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この星の質量  作者: ルビリンス


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19/32

月へ翔ける

挿絵(By みてみん)


白銅色の満月の夜

月の砂漠の人々は

青い大気を身に纏い

月の光で呼吸して

白い原野の夢を見る


藍色深い空の下

銀光の砂はサラサラと

流れるような音を立て

月夜の国の海となる


海に浮かんだ魂は

幾千あるいは幾万と

月の光に照らされて

宇宙の浮力で天翔(あまがけ)


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