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しょうには、もう一つの焦りもなく、穏やか笑みを浮かべて提案する。
「そうね、少し大げさな提案だったわ。弱いものいじめみたいになってしまったかもね。
では、こういうのはどう?
異次元の訪問者たちは、前世の記憶がない状態で地球に転生し、愛を経験します。
転生前の愛情レベルが高いほど強く、広く活動できる生物になり、低いほど短命で活動が限られた生物になります。
これは、異次元との交流を通じて愛を理解するための機会です」
トトはその提案に驚き、目を丸くしてしょうこを見つめ、クルクルと回ってから、提案に乗った。
「なるほどピ!
では、それぞれの宇宙の生物の0.729%を上限として、互いの宇宙で一定の愛情レベル以上の生物が異次元の生物として相互に転生できるリンクを設定するっピ!」
しょうこは、トトをなでて可愛がりながら、しょうこは穏やかな調子で応じた。
「よしよし、上手よ。それでいきましょう。
地球は、悪魔を必要としないくらい愛に満ちた世界になるはずよ。転生ゲートの申請は、この館で受付しましょうね」
トトは、身体中を輝かせて言った。
「これなら、ぼくたちも自然淘汰されずに地球と交流できるっピ!」
しょうこは、満足そうに微笑み、周囲の森の緑を見つめた。
「そうね、ただし、私は、まだしばらく人間として森で過ごしたいの。転生ゲート運用開始は、私が神に戻ってからでもいいかしら?」
リオは、しょうこを尊敬しつつ、その叡智に畏怖さえ感じた。
「恐ろしい人です。神の力を封印したままでありながら、人間の姿で異次元との交渉をまとめるなんて」
しょうこは、ニッコリと明るく笑う。
「これが私の仕事なのよ。実は、身体が神であるか人間であるかはどちらでも構わないの。神の力を封印していても、神の役割を果たすことは、当たり前のことよ」
「しょうこ様、もしかしたら、異次元の力を借りて地球の生き物を進化させることができるかもしれませんよ?」
「そうね、リオ。地球の悪のレベルは、限りなく弱まっていくはずよ」
「実は、ディエゴの悪魔の仕事を終わらせて、一緒に暮らそうとか思ってませんか?」
「あら、どうかしら?そんなにうまく行くかしらね?うまくいったとしても、軽く1000年かかりそうよ」
この事実は、異次元も含めた全宇宙にとって、特別な瞬間となった。
「警報!警報!ブブブブ!!!」
しかし、突然、トトが危険を知らせた。
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