傷だらけ令嬢の誇り ― グナイストの黒槍妃
13歳の頃、王子妃筆頭候補だったカミラ・グナイストは叛乱軍から王子を護ったことで女伯爵の地位に就く。だが、その際に負った傷が原因で彼女は妃候補から外れた。
二人の縁はその時点で切れたかに見えた。
時が過ぎ、二人は再び王立学院で出会う。
まだ内乱の傷は癒えては折らず、王国内には叛乱の残り火が上がろうとしていた。
王家を守護するのがグナイストの誇り。
黒槍を片手に傷だらけの令嬢が王子を護る。
二人の縁はその時点で切れたかに見えた。
時が過ぎ、二人は再び王立学院で出会う。
まだ内乱の傷は癒えては折らず、王国内には叛乱の残り火が上がろうとしていた。
王家を守護するのがグナイストの誇り。
黒槍を片手に傷だらけの令嬢が王子を護る。