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Hunter~狩るか狩られるか  作者: 信号無視
7/16

7話

赤い奴は俺を十メートルほどぶっ飛ばして着地した

「てめえ!…そいやぁぁぁぁ!」

拓は装備しているボウイナイフを相手に投げて自分もジェットパックを

使い跳んだ

そして相手の間合いに入り込み相手の左手からの打撃を交わし顔に掌底を

くらわせたと思った瞬間相手は拓の足をかくしていた右手で

拓を空中に打ち上げブースターでまわし蹴りを強制的に決めた

ガードをとる暇がないくらいの早業だった‼


「痛ぇなぁ! なぁヤーコフよぉ!」

赤い奴は笑いながらこちらに向かって歩いてきた

「久しぶり!お前も落ちてきたのか!」

奴の名はヤーコフ

俺が所属していた部隊第211特別編成旅団通称「デュラハン」

第2チームのメンバー通称「人狩り赤鬼」Gopan

本名ヤーコフ・ウラディミール

俺がリアルで会うほど仲が良いゲームオタクの

ロシア人留学生で俺の大親友だ


奴のリアルでの金髪の人懐っこい顔は変わっておらず

奴が使用していたキャラ、ジャビの服装のままだった


ジャビ、アタッカーという防壁役の中でも

特に使いづらいと攻略サイトやプレーヤーの多くは言う


しかしこいつはこのキャラの特性

楯役なのに回復支援ポッドを設置できるというものを

上手く使って「人狩り赤鬼」などと呼ばれるまでの

ベテランプレーヤー、この「デュラハン」の中でも古参の部類に

入っている


「拓,ちょっと待ってろ」というとどこからか

青い肌をした服を着た顔が爬虫類じみた奴を連れてきた

彼は首根っこを掴んで「こいつらがこの世界の住人らしい」

話を聞くと

ここは違う世界の火星であり宇宙から攻めてきた軍隊との戦いの

真っ只中らしい。

「オイ、離してくれ」そのトカゲ男は顔を振るわせ

おじいちゃんみたいな声でしゃべった

「トカゲしゃべった‼」李奈がびっくりしている

「私はトカゲではない!、遺伝子の改良で生まれた強化兵士だ

それに私はトカゲなどという名前ではない!、

私の名前はグルカだ、グルカと呼んでくれ」

トカゲの名前はグルカというらしい

俺と李奈も各自、自己紹介して話を続けた

グルカの話では戦いは不利な状況になっており今は防衛線を敷いて

何とかなっているらしい


グルカの部隊はグルカを残して謎の特殊部隊に殲滅されたらしい

俺と李奈そしてジャビはグルカといっしょに行動することにした

歩き出したその時、

ジャビの口から驚きの言葉が放たれた



「あぁ、そういうばtomboも,多分2、3分ぐらいしたら来るぞ」


まじで?

来週金曜日更新します

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