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確かに俺は最強だった。  作者: 空野 如雨露
第二章 王都編
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第二章 36 対人戦闘


次に目を覚ますと、俺は冷たい石造りの床の上で横たわっていた。

真っ暗で何も見えないんだが、今は朝か?それともまだ夜なんだろうか?

声を出そうと思ってもご丁寧に俺の口には布が噛ませてあり、もごもごと声にならない息が漏れるだけで終わってしまった。

こんな状況なんだから当然と言えば当然なんだが、手は後ろで縛られ足も何かと鎖で繋がれるという徹底的な拘束ぶりだ。

まいったな、まさしく打つ手なし。八方塞がり、万事休す。

なんでまたこんな捕らわれのお姫様みたいな状況になっちゃったんだかなぁ。


えーと、確か最後に見たのはいけ好かないおっさんの気持ち悪い笑顔だったかなー?

そっかー、あいつかー。

気を付けようとか思ってたはずなのに、見事にやっれちゃったかー。

こりゃこの後も絶望的な展開が待ってそうだぞぉ!


「もごごご!もごごがご!!」


どうにか抜け出せないかともがいてはみたものの、まさにまな板の上のコイって感じだった。暗くて見えないけど。

やれやれ、ぴちぴちと跳ねる様は我ながらうまく表現できたと思うんだけどなぁ。暗くて見えないけど!

さて、ここまでやっておいてなんだが、遊んでる場合じゃないな。

俺を誘拐してどうする気かは知らないが、こんな大それたことをやってしまったんだ、もう後には引けないだろう。

俺はユエルという貴族の家に後ろ盾を頂いている身だ、その俺を殺すだなんてハイリスクノーリターンな事は流石にしないとは思うけど…。

いや、分からないか。

俺にとって価値がなくても、それが他人も同じとは限らない。

もし俺が象徴として機能するとしたら、それを面白く思わない奴は確かに居るだろうな。

まいったな、命の危険が現実的なものになってきたぞ。

となると、このままここに居るのは非常に危険だ。

最悪の場合、拷問に掛けられた挙句に殺されるという結末もありえる。

もしそうなったら、やっぱり俺は死ぬのかな?

それとも死ぬのはこの体だけ?


「もごご、もごごがー!!!」


ちょっと怖くなったのでどれに関しては考えないでおこう。

まずは火魔法を使って腕のロープを焼き切り手と口を自由にしておいた方がいいな。

鎖は切れるかわからないけど、とりあえず目視確認する事でなにか打開策が思いつくかもしれない。

そう思って魔力を練ろうとした瞬間、鉄の扉が開くような重厚な音が辺りに響き渡った。


「おーい、起きたかー?お、目ぇ覚めたみてぇだな。気分はどうだ?」


「…………。」


「はっ!悪ぃ悪ぃ、話せないんだったな!へへっ、まぁそう睨むなって。安心しなよ、今すぐあんたをどうにかしようとは思ってねぇから。指示があるまでは何もしねぇよ。」


指示?って事はコイツはラプラント公爵の手下か何かか?

まぁそうだよな、ここで全然関係ない奴が出てきたら意味わかんねぇもんな。

ただでさえ意味不明案件なのに、これ以上はお腹いっぱいだっての。

さて、こいつはまだ(・・)俺に危害を加える気はないとか言ってるけど、ならここには何しに来たんだ?

俺の意識が戻ってるかどうかを確認しに来たのか?それとも見張っているように指示が出ているのか?

まさか、俺で超個人的嗜好を満たそうなんて思ってるんじゃないだろうな!?エロ同人みたいに!エロ同人みたいにっ!!


「…だけどよぉ、指示されなきゃ動けない人間ってのは自分は馬鹿ですって言ってるようなもんだよなー?誰かから命令されないとガキのお守りも出来ない力のない大馬鹿野郎ですってさ。なぁ、お前もそう思わないか?」


