表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
学校  作者: 君のずっと先
1/8

始まる時

適当に始めた作品ですので誤りがあるかも知れませんのでご指摘頂ければとおもいます。

自分の名前は長岡孝汰。中学3生。陸上部副キャプテン。

今日もいつもと変わらぬ日々を過ごしていた。朝6時に起き朝飯を食べ学校に行っている。今は午後の数学の時間中。クラスは…人が少ない田舎なので1クラスだけの16人とかなり少ない。

「カリカリカリカリ」シャーペンでノートに書く音がする。考え事をしていた僕は現実に戻ってきて板書を写す。終わりのチャイムが鳴る。

「ん~、疲れたー」右隣の席から聞こえる。すでに先生は教室から出て職員室に向かっている。周りから「あいつの授業わかりにくいよなー」「それそれー」と先生の悪口を言うのが聞こえる。それを聞き流しながら右隣の奴に、

「あと1時間で終わりやなー」軽い感じでしゃべる。「せやな」いつも通りの返事。

こいつは保育所の頃からの幼なじみで荒木楓。野球部。<ちなみに数学の先生は野球部の顧問で勝志先生と呼ばれている。>

「次なんだっけ」そんな質問が飛んでくる。答えようとすると後ろから「理科やでー」と陽気な声が聞こえてきた。俺と楓は後ろを向いて声の主を見る。

そいつはクラスで一番賢く陸上部のキャプテンで生徒会長の井原秀也。もう1人の俺の幼なじみで小中と同じ学校である。

「うわー、理科かよ」そんな声が聞こえる。理科はいつも理科室で授業される。俺も秀も得意教科なので何故楓が理科を嫌がるのかわからなかった。

「ほら、行くで」秀の声で理科室に向かう。すでにほかのクラスメイトは教室にいない。歩きなれた廊下を歩く。すると…「キーンコーンカーンコーン」。慌てた俺らは理科室に向かって全速力。先生はまだ来ていなかった。教室の中からは三人を見る目が冷ややかに向けられている。すると1人が「もうちょっと時間に余裕持って行動しなよ」軽い感じで言う。「楓が行きたくなさそうにしてたから」秀也が言うと楓が「そんな事言ってないやろ!」2人の言い合いが始まる。「まあまあ二人とも先生もう来たから」二人に注意する。「起立、礼、着席」授業が始まる。今日は実験をするらしい。4人ひと班でプリントに実験の過程、結果を書く。基本的に実験はほかの三人にやってもらう、というのも1年生の時に自分が実験の時に過程を間違え、危なくなってしまったからだ。その間僕は考え事をする。…予定だった。隣の女の子/西川侑奈。女子陸上部キャプテン。俺が好きな相手である…が、「たまには手伝ってよー」と言われ俺は「へいへい」強制的に参加させられる。――「嬉し」ほんの少しそう思った――授業は何の問題もなく終了した。終学活の時間ふと空を見た。南東の空から一つの浮遊物が飛んでいた。その時はまだそれが何なのかまだ分からなかった。

放課後、クラブが始まる前の準備時間それは起こった。

「ドッ」大きな音が聞こえた。数秒後、西の空に大きな土煙。同時に地面が大きく揺れ、自分は、自分達はたっていられなかった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