登場キャラ紹介
題名の通りキャラクター紹介です。
ネタばれの可能性もあるので、全て読んでから閲覧することをお勧めします。
~第一話より~
異世界の魔術師
草壁 昶
隠れ里に住む草壁宗家の次男であり、自身も草壁流の陰陽師。ある日突然、未知の世界へと飛ばされ、レナのサーヴァントとなる。レナにも自身が魔術を使える事を明かしていない。村正を始め、いくつかの魔具を所有している。
わがままお嬢様
レナ=ル=アギニ=ド=アナヒレクス
レイゼルピナ王国でも屈指の実力を持つアナヒレクス家の長女。昶を助けるために彼と契約を交わし、彼の主となる。立派な魔法使いになるべく、学院でも奮闘している。発動体は、節くれだった木に緑の珠のはまった杖。
魔法剣士
シェリー=ラ=アーシエ=ド=グレシャス
レナの向かいの部屋に住んでいるクラスメイト。アナヒレクス家に引けを取らないほどの名家のお嬢様(そうには見えないが)で、レナとは幼馴染み。レナをからかうことにかけては天才的な才能を発揮する。得意な属性は火、発動体は両手持ちの大ぶりな剣。
学院の長
オズワルト
王立レイゼルピナ魔法学院の学院長を務める老人。人当たりのいい温厚で優しいおじいさん。発動体はサファイヤのはめ込まれた指輪を五つ使用している。
~第二話より~
物静かな火精霊
セイン
上位階層の人間型火精霊。シェリーと契約を交わした精霊で、変わった気配のする昶を気にしている。上位階層なだけあって、様々な能力にたけている。
厨房の青年
エリオット
レイゼルピナ魔法学院に勤める青年。現在は厨房で料理見習い中。昶の食事を作ってくれるのだが、数回に一度試作品と称して劇物を作る。
レナ達の担任
レイチェル先生
レイゼルピナ魔法学院で教鞭をとる女性教師。普段から暗い赤紫の法衣を身につけている。発動体は三〇cm程度の細長い杖。得意な属性は専攻と同じ水。
お堅い委員長
ミゲル=ド=マグヌスト
レナやシェリーのいるクラスの成績優秀な男子生徒。他人に厳しく、自分にはもっと厳しくが信条の少年で、第一印象はあまり良くない。得意な属性は土、発動体は戦棍。
~第三話より~
ひっこみじあんな親友
リンネ=ラ=アンフィトリシャ
シェリーの親友で、本と機械いじりが大好きな留学生。ある意味で、シェリーより本人の部屋を知り尽くしている。極度の恥ずかしがりやで、克服しようと、日々頑張っている優しい女の子。得意属性は水、発動体は一メートル弱の杖と、グリーンサファイアのはめ込まれた指輪。
能天気なクラスメイト
ミシェル=ド=マグヌスト
クラス委員でお堅いミゲルとは、正反対の性格をした兄。趣味は女の子を口説くことだが、一度も成功した例はなく、奔放で明るく楽しい性格の持ち主。だがその一方で、将来の目標は魔法大国レイゼルピナでも希少な魔法医になることであり、治療系の魔法を熱心に勉強している。友好関係はけっこう広い。
はた迷惑な地精霊
カトル
中位階層の妖精型 地精霊。ミシェルの契約を交わした精霊で、主人に似てかなり能天気。中位階層の中でも突出した攻撃力を持つが、その他の能力はかなり低め。後先を考えずに行動したり、直情的に行動したりと、精神面で幼さを残す。
~第四話より~
王国肝いりの編入生
アイナ
選考基準が恐ろしいほど高い王都の奨学制度を受けて学院に編入してきた生徒。性格は非常に明るく、天真爛漫を形にしたような少女。特に飛行技術に関しては国内外でもトップクラスの実力を持つ。発動体は、上の方を包帯でぐるぐる巻きにした、一メートル半はありそうな杖。
学院の若きメイド長
センナ
学院に来る前までは、アナヒレクス家でレナの専属メイドをしていた女性。シェリーとは別の意味でレナのお姉さん的存在で、自身もメイド業に勤しみながら、学院のメイドを統べる恐ろしい人物。炊事、洗濯、掃除、裁縫、なんでもこいの超人であるが、下ネタ大好きという一面を持つ。
美人秘書
ユーリ
オズワルト学院長の仕事の手伝いをする女性。時抜処理能力が高く、学院の資料作成等を一手に引き受けている。時々、怪しげな挙動を見せる。
元老院の議長
ヴェルデ
水面下で多種多様な人員を用いて計画を遂行している男。なにかを企んでいるかは不明。時々、通常の精神とは思えない一面を見せる。
~第五話より~
黒き雷を統べる者
“ツーマ”
本名は不明、“忌み子”というコードネームで呼ばれる少年。無邪気としか形容できない笑みを常にふりまいており、殺人を楽しむ人格破綻者。常に漆黒の衣を身にまとっており、右目の下にはバラの刺青がある。常識外れの強さを有する“闇精霊の使い手”の一人。得意とする属性は風(雷)、発動体は特に気にしていない。
