産地あるある
掲載日:2023/12/29
平成の大合併の少し後の話です。
当時私は埼玉県の深谷市によく出張していました。
深谷はネギが有名です。
土産に買って帰ろうかと出張先の社員さんにネギの話を振ると、先だっての合併で深谷市になった何処其処のネギは買うなとか色々聞かされました。
なんか土とか違うらしい。
スーパーなんかでは同じ深谷葱として売られているから見分けがつかないとか。
「まあ、この辺で買えば大丈夫だから」(出張先の周りは一面葱畑と養鶏場しか無かった)
という事で帰り途近辺をグルグル廻ってみるも直売所の一軒も無し。
その日は諦めて養鶏場の自販機で双子玉子(黄身が2つ入ってるヤツ)のパックを買って帰ったのですが、なんか腹が立ったので次に出張した時文句を言いました。
「この辺で買えっても、売ってる所が何処にも無かったんだが。何処で買やいいのよ」
「ごめん、そういやいつも近所から貰ってるからネギ買った事無えや」
「あー、俺も買った事無えな」
「俺も」
「俺も」
「うちは作ってるから」
「うちも親が」
「俺も無い」
「……これだから産地は……」




