第一話 新たな門出 Act08:恋情交差
その後、食事を終えたアイナが退室したところで、気まずい雰囲気のむんむん漂っていた夕食にやっとこさ平穏が訪れた。
二人がなぜあんな険悪? なムードなのか、無論誰にも思い当たる節はない。
「…ア、アキラ。それで、“こうくうき”の話…なんだけど!」
「悪いリンネ。今日は疲れたから、明日にしてくれ。それじゃ」
「…ぅん、わかった。また明日」
「おっつかれさ~ん」
少し後ろめたさを覚えたが、あまりレナを待たせるわけにもいかない。
この寒空の下、ずっと外にいて風邪でも引かれたら、明日のテストにも差し支える。
昶は食堂から出ると、レナの魔力を探して周囲に気を張りめぐらせた。
「外庭って、城壁の上じゃねぇかよ」
雪で滑らないように注意しながら、昶は軽く走って外庭の端の城壁までたどり着いた。
「確か、まだ城壁の補修してる所があったよな……」
薄暗い夜の中、小さな大松の明かりを頼りに修復中の城壁に向かう。
幸いにも作業はまだ終わっておらず、足場を伝って楽々と城壁の上まで来ることができた。
「待ったか?」
なんでこんな所に、という場所にレナはいた。
短い時間ではあったが、頭や肩にうっすらと雪が積もっている。
「ううん。そんなに待ってない」
昶はレナの傍らまで歩み寄ると、レナと同じ方向に目をやった。
創立祭の戦闘で使えなくなった道路はほぼ元通りに修復されており、来週からはいよいよ使えるようになる予定だ。
これで急場しのぎの竜籠による空輸から、荷車を用いた陸路の大量輸送が可能になる
竜や飛行術を使わねば外出すらままならなかったが、ようやく普通に街に繰り出せるようになった。
「二週間、ありがとね。ずっと、あたし達の練習に付き合ってくれて」
「気にすんな。お前ら見てると、危なっかしいからさ。全部バラしてスッキリして、気になったところ全部教えられてよかったと思ってるよ」
レナが切り出した話は、先ほど食堂でしていたものと大きく変わったものではない。
二週間の猛特訓がどれだけの成果を上げたかは不明であるが、なんとか完敗だけは防ぐことができた。本当なら勝ちに行くつもりだったのに、と。
しかし、それだけのわけがない。それだけの理由で、こんな場所まで呼びはしないだろう。
「で、俺を呼んだ本当の理由はなんだ?」
いつもなら、こんな回りくどい話し方をするレナじゃない。
それに、レナとの間に今更遠慮は無用だ。
昶はレナの真意を確かめるべく、直球勝負で問いかけた。
「やっぱり、わかっちゃうんだ」
横目でちらりと見てくるレナの顔は、少し嬉しそうだった。
その反面、寂しそうな声音に昶の胸が痛む。
なにか、悲しいことでもあったのだろうか。
とたんに、レナを心配する気持ちが昶の中で大きくなった。
「そりゃ、五ヶ月近くもサーヴァントやってんだ。双輪乱舞で、心まで直結させたこともあったしな」
「ふふふ。それもそうね」
まただ。笑っているはずなのに、中身がないように感じる。
「……もう使わねぇよ。俺が暴走しても繋がったままで、苦しかったんだろ」
「でも、あれがなかったら、あたしは全然戦えていなかった。だから、あの時はあれでよかったの。あたしでも、役に立てるんだって思えた。だから、感謝こそすれ、恨んだことなんてないわ」
──だから、なんでそんな悲しそうな声してるんだよ。
昶にはわからない。
まるで編入したてのアイナのように、本音を隠しているような気がしてならないのだ。
声音と表情が合致していない。双方が相反する感情を表しているために、それが強烈な違和感となって昶の感覚を揺さぶってくる。
これはおかしい、と。
「そうね。最初から言おうと思って呼んだんだし、言うわ」