感情亡き少女
“ユリア”
本名は不明、“人形”というコードネームで呼ばれる少女。少女というにはありとあらゆる感情が欠如している一面を見せる。常に漆黒の衣を身にまとっており、右目の下にはつがいの蝶の刺青がある。他人――生死を問わない――の記憶に干渉する能力を持つ。“闇精霊の使い手”の一人。
~第六話より~
おてんばなお姫様
エルザ=レ=エフェルテ=フォン=レイゼルピナ
レナの再従妹にして、レイゼルピナ王国の第一王女、第二王位継承者である少女。レナのことを実の姉のように慕っており『お姉さま』と呼んでいる。ふだんはおてんばで無鉄砲な女の子だが、王家としての自覚はちゃんと持っている。
~アシズ篇 Prelude~
フィラルダの市長
バドレイ
俗に言う“腐った上層部”を絵に描いたような中年男性。不健康そうな肌と禿げあがった頭部、ぽってりと出たお腹が特徴。好きな物は権力と金と女。某会議にて、エザリア=S=ミズーリーの手によって惨殺される。
謎の女
エザリア=S=ミズーリー
ヴェルデの下で暗躍しているあらゆる面で謎の女性。常に男を(性的に)挑発するような過激な服を好んで着ている絶世の美女でありながら、その人格はいっそ清々しいまでに歪んでいる人格破綻者。魔法先進国レイゼルピナでも解析できないような術式を所有しており、昶同様地球から召喚された魔術師。
~第七話~
エルザお付きのメイドさん
ミゼル
レイゼルピナ王国第一王女、エルザ=レ=エフェルテ=フォン=レイゼルピナ付のメイドさん。メイドスキルはそれほど高くないのだが、エルザが心を許す数少ない人物の一人。天然のドジっ子で、小さなミスをやらかしては、ネーナに叱られている。
近衛隊所属の麒麟児
ネーナ=デバイン=ラ=ナームルス
レイゼルピナ王国第一王女、エルザ=レ=エフェルテ=フォン=レイゼルピナ専属の護衛官。王族の守護を目的とした近衛隊に所属しており、隊内で最年少にも関わらずその実力は国内でのトップに位置する。気さくで口が悪く、性格もおおざっぱ。エルザが心を許す人物の一人で、なぜかミゼルのお目付け役のような役所となっている。
学院時代のネーナの先輩
レオン
王族の守護を目的とした近衛隊に所属する青年。絵に描いたような好青年で、宮殿の女官達の間で人気になっている。レイゼルピナ魔法学院の卒業生で、レナ達の先輩。実力も、若手の中では上位に位置する。
~第八話~
学院長のサーヴァント
ウェリス
中位階層の人間型水精霊。半世紀前にオズワルトと契約を結んだ精霊で、力の規模こそ中位階層であるが、その戦闘力は通常の上位階層を大きく上回る。オズワルトから支援を受ければ、短時間ではあるが地形を一変させるほどの力を発揮する。
学院の肉体派教師
グレゴリオ=ド=ゴール
王立レイゼルピナ魔法学院で教鞭を取っている教師。動物が服を着ているような教師で、威圧的な雰囲気と態度から生徒達からはゴリさんと呼ばれて嫌われている。しかし、高い肉体強化術式と付加の技術を擁し、非常に高い戦闘力を有している。生徒の安全を第一に考えている。
~第九話~
レイゼルピナ王国国王
ウルバス=レ=エフェルテ=ラ=カール=フォン=レイゼルピナ
現在のレイゼルピナ王国を治める国王。聖君として諸外国でも有名で、革新的な改革をいくつも行っている(王都奨学制度もその一つ)。情に厚く、また過保護なほどに子煩悩なのは、王室警護隊内や宮中で有名である。元老院の保守派議員達と、たびたび衝突している。
~第十話~
アナヒレクスの元竜騎士隊隊長
ダールトン
アナヒレクスの竜騎士隊の一部隊をまとめ上げていた人物。現在は現役を退き、後輩の育成に精を出している。幼い頃アナヒレクス領に遊びに来ていたシェリーとも仲が良く、今でもコワモテ隊長と呼ばれている。過去のレナを知る人物で、その時の影響かレナに対してとんでもないくらい過保護。
新たなる黒衣
“ノウラ”
本名は不明、“英知”というコードネームで呼ばれる少年。常に漆黒の衣を身にまとっており、声だけでは年齢はおろか性別すら判別するのが難しい。エザリアの研究に協力している。
~第十一話~
王宮の使用人頭
エドモンド
ぴっちりとした燕尾服に身を包む老人で、王宮の使用人達を束ねる人物。身長は一九〇前後で、年齢を感じさせない屈強な肉体を持つ。
話数を重ねるごとに更新していきます。
第十一話まで更新。