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この星の質量  作者: ルビリンス


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46/62

写真の中へ

挿絵(By みてみん)


不揃いの木材を

複雑に組んだ支柱

その上に

トタン屋根の家


洪水に備える高床住居が

道沿いに並ぶ村の風景は

写真で見れば

切り抜かれた異国の風情だ


けれども

写真の中に入ってみれば

物珍しさが薄れ

風情が消えて現実になる


床下の雑草の所々に

転がっているペットボトル

捨てられた自転車

錆びたハンドル


ハンモックが風に揺れて

異国の言葉が聞こえてくる

浅黒く日焼した肌

図太く力強い目


写真の鑑賞者から

その中へと

視点が変わると

新しい現実が

息吹き始める


何層にも重なった

ミルフィーユのような

世界が垣間見えた

写真の中

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