レナは氷点下の冷たい空気を吸い込むと、背筋を正して昶に向き直った。
「この二週間、みんなに手伝ってもらって、図書室で本を探してたの」
「本?」
意味がわからず、聞き返す昶。レナは頷きつつ、次の言葉を紡ぐ。
「あんたが異世界から来たって、みんなに教えたじゃない」
「あぁ」
不安でいっぱいだったが、信じてくれたみんなの心が嬉しかった。
蔑まれる程度は覚悟していたのだが、予想に反して呆気なく受け入れてくれたのだ。
あの時は、本当に嬉しかった。
「だからね、勉強会の合間に、一緒に図書館で調べてもらってたの」
「なにを?」
「……あんたを、帰す方法がないか」
「レナ…………」
ただでさえ忙しい中、そんなことまでしてくれていたのか。
なんだかんだで、レナは根っこの部分で優しい。
昶の胸中で、じわりと温かいものがにじみ出てきた。
「普通の学校にはないような魔法指南書とかもあるから、もしかしたらって思ったんだけど。見つからなかったわ。ごめんなさい」
「謝るようなことじゃねぇよ。むしろ、こっちこそテスト中に負担かけて、悪かったって謝るべきなのに。ったく、ありがとよ」
レナの頭の雪を払ってやり、昶はその上をぽんぽんと撫でてやった。
途端にぶわっとレナの頬に赤味が差し、両肩をすぼめて縮こまってしまう。
寒さで元から白い肌が更に白くなっているので、頬の赤がよく映えて可愛らしい。
「っとにもう。は、恥ずかしいじゃない」
「確かに。顔真っ赤だもんな」
「うぅ、うるさい!」
恥ずかしがってはいても、拒むようなことはなかった。
むしろ心地よさげに、レナは目を細めて撫でられている。
そんなレナを見ていると、不意に先日の外出時のことを思い出した。
自分を帰す方法を探してくれるのはありがたいが、その前にどうしても聞かねばならないことがある。
「ところでさ」
「うん」
「レナは、俺が元の世界に戻ること、どう思ってるんだ?」
「ずっと言ってるでしょ。一人でも心配してくれる人がいるなら、帰った方がいいって。帰れる場所があるんなら、そこに帰るのが普通よ」
以前にも聞いたことのある台詞が、つらつらとレナの口から語られる。
だがそれは、この前かまくらの中で聞いたそれとは、全く違っていた。
レナの言葉はあくまで建前であって、本音ではない。いや、厳密にはそういう思いも確かにあるが、それが一番ではない、と言った方が正しいだろう。
嘘をつくのが苦手ですぐ顔に出るレナが、本当に思ってもいないことをつらつらと言えるわけがない。
「でもお前、この前寝言で『どこにも行かないで』って、言ってたぞ」
「っ!?」
あからさまな動揺を見せた。まるで昶の手から遠ざかるように、レナは一歩後退る。
「本当は、俺に帰って欲しくないんじゃないか?」
「それは……」
レナを追って、昶も一歩踏み出した。
しかし、昶が一歩前に出るたびに、レナも一歩下がる。
たいして広くもない城壁の上で、レナはすぐ行き場をなくしてしまった。
振り返れば、肘の辺りまである壁の向こう側に、学院の姿が見て取れる。
「来ちゃダメ!」
レナは自分の胸に手を置きながら、必死に叫んだ。
あまりに懸命なレナの姿に、昶は思わず立ち止まる。
自分に否があるとはいえ、知られてしまっていたなんて。
だったら、もう自分にも、昶にも甘えてはいけない。
本当はここまで言うつもりはなかったけど、こうなってしまっては、もう伝えるしかない。それが、お互いのためになるのだから。
「確かにあたしは、あんたに帰って欲しくないって、そう思ってる部分はあるわ。何度も助けてもらったし、あたし自身も変われることができたんだもん」
一番最初は、どこからともなく現れたトロール鬼だった。
