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学校  作者: 君のずっと先
2/8

何時間たったのだろう。空は青かった。暗く深くそして濃くどこまでも引き込むかのように。体が痛かった。軽い打撲程度の痛みだろうか。気にせずに体を起こし周りを見る。そこには数人の倒れた人。声をかけている人。治療を受けている人。俺の隣には秀也と侑奈がいた。

「何があったんだ?」「かなり大きな飛行物体がここから西に10kmのところに落ちたらしい。」「そうか。」俺の問に秀也は滞りなく答えた。侑奈が今にも泣きそうだ。頭をなでてやる。すると案の定泣き始めたので胸を貸してやった。

数分後、侑奈が泣き止んだので俺達3人はみんなを探すことにした。幸いなことに生徒先生は共に全員無事であった。まだ日は登りそうにない。みんなで固まり周囲を警戒しつつ夜が開けるのを待った。ーー夜が開けるのはそれから4.5時間は後だった。そして自分達が置かれた状況の大変さをまだここにいる皆は知ることは無かった。

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