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この星の質量  作者: ルビリンス


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49/62

イスラムのドームの下

「写真の中へ」シリーズです。

挿絵(By みてみん)


モスクの薄暗闇の中

丸い天井を見上げれば

高い小窓から射込む光で

(いにしえ)に刻まれた文様が

浮かび上がる


金色じみた太古の空に

詩のように並んでいる星々


宇宙の永遠を夢想する


夢想が心に浸透するころ

暗闇への畏怖心が

唐突に立ち上がり

さっきまで入口だった

出口を振り返る


こっちに帰っておいでと

俗世に照りつける陽光が

手招きする


どれだけ離れたというのか

すぐそこに見える世界が

こうも懐かしく思えるのは


マシュラビーヤの格子が

幾何学模様の光で誘う


薄闇から光の中へと

帰ってゆきながら

置いてゆくのは

ドームへの祈り


ずっと生き延びるように


戦争で壊されないように



▶マシュラビーヤ…イスラム圏の伝統的な建築に見られる格子状の窓

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