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この星の質量  作者: ルビリンス


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24/32

雨の音さえあれば

挿絵(By みてみん)


読んでいた本のページに

うっすらと翳が落ちた

雨が降り始めたらしい


埋め立て地の荒涼の中で

生き抜いてきた野犬が

毒を喰らって死んだ話だった


ここは

文化的で清潔で闇を嫌う光の国

暗い野性の森から迷い込んできた

荒々しいものが棲む余地などない



雨の音が激しくなってきた


重く湿った心の扉の向こう

雨音のトンネルを抜けると

暗い森の入口だった


そこには

硬直して横たわる犬がいて

細かい雨が降り注いでいた


毒を洗い流すかのように

しずかに

やさしく


雨が降り注いでいた

アナザーストーリーは、こちら → https://ncode.syosetu.com/n3396kp/65

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