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ヒーローの午後

昼飯完了!

午後は車でパトロール

「フンフンフンフーン」

さてさて午後は何があるのやら

突如ビルの窓が破裂する

「全くこの街が静かな時はないもんかな」

車を停め現状確認

周辺はポリスメン達に頼んで

僕はこいつで

靴のボタンを押すと靴底がスライドし噴射口があらわれた

「さぁひとっ飛び」

爆発した部屋に到着し逃げ遅れた人の確認をする

爆発した破片に巻き込まれてしまった人を発見し即座に駆け寄る

「僕に捕まって」

手を掴み引っ張り出そうとするが破片が邪魔をし引っ張り出せない

「もう少しだけ待ってて下さいね」

手を離し両手で瓦礫を持ち上げる

この時も我が優秀なサポートアイテム

筋肉をブーストさせ瞬間的にパワーを引き出す

「今だ」

匍匐前進のような状態で抜け出しに成功する

持ち上げた瓦礫をそっと置き

さて戻りますか

「待ってください 奥の部屋にもう1人いるんです!」

「!!!」

このビルもいつまで保つか

なかなかホットな展開だぜ

「まずは僕の背中にしっかり捕まって」

お姉さんを背負い特殊なシールドで背中を囲む

これにより衝撃から身を守る事を出来る 酸素供給もバッチリさ!

瓦礫で道が塞がれ火の手も上がってきた

それでもいかなきゃいけない 

(だって僕はヒーローだから!)

瓦礫を掻き分けようやくもう一人を発見した

「怖かったでしょ?僕が来たからには安心して」

もう一人を前抱っこの形でシールドをし囲む

流石に脱出だ 急がなきゃ

2人を抱え先ほど入ってきた窓際に立つ

「おふたりさん ここからちょっとスリリングになるから目をつぶってて」

全員が覆える程の球体型のバリアを張り 足部分だけはそのまま

「飛び降りるよ」

「え?」

掛け声と共に高層ビルから落ちていく

(うわ~~~!)

足のジェットを調整し落下スピードを調整

もう少しだ!

地上に着きバリアとシールドを解除

「もう大丈夫だよ」

2人は安堵し僕にお礼を言いながら救急隊に運ばれていく

ひとまず僕の出番は終わりかな

ふと時計を見る

時刻は16時3分

おっと!帰る時間だ

本日の業務終了

帰ってアニメでも観るか





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