「もももがんがごご(やな予感がする)…」


「だから鬱憤を晴らしも兼ねて、ちょいとばかし俺の仕事に協力してくんねぇかな?」


「もっごごご。」


そうしてこいつはしばらくの間俺に殴る蹴るの暴行を加え続け、疲れたのか飽きたのか知らないがさっさと部屋から出て行った。

チクショウ、痛ぇじゃねぇかよ。

人をサンドバック代わりにしやがって、覚えてろよ。


でもあいつが持ってたランプのお蔭で、俺の足に着いてる鎖の具合や部屋の様子を知る事ができたのは重畳だ。

見てみた感じだと、恐らくここは地下なんだろう。

部屋が真っ暗なのは窓が無いせいだったようだな。

そして扉は重い鉄製であの男が出て行ってから南京錠を付けるような音がしたから、まったく最悪な事に外側からしか開け閉め出来ないんだろう。

そんで最悪な事ってのはなぜか重なるもので、俺の脚に取り付けられてる鎖なんだが、これにも鍵が付けられていた。

そしてその先は石の壁に溶接されているときたもんだ。

さて、これらを考慮して俺がするべき行動は何かというと…


「もーがっが。」


俺は全身の力を抜いてだらっとうつ伏せに寝っ転がった。

ここまで痛めつけられたらさすがの俺も体力の限界よ、HPでいったら残り2くらい。

だからな、今は何もしないでただ体力の回復に専念して脱出のチャンスを待つことにした。

あーあ、これで治癒魔法が使えたら完璧なのになぁ。


こうして横になってからどのくらいの時間が経っただろうか。

というか、俺が攫われてどのくらい経ってるんだ?

例えば大して時間が経ってなかったとしても、俺は部屋で寝てると思われてるだろうから捜索はされてないんだろうな。

もし夜が明けていたのなら、きっとノエルやメイドの誰かが気づいて探してくれてるだろうけどさ。

ん、いや待てよ?

最近は朝早く出かけることも多かったし部屋に居ない事もザラだった、よな?

そうなると下手したら夕方くらいまで俺が居ないことに気づいてもらえない可能性があるんじゃないか?

あー。あるな、その可能性…

こりゃ助けは期待しない方がよさそうだ。

とりあえず脱出のチャンスに備えて腕のロープだけでも焼き切っておくかと考えていると、扉の向こうから微かに人の声が聞こえてきた。


「どうなってんだよ、なんでラプラント公爵から連絡が来ない!」


「俺が知る訳ねぇだろ!まさかあの野郎、今更怖くなって逃げたなんて事ねぇよな?」


「そんなの今更すぎるだろ!誘拐したのはアイツ自身なんだぜ?それに、あの人質だって結構痛めつけちまったんだぞ!?」


「それはお前の独断だろうが!余計な事しやがって。」


「んだとこの野郎!!」


「…なぁ、もしそうだとしたら、俺らの命も危ないんじゃないか?」


「な、なんでだよ!?ふざけんな!割の良い仕事だって言うから乗ったのに、これじゃ話が違う!」


「うるせぇ!な、なんなら俺たちだって今から逃げりゃいいじゃねーか!なぁ!?」


「お、おう!そうだよな、今から逃げればきっと大丈夫だ!」


「…でも、そうなるとあの人質はどうすんだ?」


「………。」


「………。」


「………。」


あ、話の流れがすごく悪い。

これは嫌な予感しかしないな、今の内に腕のロープを切っておかないとマジでヤバいぞ。

案の定少しずつ近づいてくる複数の足音に焦りながらもなんとか腕を解放すると、あえて縛られているふりをしながら奴らが扉を開けるのを待った。

何人いるかは分からないが、逃げるなら今しかチャンスはないだろう。

不意打ちで一発お見舞いして、隙をみて鎖の鍵を奪うしかない。

しばらくすると錠が外れる音が響き、徐々に差し込むランプの明かりに目を細めながら、俺は冷静さを失わないように息を深く吸い込んだ。


「よぉ、兄さん。ちょっと相談があるんだが…いいかい?」


「なぁに難しい話じゃないから安心しなよ、ちょっとしたお願いを聞いてくれればいいだけだから。」


「ちっ、面倒な事してねぇでさっさとやっちまおうぜ!」


「馬鹿が!下手に抵抗されると面倒だから油断させてたんじゃねーか!本っ当に頭悪いな、お前は!」


「あぁ!?てめぇ何調子乗ってんだ?大体てめぇの上から目線な言い方がずっと気に食わなかったんだよ、俺は!」


「上等だ、てめぇもここで死んでみるか?あ?」


「やめろ、二人とも。まずはコイツを何とかするのが先決で…」


「てめぇもスカしてんじゃねぇ!本当はお前も俺を馬鹿にしてんだろーがっ!!」


「お前が馬鹿なのは事実だろ?」


「んだとてめぇ!!」


男が三人、か。

幸い仲間割れを始めてくれたのでじっくり観察する時間が出来たな。

鍵束を持ってるのは…、一番冷静そうなこの男か。

他二人は互いの胸ぐらを掴んで今にも殴り合いになりそうだし、もう一人は持っていたランプを床に置いて二人を止めるのに集中し始めた。

脱出するなら、このチャンスを逃すわけにはいかないな。

集中しろ、絶対に気づかれるわけにはいかない。

この一回に全神経を費やせ!


