表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
マグス・マグヌス  作者: 蒼崎 れい
第二章:汝が力は誰が為に……
172/172

Act32:意地でも探し出す

 宿の周囲を方々かけまわって、シェリーはようやく目当ての人物を見つけた。真冬のこの時期にべったりと額に張り付く汗が、どれだけ駆け回ったかを物語っている。

「はぁはぁ、やっと見つけた……」

「シェリーちゃん、どうしたの?」

「わたくし達に何か用事がおありで?」

 薄手のカットソーにパンツスタイルの朱音と、可愛らしいフリル満載の黒を基調としたゴシックロリータのドレスをまとったソフィアは、息を切らしたシェリーにはて? と声をかける。

 朝食前のこんな時間にこんなに慌ててどうしたのか。急を要する件なのはすぐにわかった。

「実は、レナの様子が、おかしくて」

 普段のシェリーなら、ここまで息を乱すようなことはなかっただろう。乱れていたとしても、それほど時間をかけることなく整えることもできる。

 それだけ、今回のレナの症状はシェリーにとって衝撃的だったのである。

「なんか、強力な魔法、使ったみたいで。目が真っ赤になって、あと鼻血も……」

 ちゃんと伝えなくちゃいけないのに、うまく言葉をまとめることができない。あの時の情景を思い起こしながら、ただ単語を並べるだけしか今のシェリーにはできなかった。

 それでも、二人の魔術師にはちゃんと伝わった。それと同時に、二人は悔しそうにキッと眼尻を釣り上げる。

「レナちゃんが、ねぇ……」

 朱音はそうつぶやきながら、明後日の方角に視線を飛ばす。

「これなら、早朝の街の散策なんてするべきではありませんでしたね」

 それに続いてソフィアも眉間をおさえてそうつぶやいた後、朱音と同じ方向を見やった。

 二人の反応を見て、シェリーの顔から一気に血の気が引いた。まさか、そんな……。きびすを返し、シェリーはレナの部屋へと一目散に走り出す。朱音とソフィアも、シェリーを追ってレナの部屋へ急いだ。

 一階から二階まで、踊り場を挟んで二歩で駆け上がったシェリーは、開きっ放しになっていたレナの部屋へと駆け込む。そして、壁にもたれかかってそのままへたりこんだ。

 レナの姿は、部屋のどこにもなかったのである。二人の反応から九割方予想はできていたはずなのに、実際に空っぽの部屋を見ると足元からすっと力が抜けていってしまった。あんな立っているのもつらそうな状態で、いったいどこへ行ってしまったのだろう。

 少し遅れてやってきた朱音とソフィアに、シェリーはねぇと問いかける。

「レナ、どこに行ったか、わかりますか?」

「ここから北の方。それ以上はさすがにわからないわ」

「そうですわね。先程から風精霊(シルフ)で広域探査を行っていますが、既に探知圏外にいるようです」

 朱音もソフィアも、ここに来るまでにレナの気配がどこかずっと探し続けていた。しかしやはりと言うか、詳しい位置までは特定することができなかった。

 軽く早朝の鍛錬を終えた二人は、朝食までにまだ時間が合ったために街中を散策していた。その最中、レナの気配が北に向かって飛んで行ったのを察知していたのである。その時はなんとも思わなかったが、少し考えればこれがおかしい状況ということがわかったはず。

 なぜあの時気付けなかったのか……。朱音は掌に爪が突き刺さるほど拳を強く握り、ソフィアは削れるほどに奥歯を噛みしめる。

 広域探査では探しきれなくとも、追跡用の術式を用いればレナの現在地ならすぐに特定できていただろうが、今となってはもう遅い。唯一の方法はといえば、レナが向かったと思われる方角に進みながら広域探査か魔力察知で探すという最も効率の悪い手段だけである。

「それでシェリーちゃん、レナちゃんがどっか出て行っちゃった原因って何なの?」

「レナの話だと、アキラが居なくなったらしくて、探してたって……」

「ソフィアさん」

「もうやっています」

 その名前を聞いた瞬間、ソフィアは既に広域探査の術を使っていた。この建物内のすべての部屋の景色が、視覚情報となってソフィアの脳内に殺到する。しかし、その中に昶の映っている部屋はなかった。

 ソフィアは更に左目の眼帯を外す。アイスブルーの美しい右目と正反対に、左目は極彩色の瞳が強烈な存在感を放っている。いや、果たして本当に存在感だけなのだろうか。まるで全身の産毛を撫でられるような感覚に、朱音とシェリーは身を震わせた。