それから、第三級危険獣魔フラメル、暗黒魔法の使い手“ツーマ”、フィラルダでのエルザの誘拐事件もあった。創立祭の襲撃、シュタルトヒルデでも助けられ、そしてエザリアとも。
昶がいなかったらと思うと、ぞっとするような目に何度遭ったことか。今、レナがこうしていられるのは、間違いなく昶のお陰だ。
しかし、
「でも、だからって昶をこれ以上巻き込むなんて、そんなのできない。自分の世界に、ちゃんと心配してくれる人がいるんでしょ? なら、戻らないと。戻ってあげないと。まだ戻れる可能性、会える可能性だってあるんだから」
居て欲しいというのは、単なる自分のワガママに過ぎない。
痛む胸を懸命に押さえて、レナは言葉を続けた。
「なんで」
「え?」
「なんで、そこまでして、俺のこと」
これまでにも、同じようなことを何度か言われたことがある。
正直に言えば、元いた世界には未練がある。進んで帰る気はないと言いつつも、生まれ育った地を求めている自分がいる。
だが、それをレナに言ったことはないし、なにより必死さが昶にはわからなかった。
なぜそうまでして、自分を帰してくれようとしているのか、その原動力が。
「あたしは、もう逢えなくなっちゃったから。だからわかるの。自分の大事な人と、もう、二度と逢えなくなる悲しみが」
昶の問いかけに、レナも真剣に答えた。
思い出すのは、失ってしまったあの日のこと。純白を染める、赤い景色。
自らの手の内で、冷たくなっていった、もう二度と逢えない人。
あんな思いは、他の誰かにして欲しくない。
それも、その人の知らないところで起こったりしたら、いくらなんでも残酷すぎる。
昶のことを心配してくれている人なら、なおさらそうなって欲しくない。
「あたしは、アキラが好き。大好き!」
レナは改めて、自らの気持ちを昶に告げる。あの時とっさに出た言葉を、自らの意思を以て。
だが、不思議と昶の心は揺れなかった。
なぜなら、自らの思いを告げているはずのレナが、今まで見たこともないほど苦しんでいたのだから。
「でも、だからダメなの! これ以上あんたを好きになっちゃったら、元の世界に帰してあげられなくなっちゃうかもしれない! あたし、そんな風にはなりたくない。そんなイヤな人に、なりたくない……」
まるで昶が近付くのを拒むかのように、キュッと目を閉じて打ち震える。
エザリアとの戦いから目覚めたあの日、あれだけ唇を熱く交わしたのに。
あの時抱きしめた、華奢で小さくとも勇敢な身体が、今はこんなにも遠い。
手を伸ばせば届くはずなのに、触れることにすら恐怖を感じる。レナの決意を、壊してしまいそうで。
「最近、ずっと考えてた。アキラのこと。一緒にいたら楽しいし、安心するし、胸がぽかぽかする。でも、でもね……。そんな中に浸かってたら、あたし、そんななりたくない自分になっちゃう。だから……」
「なら、私がアキラさんとそういう関係になっても、大丈夫ですよね?」
突然降ってきた第三者の声に、二人は上を見上げた。
「レナさんがアキラさんと付き合う気がないなら、私が付き合ってもいいんですよね?」
緩やかに高度を落としながら、アイナは城壁の上に危なげなく着地した。
まさか誰かに聞かれると思っていなかったレナは、アイナを凝視したまま固まってしまう。
「アイナ、どうして……。なんで、ここにいるの?」
「魔法の練習、してました。このままじゃ、ダメだと思って。レナさんには、負けてられませんから。そしたら、なんとなくレナさんの魔力を感じた気がして、来てみただけです」
いや、聞きたいのはそれではない。
レナが知りたいのは、なぜアイナがここにいるかではなく、なにをしにここへ来たかだ。