「いい加減にしろって!俺たちには時間がないんだぞ!?」


「ぐっ、わかったよ。てめぇは後で絶対ぶん殴るからな。」


「やれるもんならやってみろ、馬鹿。」


「んだと!」


「だからやめろって!いい加減にしないと…、え?」


「なんだよ、どうかしたのか?」


「いや、そんなはず…」


「だから!どうしたんだって聞いてんだろうがっ!」


「…ない。」


「は?なにが?」


「さっき使った鍵束がない…」


「はぁ?さっき使ったのに無くすか普通?お前もバカなんじゃなーか?ぎゃははは!」


「…。」


「…。」


「な、なんだよ?黙んなよ、気色悪ぃな。」


「その二人は俺に気づいて押し黙ったんだと思うけど?」


「は?ぐぽぁ!!」


一番馬鹿そうな男を殴り飛ばすと、そいつは勢いよく床に転がり置いてあったランプをなぎ倒した。

倒れたランプは中の油をまき散らし、火が油に燃え移ると部屋を一層明るく照らした。

この明かりが消えるまでには終わらせたいところだな。

さぁ、戦闘だ。

一人は今ので完全に伸びたみたいだから、残るはあと二人。

さくっと倒してさっさとふかふかベッドの待つ部屋に帰ろう。


「て、てめぇよくも!だいたいどうやって鍵を…。」


「ん?ま、わざわざ教えてやる義理もないんだけど、幸い俺は人より早く動けるんでね。かすめ盗ってみました。」


「ちっ、完全に油断した!だが早く動けるからなんだってんだ、不意打ちさえされなきゃ2対1だぜ?どう考えてもお前の方が不利だと思うけどな?あぁ?」


「そうだぞ、痛い思いしたくなかったら大人しく死ね!」


「はは。それで”はい、わかりました”っていう奴がとこに居るんだよ。お前ら本当に馬鹿なんだな?」


「んだとてめぇ!!」


さて、いい感じに煽れたところで作戦開始だ。

クリア条件はこの三人の完全無力化。

最終目標は無事にここを脱出することで、時間制限はこの火が消えるまでってところか。


「死ねおらぁ!」


「おっと!おいおい、いきなり刃物とは、ずいぶんやんちゃだなぁ!そんなに俺が怖かったか?」


「ほざきやがれ!」


「それにしてもずいぶん大振りだなぁ、もしかして当てる気ない?」


「舐めやがって…、これならどうだよ!!」


「おー、今のは危なかったぞ。土魔法か?すごいすごい、当たらなきゃ意味ないけどな。」


「なんで避けられる!?おかしいだろ、こんなの!!」


「うるせぇ、黙って戦え!くそ、こんな馬鹿が相方じゃ勝てるもんも勝てねぇよ…」


「あぁ!?んだとてめぇ!元はと言えばお前が鍵を盗られるからこんな事になったんだろうが!」


「はぁ!?それを言うなら、お前らが馬鹿みたいに喧嘩し始めたからじゃねーか!あれが無ければこんな事にはなってなかった!」


「てめぇの失敗を俺らに擦り付けようってのかよ!クソ野郎だな、てめぇは!!」


「クソはてめぇだ、ウンコ野郎!」


「んだとゴミ野郎!!」


「あー、小学生みたいな言い争いしてるところ悪いんだけどさー。」


「なんだ!」

「んだよ!!」


「もう終わりにしようぜ?」


それを合図にするように二人の足元めがけて火球を飛ばす。

ほとりと落ちた火は足元に(・・・)広がった(・・・・)油に引火して一瞬で辺りを明るく照らす。


「うお、いつの間に油が…。」


「だからなんだよ。こんなの避ければいいだけじゃねーか!」


「俺な、風魔法が使えるようになったのってつい最近なんだよ。」


「は?何を急に語り始めてんだよ。」


「まぁ、聞いてくれよ。お前らにも関係ある話だからさ。んでな、俺が風魔法使えるようになったきっかけと同じことを、今日の模擬戦でもしたんだよ。だからかなぁ、俺はまた成長したみたいだ。」


「意味の分かんねぇ事言ってんじゃねぇよ!」


そう言うと男は一歩こちらに踏み込んできた。

ま、時間稼ぎはこのくらいで十分かな?