 いや、この左目は何か特殊な術式の込められたものに違いない。赤、青、緑、黄、が波紋のような模様を描き、それが刻々とその模様を変化させているのだから。

「全ての精霊を指揮下に置く魔眼です。少々強すぎるので普段は封じているのですが……」

 まるで兵士に号令をかける女王のように、ソフィアは掲げた腕を振り下ろした。

「これなら例え完全に気配を経っていても探知できます。朱音さんも含めて」

 そう、二人の感じた感覚は間違いではない。シェリーは普段無意識的にまとっている火精霊(サラマンドラ)がソフィアに奪われたことが、その不気味な感覚の正体なのである。

 霊的な力と同様に精霊を肌で感じられる朱音も、普段には見られない精霊の挙動に気味の悪さを感じる。人間にこれだけ強力に精霊を従えることができるのかと、正直信じられない気持ちである。

 更に続けて、ソフィアの探索魔法が身体中の肌をなめまわったのがわかった。今まで感じたことのない感覚、精霊を通して何かを探しているという意図も薄くはあるものの感じ取ることができる。なるほど、これは相当に強力そうだ。そんな感覚が続くこと長く三呼吸分くらいだろうか、ソフィアは眼帯で極彩色の左目を覆う。とたんに這い回っていた探索術式の気配と隷属とさえ言える精霊の支配も途切れた。

「とりあえず、この建物の中には居そうにありませんね。彼の部屋、客の居ない空き部屋みたいになっています。手荷物類もないようですし、単なる外出とは思えないのは確かです。しかもご丁寧に、掃除もしてあります」

 全ての部屋を直接()て確認しましたが、とソフィアは軽く深呼吸する。嘘、ではないだろう。たったいま肌で感じた、無数の目に全身くまなく見つめられるような感覚。あれから逃れる術は手持ちにない。

 空気の存在する空間にいる限り、あの探索術から逃れる術はない。ソフィアの支配する空気の満ちた空間から、物理的に完全に切り離すことができれば可能かもしれないが……。

 そしてソフィアの言葉を確認するため、朱音達は昶の部屋の確認に向かう。一縷の望みとかそんなものではなく、居ないことを確認するためである。

 鍵はかかっていなかった。ききぃと乾いた音を立てて開いた扉の向こうは、客人のいない無人の部屋。空虚をはらんだ冷たい空気が、さっと頬をなでた。

「…………ごめんね、なんかうちの弟が」

 無力感が朱音の手足にまとわりついて、底なし沼に引きずりこもうとしてくる。今回も、やっぱり弟のこと全然わかってなかったなぁ、と。大事な時に限って。朱音はシミ一つない天井を見上げて、小さく息を吐くのだった。

 そして、へこむのはここまで。感傷的な気持ちはさっきの吐息に乗せて吐き出した。これからは昶とレナをどうやって探すか、現実的な手段を手短に考えて実行しなければならない。

「過ぎてしまったことを言っても仕方ありません。まずは二人の居場所を特定する方が先です」

「えぇ、わかってる。シェリーちゃん、最近の昶かレナちゃんにどこか変なところはなかった?」

「変なところ、ですか……?」

 朱音に心当たりを聞かれて、シェリーはここ数日のことを思い返す。しかし、昶にもレナにも不審な点は思い浮かばない。あえて挙げるとすれば、マギア・フェスタに出発した日頃から昶と居る時間が少なくなっていったくらいだろうか。いや、それじゃまるで……。

「そういえば、最近あまりアキラとは顔を合わせていないような気が」

「つまり、前々から準備を進めていた……ということでしょうか?」

「いえ、そこまでは。でもアキラと会ったのは一昨日が最後で、昨日は会ってないです」

 ソフィアの発言に、そこまで確証は持てませんけど、と付け加えた。しかし、朱音やソフィアの探索術式までも警戒したと思われる手際から、あるていど計画されていたと思って然るべきだろう。

 ついでに言えば、それをバックアップしている連中の存在も見え隠れしている。いくらこの世界で魔術師の力が突出しているとはいえ、一人では何もできないのはどの世界でも同じこと。

 その点はソフィアも感じている。

「当面は、手引きした人物ないし、組織があると考えたほうが良さそうですね」

「まあ、それも全部ほっぽりだして、今はレナちゃん探すほうが先決ですね。で、それでちょっとソフィアさんに提案があるんですけどね」

 昶の部屋のベッドに腰を下ろして話し始める朱音とソフィア。レナの捜索については二人に任せることにして、シェリーは何か食べるものを持ってこようと食堂へ向かった。何をするにも、まずは腹ごしらえをしないと始まらない。




