック死するかあ思てたわ。結合を解除させる(エリクリール)は理論値でシュミレーションした通りっと。うぅん。最近の電子機器の発達はすごいなぁ。プログラムを組むのは面倒やけど、ここまで精度が上がっとるとはぁ」

「や、やめろぉおおおおおお!」

 女の顔が狂楽に歪んだ。白い歯をにひひと見せつけたようなその笑みは、まさに悪魔そのもののように思える。

「ええ(音色)やったわ。まあ、吠えとる本人は気持ち悪いけぇどな。やっぱ悲鳴は、マッチョなイケメンの男子か、かわえぇ女の子に限るわ」

 女はバドレイの胸に、軽く手を添える。

「ほな、ばいなら」

 バチっと軽い音の流れた後、男の肉体はあっけなく崩壊の一途をたどった。ほんの一瞬の出来事である。

 その場には、ドロドロとした赤い液体と、濡れそぼった骨だけが残された。

「いい加減、服を着たらどうだ?」

 一部始終を観賞していたヴェルデは、呆れたように女に言う。

 いや、バドレイとは違い、ヴェルデは彼女を“女”として見ていない。

 まるで物を見ているかのような冷たい目を見れば、一目瞭然である。

「あぁ、そやった。着て来た服は、これに燃やされたんやったなぁ」

 女の意思に呼応してか、胸にかかった瑠璃の欠片が薄い光を解き放ち始めた。

 すると、血や臓器だったものでベトベトになっていた女の裸体は完全に汚れを吹き飛ばした後、跡形もなく燃やされたはず服がその上へと浮かび上がる。

 なにが起きているのか、本人以外にわかる者はいない。

「ぎ、議長閣下……。その女はいったい?」

「なにをしたのですか……?」

 ミイラのような老翁にも、不敵な笑みを浮かべる老婆にも、バドレイと同種の思いが浮かび上がった。声には出さなかったが、ウェーバー統括官も同じ思いをしただろう。

 それは恐怖だ。未知のモノに対する恐怖。

 殊、魔法技術に関してはローデンシナ大陸随一を誇るレイゼルピナ王国でさえ、人間──生物──の身体に干渉する(すべ)は存在しない──はずである。

 例えあったとしても、それは自分達の知れる場所で起きるはず。

 それにもう一つ、なぜ市長の魔法は発動しなかったのだろうか。

 あの女は“支配力”などと言っていたが、いったい……。

「んあ? キギョウヒミツ言うやつや、この若僧集団。あぁ、でぇも、その歳やと脳細胞の一割は死滅しとんやったなぁ。ごしゅーしょーさまやな」

 老翁も老婆も、見た目が二〇歳前後の小娘に“若僧集団”と言われたにも関わらず、反論できなかった。

 その辺にいるマグスと、完全に“格”が違っていたのだ。

 それは王室警護隊と呼ばれる三隊に所属するマグスでも、彼女と比べれば雑兵に見えてしまうほど。

 その“格”ゆえに(にじ)み出る圧倒的なオーラは、老翁と老婆を黙らせるには十分すぎる効果を持っていた。

「自己紹介くらいはしておけ。この国の重鎮達だ」

「ま、その位のサービスならええけどな。あんたには、なかなかええ思いさせてもろうとるし。風精霊(シルフ)

 女は呪文も詠唱も使わずに身体を浮遊させると、そのままドーナツ型のテーブルの中心へと降り立つ。

 やけに大仰な仕草で一連を決めると、その顔を再び狂悪な笑みで彩った。

「エザリア=S=ミズーリー。好きなモノは、狂気と、地獄、人間の上げる断末魔の悲鳴や。“血染めの狂姫ブラッディー・ダムゼル”ってぇ言われとった時もあったなぁ。一回でえぇから、世界を狂気(ヒトの死)で満たしてみたい思ぅとるさかい、よろしゅうな」

 もはや人格破綻者としか言いようがないだろう。

 他者の魔法を謎の魔法かなにかで封じ、しかし自らは人間を真の意味で人でなくす能力──魔法を持つ。

 その圧倒的な技量を持ちながら、望む物は財でも地位でも権力でなく、狂気で満ちた世界。

 人の死を糧として生きる、まさに狂った姫君(プリンセス)

 統括官も含めた三人の反応が嬉しかったのか、女──エザリア──はケラケラと笑い出す。

 それが彼女の人格破綻ぶりをより一層引き立て、三人を恐怖のスパイラルへと(いざな)った。

「さあて、うちの楽しみも終わったことやし、工廠()へ帰るわ。風精霊(シルフ)

 呪文も詠唱もなしに風精霊(シルフ)を集めたエザリアは、出現時と同じように、まるでカメラのピントをぼかしていくようにして消え去る。

 目の前で空気にかき消える様に再び驚愕するが、それよりも安堵の方が遥かに大きかった。

 双肩に重くのしかかっていた重圧(プレッシャー)は、今は完全に消失している。あの女──エザリア──が本当にこの場から消えた証拠だろう。

 三人は、気付けば嫌な汗で背中がべったりと濡れていた。

「議長閣下、あの小娘はいったい?」

「何者なのですか?」

「自分にも、お聞かせ願います」

 老翁も老婆も統括官も、さっきまでとは顔色を変えて問い詰める。

 だが、ヴェルデの答えは、

「最初に申した通りですよ。『拾い物を借りた』、とね」

「それで通るとお思いか、この青二才!」

「儂等を甘く見んことじゃ。あれが錬金術の一種と言うことくらいは、なんとなくじゃがわかる。だがな、生体に干渉する技術はまだ机上の空論にすぎん。あの女は何者なのじゃ?」

 老婆は激しく激怒し、老翁は更につめよった質問を投げかける。

「お二方とも興奮しておられるようで。いったん休みを入れましょう」

 それでもヴェルデは余裕の態度を崩さずに退室、会議は様々な疑問を残したままいったんの休息に入った。

 そこでようやく冷静になった三人は、部屋に溢れる死の臭いに気付く。

 そう、赤黒い液体と骨だけとなったバドレイだったモノ。

「エザリア=S=ミズーリー、か。知っておるかね、ウェーバー統括官君?」

 老翁は、未だ上の空だったウェーバー統括官に問いかけた。

「いいえ。様々な記録を見てきましたが、そのような名前は」

「あのようなバケモノじみたマグス、名前どころか能力まで漏れないというのはいくらなんでも怪しすぎます。統括官殿、エザリア=S=ミズーリーについて調べ上げなさい。諜報部(ハウンド)の総力を上げて。ヴェルデ(あの男)に気付かれないように」

 老婆は表面には出さないが、内心かなり焦った感じで統括官に命じた。

「頼んだぞ」

「了解しました。お二方」

 老翁にも念を押され、統括官は了承の言葉を口にする。

 その後、ネフェリス標準時で十五分──地球の三〇分──後に、会議は再開された。

 はい、次回からはシリアル展開全力で行きたいと思います。それにしても、今回はR-15の範囲内ですよね、多分……(汗)

 それはそうと、やっと出せたぜ、ズーリー氏。性格破綻ぶりは“ツーマ”以上なのは間違いないです。こいつの設定作るのはかなり苦労しました。

 そして、作者は現在左足首をねん挫して松葉杖が手放せません、シクシク……。登校する時もバスに乗るのが大変、駅についてもホームに行くまでが一苦労。徒歩による移動時間が一.五倍です。しかも善意の席を我が物顔で一人掛けする中高大学生……。みなさん、怪我人や妊婦さん、ご老人の方々には進んで席を譲ってあげてください。作者からのささやかなお願いでした。

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