男の足に着いた油が炎と共に舞い上がり、二人を包むように激しい炎が巻き起こった。


「ああああああああ!!!」


「ぎゃああああああああああ!!」


「それで話の続きだけど、俺は風魔法を応用して地面に零れた油を少しずつ霧状に散らしていったんだ。霧状にさせてはお前らの周りを覆うように循環させた。あとは頃合いを見て火を着ければ一丁上がりって事よ。いやー、初めての事だったからちょっと時間掛かったけど、我ながら上手に出来たと思うぜ。おっと、そろそろ解除してやらないと本当に死んじまうな。」


風魔法を解除して二人の炎を散らしてやる。

辛うじて立っていた二人は、意識を無くしたのかゆっくりと膝から崩れ落ちるように倒れていった。

これでめでたくミッションコンプリート、かな?


「く、くそが…」


「おぉ、まだ意識があったのか!すごいタフだな、おま…え…」


あれ、何かおかしい。

手足がしびれて上手く動かせない。

がくがくとまるで生まれたての小鹿のように膝が震え始めた。

次第に立っていることも難しくなってきた俺は、とうとう膝をついて項垂れるようにうずくまってしまう。

息が苦しい、口が上手く閉じられなくて唾液が地面に滴り落ちていく。

まさか炎を使ったから一酸化炭素中毒にでもなったのか?いや、でも扉は開いているし長時間燃やしていたわけでもないんだからそんなはずないよな?

じゃあどうしてこんな…


「やれやれ、やっと効いてきたか。元気な坊主だな。」


「誰ら…おまへ…」


「痺れちまってうまく舌が回らないか?ふ、涎をたらしてだらしない姿だ。ま、こんなガキにしてやられるこの馬鹿どもも同類だがな。」


「て、めぇ、俺たちも、いるのに…毒使ったな?」


「あぁ、よく気が付いたな、お馬鹿さん。安心しろよ、どうせお前らは失敗したんだから遅かれ早かれ死ぬことになる。だったら俺の毒で眠るように死んだ方が楽だろ?恩情のつもりなんだぜ、一応な。」


「ふざ、けんな…!」


「ふざけるな?それはこっちの台詞だぜ。独断で勝手な事しやがって、てめぇらのやり方だと足が付くだろうが。だからお前らはいつまで経っても下っ端で、ちびガキなんかに追い抜かれるんだよ。…とは言っても、お前らはここで死ぬからもう関係ない話だけどな。」


「くそ…、くそっ!」


「さて、それじゃ俺はそろそろ行くよ。長話するほど馬鹿じゃないんでね。お前らはせいぜい仲良く焼け死にな。」


そう言うと男は懐から試験管のようなものを取り出し部屋の奥に向かって放り投げた。

すると、ガラスの砕ける音と共に黒い炎が舞い上がり俺たちを飲み込まんばかりの勢いで広がっていく。

何だこれ、こんな炎を見るのは初めてだ。

石すら焼きつくす真っ黒い炎、こんなものに触れてしまったら人間なんてひとたまりもないだろうに…

あれがどんなに危険な物なのか一目見れば分かるはずなのに、それでも俺の体は指先一つ動こうとしてくれない。

これがあいつの言ってた毒…ってやつなのか。

参ったな、残念なことに何も解決策が浮かんでこない。

それどころか、少し気を抜いたら意識まで飛んでしまいそうだ。

考えろ、考えろ!

息を吸え、頭を働かせろ!

何かきっと打開策はあるはずだ!

うまく働かない頭をフル回転させるが、何度考えても答えは何も出て来ない。

こんなところで終わりかよ…くそ…


「こちらにおられましたか。遅くなって申し訳ございません、お迎えに上がりました。もう大丈夫ですよ、ナユタ様(・・・・)


霞む視界にぼんやりと姿を現したその人は、どこかで聞いたことのある優しい声でそう言った。

その人は俺が返事をするよりも早く俺を抱え上げると、脱出の為なのか何かの魔法を使おうとしているようだった。

待ってくれ、俺だけじゃなくて


「こいつ、らも…たの、む…」


「…かしこまりました。」


黒い何かが俺たちを覆う。

一瞬あの炎がとうとう俺たちにまで届いてしまったのかと思ったが、それはどうやら勘違いだったようだ。

目の前が暗転したかと思えば、いつの間にか俺たちはどこかの地面の上に座っていたのだった。

霞む視界ではここがどこなのかは分からなかったが、助けられたという事実だけはきちんと理解することができた。

今も力強く俺を抱えてくれている小さな手、黒と白の一見動きにくそうな仕事着。

そして何より、何度も聞いた優しくてちょっとぶっきらぼうな声。

あぁ、まさかこんな所で再会するなんて思いもしなかったなぁ。


「助けて、くれて、あ、りがとう…クロエ。」


「いいえ、当然の事をしたまでです。ナユタ様。」


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