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この星の質量  作者: ルビリンス


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54/62

赤い満月を越えて

挿絵(By みてみん)


赤い満月の海を

一羽の鳥が渡ってゆく


羽を休める場所もなく

あるのは

どこまでも広がる

藍色の自由だけ


色のない海峡を越え

色のない砂漠を越え

モノクロームの世界を

飛び続ける


風の中

闇の中


安息の地は遠い

あるいは

幻かもしれない


雨の中

夜の中


ペルシア湾を越え

アラビア砂漠を越えて



羽ばたかない鉄色の鳥が

空を飛ぶようになったのは

いつからだろう


背後で自爆する閃光を

感じながら

鳥は羽ばたき続ける


灰色の空が

青くなるところまで


色づいた林や森が

見えるところまで


赤い満月の夜は暗い

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