 宿から飛び出してどれくらい時間が経ったか。太陽はまだ頂点まで達していないので、お昼は過ぎていないだろうが。

 具体的な距離はぼんやりとしていてつかめないが、七割くらいまでは来ていると思う。当初は昶へと焦点を絞っていた広域探査の秘術だが、絶えず動き回るものを目標にしていてはすぐに見失ってしまう。今レナが目標にしているのは、網膜に映し出される『場所』であって、昶の『霊力』ではない。そもそも今の昶はレナに探されることを警戒して、体外に放出される力を全て遮断しているのだから、気配で探すなんて真似は土台無理な話なのだ。

 自分の目に映し出される景色の場所の大まかな方角と距離がわかる魔法なら、もっと大きくて動かないものを目標にすればいい。今のレナの目には、小さな泉に浮かぶ巨大な鋼鉄製の船が映し出されていた。

 今のメレティス王国の技術力をもってしても、こんな鋼鉄の船を空に浮かべるのは不可能だろう。それに加えて、船首と船尾に配置されたパイプが二本突き刺さったような箱は、恐らく大砲の一種。どのような機構なのかは想像がつかないが、少なくともこれが兵器の一種なのはその威圧感が証明している。

 昶の魔術を初めて見た時のような未知の恐怖が、レナの胸中で渦巻いていた。

「……うぅぅ、んん」

 いけない、目の奥と眉間に鈍い痛みがずぅぅんと響いている上に、口の中には鉄さびの匂いが広がっている。ついでに言えば、ブラウスの首元は鼻血で赤黒く染まっていた。たぶん、今この瞬間もじわりじわりと赤黒いシミは広がっているのだろう。

 近く範囲を絞ったおかげで痛みと鼻血はかなり抑えられているけど、さすがに長時間続けば感覚もおかしくなってくる。自分はなんでこんなことをしてるんだっけと、意識が途切れそうになったのも一度や二度ではない。それでも、諦めきれない強い思いだけが、レナを突き動かしていた。

 くらくらする頭を抑えつつ、レナは眼下に広がる樹海へ目を向ける。あの金属製の船は、一隻分が収まるくらいの小さな泉に浮かんでいた。小さいとは言っても一般的な港と比べてであって、泉のサイズ自体はそれなりに大きい。直径で言えば一〇〇メートル以上はあるだろうか、それだけの大きさなら上空からでも確認できるはず。

 自分と自分の()ている視界との距離が縮まっているのは、体感でわかる。だから、そろそろ見えてきてもおかしくないはずなのだ。絶対に見つけてみせる。

 息が辛くなって鼻の中に溜まった血を拭おうとするも、手首の袖は左右ともに粘つく液体で赤く染まっている。まだ白い肘のあたりで鼻血を拭い、レナは樹海の中に穴は──木々の切れ目がないか注視する。だが、それらしき場所は見当たらない。

 まだ少し距離があるのだろうか? 少なくともまだ前の方にあるのは確実だが、だとしても何もないのは不自然な気がしてならない。この辺りは高低差の少ない樹海が広がっているので、木々の切れ目──それも一〇〇メートル以上もある大穴ならわかりそうなものなのだが……。

 そう思った時だ、違和感の正体が何の前触れもなくやってきたのは。

「えっ? あれ!?」

 鋼鉄製の船を映し出している視界が、急に後ろの方へ移動したのである。レナは空中で静止し、付近の様子を確かめる。しかし、あの船が降りられそうな場所は見当たらない。

 レナは少し速度を落として、いま来たルートを逆にたどってみる。するとやはり、船を映し出している視界が前方から後方へと移動したのだ。間違いない、この下に昶がいる。

「じゃあこれは、結界の類?」

 少なくとも、景色を欺瞞する結界が張られているのは間違いない。物証は何もないが、確信はある。レナはなんら躊躇(ちゅうちょ)することなく降下を始めた。この先に昶がいるのだ、逸る気持ちを抑えることはできない。

 変化はすぐに現れた。木々の先端に足が触れるかどうかという高さまで降下すると、突如として視界にモヤがかかったかのように白く染まったかと思うと、目と鼻の先に円形の穴が姿を現したのである。ここで間違いない。

 円形の穴に向かってゆっくりと飛行を再開する。だんだんと目の前の視界と、もう一つの視界の景色が重なり始める。

 見つけた、見つけた見つけた見つけた、見つけた!

