表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
東山第一高校第二天文学部  作者: 壁から生えた尻尾
1/1

プロローグ 夢

 プロローグです。謎解き要素は次回から入ってくる予定です。

プロローグ


~~~~♪♪


 俺は何をしているのだろうか?冷たい風に乗せられて鼻歌が流れてくる。


(ああ...さみぃ)


 あれ?声がだせない。体は首しか動かないし・・・。うわ、パジャマじゃん。これは完璧に夢だな。

 それはそうとここはどこだろう?どこかの屋上のようなどこかの山の上のような不思議なところだ。あたりは真っ暗で空一面に星が輝いている。

 僕は星が嫌いだ。どうせ光っているだけで何にもしてくれない誰も助けてくれない星が嫌いだ。そんなことを思っていると突然空が曇り始める。流石、夢の中思ったことはすぐに反映されるな。


~~~~~♪♪


バンッッッ


 背後でドアを蹴り開けたような音がした。


(クソッ何が起こっているのか見えない。)



 まるで背中のかゆいところに手が届かない感じでもどかしい・・・。そんな苛ついている俺の腹から白い腕が生えてきた。


(おいおいおいまてまてまてまて)


 夢だからってなんでもいいってわけじゃない。やばい・・・顔から筒が生えてきた・・・。なんだこれ・・・。

 胸から顔が出てきたし・・・。ん?湧いて出たんじゃなくてこいつは俺を通過しているのか?どうやらすべて通過し終わったみたいだ。


 (し・・・小学生?)


 いや違う。俺と同じ高校の制服を着ているから恐らく高校生だろう。

 それにしても小さい制服を着てなければ完璧に小学生だ。そんな小学生(仮)は大きな白い望遠鏡と三脚、リュックを背負っている。どうやらここに天体観測に来たみたいだが・・・・。すまん俺が曇りにしたわ。

 しかし小学生(仮)はそんなことを全く気にせず俺の近くに地面に敷物を敷いている。下はコンクリートだし周りには柵があるからどこかの屋上か?

 小学生(仮)が何やら荷物を広げ始めた。水筒にひらがなで「さとうきなこ」と書かれている。そうか、小学生(仮)の名前はさとうきなこというか。黒蜜があれば完璧だな。

 他にも色々出している星座盤、天文年鑑、赤いセロハンを張った懐中電灯と何故か普通のランタン、こいつ天文学部ってやつか?まあそんな俺もなんちゃって天文学部部長だがな。



~~~~♪♪


 どうやら望遠鏡を組み立て始めた。かなり慣れた手つきで望遠鏡をくみ上げていく。大体望遠鏡は2人で組み立てるものなのだが小さい体でよく組み立てているものだ。

 リュックからファインダーを取り出してこちらを見ている。


 鼻歌が終わる


「こんにちは、第二天文学部現役部長さん私の名前は佐藤きなこ初代第二天文学部の部長です。」


 改めてみてみるとこの女の子かわいい色が白くきれいな黒髪を後ろでまとめている。なんというか人形みたいな奴だ。


「あら?喋れないの?まあいいわ」

 

 どうにかしてください

「それよりもあなたがここにいるということは私がいなくなった後の第二天文学部は生き残ったのね。」


 なんで俺の夢の中に知りもしない初代部長がいるんだ? 


「実はチョットしたお願いがあってね。」


 うわぁ流石外見小学生ぶりっこが無駄にしっくりくる。その上こっちの質問は無視かよ。


「実は天文台に忘れ物しちゃって、私じゃ取りに行けないしそれを処分してほしいのよ。お礼として第二天文学部の設立の理由とか教えてあげるからさ。お願い!!時には男の子っぽく冒険に行くのもいいんじゃない?」

 そういえば第一はないのに第二があるのは前々から気になっていたんだよな。なかなかに興味がそそられる提案だな。しかし天文学部の部員が天文台で冒険とはなかなか字面がすごいな。とゆうか第二天文学部の部室は天文台ではないし天文台事態閉鎖されているから行ったこともないんだよな。

「あ~閉鎖されちゃってたか・・。まぁひとまずがんばれ!!」


 とゆうか先にお礼というやつをいただきたい。見ず知らずの人のために働けるほ時間もないし信頼もないのだが、後払いにしたいなら後払いできるだけの証拠を見せていただきたい。

「はぁ・・最近の子はなんでかね~こんな子が多いんだかね~しょうがないわね~あんた高校の図書館でこれでも探してみて頂戴そこに一緒に日誌が入っているからそれを読めばわかるわ」

 天文年鑑ね・・天文学部をやっているが一回も開いた試しはないな。


 あれ?佐藤が消えた?佐藤が他場所にはうちの高校の制服が散乱している。ご丁寧に下着まで散乱しているところに少しイラっとする。


(まったく何を処分すればいいかわかんないじゃないか)


 目の前にある望遠鏡がものすごい主張してくる。今さっきまで白色だった望遠鏡は金箔を張り付けたようにキラキラ光っているし・・・。

 はぁ・・もうどうでもいいから起きよう。こんな意味不明な夢を見ているよりかもいくらかましだろう。


 勉強しよ・・・・。










 今まで活字と全く触れあってこなかったので文章の書き方もわからない状態から書き始めてしまいました。

 謎解きの謎の部分は完成させてもらっているので少しずつ物語に落としていければと思います。こんな駄作でも謎解きのほうは面白いと思うので是非最後まで読んでいってもらえると嬉しいです。



間違っているところや誤字脱字は後々修正するかもしれません。




スペシャルサンクス


読書家様

ひき肉バタフライ様

惨劇エビフライ様 

伍拾様

はんぺん様

割引アジフライ様

のん様

炸裂カキフライ様

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