もっとも、それもわかり切っていることだが。先ほどのアイナの言葉が、それを如実に物語っていた。
アイナはキッとレナの目を見つめると、改めて繰り返した。
「私、なにもせずに後悔はしたくないんです」
アイナは先ほどまでいた光景を思い浮かべながら、思いの丈をレナへとぶつける。
「例え最後には別れなきゃならなくなっても、それまでアキラさんと一緒にいたいです。だって……」
寄り添うレナと昶を見たとき、胸の奥がキュンと悲鳴を上げたのだ。
なぜ、昶の隣にいるのが自分ではないのか。自分であってはいけないのだろうか。
あの場所に、自分が居たい。例え、他のどんなものを犠牲にしてでも。
その時、アイナはようやく確信したのである。
「私も、アキラさんのこと、大好きですから」
やっぱり昶に抱いている“好き”という気持ちは、特別な“好き”だったのだと。
家族や友人に対する好きなら、こんなに胸が痛むはずがない。
痛くて痛くて、死んじゃいそうなくらい痛くなるはずがない。
リンネに貸してもらった恋愛小説のヒロインみたいに、気持ちを伝える事が難しくとも、腕を組むことに躊躇いがあったりもしない自分であるが。
昶が大好きだ。
「レナさんは『心配してくれる人』『大事な人』って言ってますけど、私には、アキラさん以上に大事な人はいません。なんなら、私も一緒にアキラさんの世界に行ってもいいって、本気で思ってます」
アイナは見せつけるように、昶へとしなだれかかった。昶の胸のシャツを強くにぎり、そこへ顔を埋める。
「アキラさん。私も、アキラさんのこと…………」
「……だめ」
顔を上げ、アイナは昶を見つめる。昶の顔が、すごく赤くなっていた。
自分がこんなことをしたせいで、ドキドキしてくれたのだろうか。だとしたら、とても嬉しい。
さっきまではあんなに辛かった胸が、今は幸せ過ぎて痛みを訴えている。
胸の奥が、身体の中心が、トクン、トクンって高鳴っているのがわかる。
「レナさんよりも、ずっと、ずっと…………」
「だめだって」
アイナは意を決して、昶の首に腕を回した。
なにもせずに後悔したくないという、自分の言葉を証明するのかのように。
「やめてぇぇぇぇえええええええええ!!」
「────────大好きです────」
つま先立ちしたアイナは、昶の唇に自分のそれを重ねる。
今までにないほどの幸福感が、まるで電流のように全身を駆け巡った。ただ唇を重ねるだけの行為なのに、嬉しい想いが止まらない。
際限なしに心臓が高鳴って、どうにかなってしまいそうだ。
「う、うぅっ!!」
気付いた時には、レナの身体は拒絶していた。あんな光景、これ以上見ていられない。見たくない。
もう耐えられなかった。
レナは城壁から飛び出し、杖にまたがって寮の方へ行ってしまう。
「レッ、んん!?」
呼び止めようとする昶であるが、アイナはその唇を強引に塞ぐ。
息が苦しくなるほど長い口付けを経て、アイナはようやく昶から離れた。
「……アイナ」
「私、もう逃げません。レナさんからも、自分からも。だから、アキラさんも、ちゃんと私を見てください」
アイナもタンッと軽やかに飛び出すと、寮の方へ向かって飛んでいってしまう。
レナとアイナ、二人からの告白にどうしたらいいのかわからない。ただ一つ言えることは、二人の関係が険悪なものにならないで欲しい。
今考えられるのは、それだけだった。
ただ、二人の気持ちは確かに伝わった。
好きでありながら、自分の身を案じ元いた世界に帰してくれようとしているレナ。
一方で、例え別れることになろうとも、一緒にいたいと言ってくれたアイナ。
しかし、元いた世界に帰れるかすらわからない昶には、覚悟の決めようがない。
