表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この星の質量  作者: ルビリンス


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

71/85

白い道青い空

挿絵(By みてみん)


白い路地を行けば

ネコがいて

カモメがいて

ペリカンがいて

ピンクのブーゲンビリアと

ブルーのドアの小さなお店

ショーウィンドウの宝石が

鮮やかなスイーツに見える


迷路のような道沿いの

町家のバルコニーは原色で

白い塗り壁を引き立てている


エーゲ海の見える場所へと

さらに路地を行けば

十字架とスイングベルを

天辺(てっぺん)に掲げた教会の前へ


白い紙粘土の塊のような

建物の向こうには

青い海


夕暮れは

懐かしい記憶の国


太陽の名残りが

波間に金色の欠片(かけら)を流す頃

桟橋の端っこに見つけたのは

釣り竿を振り上げる少年

あの子が魚を釣り上げるまで

しばらく眺めていようか


白い路地と高台の水車に

星々を引き連れた夜が

幕を下ろすまで


海はまだ

かろうじてマドンナブルー

月はまだ

水平線の向こうに隠れている

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