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雨の音詩の音

挿絵(By みてみん)


千年以上むかしの長安の

運河に浮かべた綺羅(きら)やかな舟で

杜甫は雨が詩を作らしめると詠んだ


雨景が視界を静め

雨声が脳裏に

詩作の回路を穿つのかもしれない


黒く濡れたアスファルトの水たまりには

水玉になって跳ねる雨脚

錯覚のような速度で落ちてゆく雨の糸は

ときに雨礫(あめつぶて)となり

(つの)るなかを駆ける車は

禁獄から逃れてきたかのように走り去る


鮮やかな花に降る紅の雨

光る新葉には若葉雨

モノクロームの景色に灯る色たちを

懐かしく想いながら

たぶん今日は一日降り暮らし


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