この世界にとどまると決めて二人の想いに答えるべきか、それともやがていつかはと帰る日を夢見て自分を律すればいいのか。
「ほんと、どうしろってんだよ」
ただ昶の唇には、まだアイナの感触が残っていた。
が、昶の受難はまだ終わってはいなかった。
「あ、お帰りなさいませ」
部屋に戻った昶を出迎えたのは、男子寮のむさ苦しい男友達ではなく、
「あのぉ、どちらさまでしょうか?」
「キャシーラ=クラミーミャと申します。ライトハルト様の御命令で、本日よりアキラ様のお世話をさせていただきます」
キャシーラと名乗ったメイドさんであった。しかもかなり美人の。
身長は昶よりやや低いが、一七〇はある。プラチナブロンドの髪は短い三つ編みで、翡翠色の瞳をうっとりとさせていた。
「竜籠の手配が整わず、学院に来るのが遅れてしまいまい、申し訳ありません」
「いえ、それは別にいいんですけど、お世話って……」
「はい。色々と、慣れないことがおありでしょうから。なにかわからないことがあれば、いつでも呼びつけて頂いてかまいませんので」
キャシーラはベッドメイクを終えると、そのまま昶の隣を通って部屋の扉を開け、
「なんなら、夜のお供に呼んでいただいても、キャシーラは一向にかまいませんので」
最後に不穏な言葉を残して出て行った。
部屋を見回せば埃は一つも見あたらず、丁寧に掃除されているのがわかる。
かなり長い時間いたのか、香水らしき香りが残っていた。柑橘系の甘酸く爽やかな香りが、鼻腔を軽く撫でる。
「はぁぁ、もう寝よ」
考えるのも面倒になった昶は、蝋燭の明かりを消してベッドに飛び込んだ。風呂は…………もう今日はいいか。
とにかく早く眠ってしまいたい。
もやもやとした気持ちに埋もれていくように、昶の意識は暗闇の底へと引き込まれていった。
──あのお方が、クサカベアキラ様。本家のような混じりっけのない、本物の…………。あぁ、キャシーラは、キャシーラはもう!
扉を一枚挟んだ向こう側では、キャシーラが悦に浸っていた。
初めての人、初めまして。久しぶりの方、お久しぶりです。懲りもせずに新作の投下を始めてしまった自称どっさり投稿魔こと、蒼崎れいです。
そんなわけで、第二章:汝が力は誰が為に……。いよいよスタートしました。最近読み切り形を書きたくて書きたくて、長期連載物書いてることを後悔し始めてます。まあ、後悔はしてないんですけどね。ただ、大学卒業するまでに二章を終わらせる自信がありませんが、まあ頑張ります。
さて、今回の話ですが、なんか、あれです。「これ私が知ってるのと違う」とか言われそうな気がしてなりません。自分でもそう思うんだもん。なんか、第二章は超シリアスになりそう。でも大丈夫。ちゃんとラブコメするから。今回、レナの葛藤が激しいです。好きな気持ちに気づいていながら、それ以上近付いちゃいけないって線引いて、でもアイナには取られたくない。そういうレナの思いが描けていたら、嬉しいです。
あと、またしても新キャラ出ましたね。キャシーラ=ラクミーニャ。この人が今後、どのように昶とその周辺をかき乱していくのか、ご期待ください。
さて、全然関係ない話なんですけど、マグス・マグヌス外伝、朱音の悪鬼調伏譚(朱譚)、膨大な設定あまりが生じておりまして、誰か短編でもいいから中等部・高等部の話を書いてくれないかなーとか思ってます。
そして、マグス、朱譚両方とも、イラスト随時募集中です。てか、むしろ描いてください。
さて、それでは今回、この辺でおさらばということで。それでは、また次話でお会いしましょう。ちょこっとだけ言うと、次の舞台はレイゼルピナ北西地区にある某領地です。どんな話にするか次はもう決まってあるので、首を長くして待っていてください。それでは。