前へ目次 次へ 47/62 空の軽さ 凍てつく寒さを忘れて 深い青が懐かしくなる頃 空の色は知らぬ間に 軽くなっている 開花する桜の色に 合わせるかのように それに引き換え夏の空は 不老不死の太陽とともに 天上が透かし見えそうな 透明に近い青で どこまでも広がる 秋の空は冬の予告編 ひんやりと無機質な 水色の光を降らせては 木々を鮮やかに染める そうして 地球は回りつづける 空の色を変えながら 少しばかり傾きながら ~~~~~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~~~~~~