 半日以上の時間をかけて、ようやくレナはたどり着いた。泉に浮かぶ鋼鉄製の船、周辺には木々の下に隠れるように、木製の建物がいくつも並んでいるのも見えた。ということは、人が住める環境はあるていど整えられているのだろう。

 しかし、レナはその強い思いのあまり忘れていることがたった一つあった。

「どうやってここを見つけたかわからないが、抵抗せずに我々についてきてもらおうか」

 ここは敵地のど真ん中であるということを。




 時間は戻り、朱音とシェリーが朝食をとり終えた頃、二人は普段着の上に更に厚手のコートを羽織り、臨戦態勢を整える。

「とりあえず、シェリーちゃんは昶とレナちゃんのこと先生に伝えて大会に専念して。何かあれば、その式神で呼び出すこともあるかもしれないから、肌身離さず持っててね」

 他にも何かあればそれを目印にして連絡とばすから、と朱音は護符を一枚シェリーに渡す。もっとも、朱音とソフィアがいれば他の者を呼ぶような事態はまずありえないので、実質的に状況報告用である。

「はい。あの、二人のこと、よろしくお願いします」

「言われずとも、そのつもりです」

「私としちゃ、弟のことだしね。大丈夫、何としても見つけるから」

 シェリーを見送ったところで、二人の顔が柔和な笑みが消える。シェリーを安心させるためにああは言ったが、結局のところスマートな方法はない。泥臭く、可能性の有りそうな範囲を全て捜索するだけ。

「どうします? 学院の先生にも協力してもらいます?」

「その必要はないでしょう。普通のマグスとは少し雰囲気は違うようですが、わたくしと朱音さんがいれば十分ですし。それに生徒は他にもいますから、こちらに労力を割いていただくわけにも参りません。それに……」

 と、ソフィアは一拍おきつつ眼帯に触れ、

「この世界の探索系の術に、わたくしや朱音さん以上の効果があるとも思えませんし」

 と付け加える。二人以上の広域探査の術式を持っているならば、ぜひともご協力願いたいところではあるが、それは望み薄だろう。今は先生達を訪ねて回る時間すらも惜しい。

 とにかく行動を始めなければ始まらない。二人は活気の出始めた街から出ると、レナの飛んでいった北方へ向かった。地上を疾走する朱音と並走するように、ソフィアは低空を飛行する。まずは二人の探知圏外まで移動しないと始まらない。とはいえ、その道中にもいないとは限らないので、

「お願い、二人を探して。天燕(アマツバメ)!」

 走りながら、朱音は八枚の護符を空中へ解き放つ。護符は鳥のような形へ姿を変え、四方八方へと散らばってゆく。

 とりあえずの方針としては、ソフィアが過負荷なく捜索できる範囲を風精霊(シルフ)を使って、その範囲外を朱音の式神で捜索することとなった。

 どれだけの時間がかかるかわからないものの、時間と捜索範囲を考慮すればこれが最も効率的な方法だろう。二人共こういった捜索系の術は不得意とするところであるが、致し方ない。

 ソフィアは風精霊(シルフ)の力で、朱音は大鷲(オオワシ)と呼ばれる大型の式神の背中に乗って、ゆっくりと北に向かって移動している。体感で一時間ほどになるだろうか、移動速度が遅いのもあってずっと同じ景色が続いているように思える。

 どこまで行っても木と崖しかなくて、自分の位置がわからなくなりそうだ。辛うじて魔力の気配が背中の方で遠ざかっていくのだけが頼りである。

「ねぇ、ソフィアさん」

「何かしら? 朱音さん」

 頬を切る風が冷たい。それなりの高度を飛び続けているのもあり、厚着をしているとは言え指先がかじかんできた。白く煙る息で指先を温めながら、朱音は隣を飛行するソフィアに問いかける。

「正直、見つかると思います? まあ、見つけるまで続けるつもりで探してるんですけど」

「同じです。どれだけ困難でも、見つかるまで探し続けるだけです」

「すいません、ちょっと弱気になってました。そうですね、草の根分けてでも探すだけですよね」

「えぇ。二人共多感なお年頃ですからね。後進を導くのも、(わたくし)達の仕事です」

 ソフィアの言葉に元気をもらい、朱音は両の頬を叩いて気合を入れ直す。そうだ、どれだけ時間がかかろうと、探し出すだけだ。

 とはいえ、決して不可能とは二人共思ってはいない。まず昨日、昶が術を使った形跡はない。いくら優秀な術者でも、術を使う瞬間だけは体外に霊力を放出しなければならない。それがなかったということは、式神や肉体強化によらない手法でしか移動できない。

 同じくレナであるが、慣れない捜索系の術を使いながらの飛行だ。図抜けた魔力を持っているとは言え、体力と身体はそれについて来れないだろう。

 つまり二人共、ソフィアや朱音が移動可能な範囲にいる可能性が極めて高いのである。方角がわからなければ八方塞がりであったが、幸いにもレナが飛んでいった方向だけは判明している。もっとも、そこに昶がいなければメルカディナスを中心に周辺地域をしらみつぶしに探すしかないが。

 捜索範囲を広げつつ、二人は更に北上する。最後まで希望を失わず、強い誓いを宿して。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小説家になろう 勝手にランキング
ポチッとしてくれると作者が喜びます
可愛いヒロイン達を掲載中(現在四人+素敵な一枚)
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