第一話 思想VS思想1
ぜひとも、書きたい作品です。作者側から見れば、見どころが沢山あって、モチベーションが維持出来る作品です。ぜひとも、書き切りたい。
とあるサーバーがある。道野辺八幡宮を主体とした神社サーバーである。
これはアバターによる信仰物語である。狂宮。とあるアバターの名前である。
彼女の友人にクリスチャンがいた。彼の名前を交会という。
彼は神社を度外視し、神道を迷信だと思っていた。だから、いつもは教会サーバーにいたのである。
この匿名の空間にて行われる会話は以下のルールがあった。
・アバターにも信仰を。
・アバターにも心があり、独自の言葉がある。
1思想VS思想1
美少女とは日本人からの脱却である。鼻の下に刻印があるだろう。
その刻印を取り去って頂いたのが、クルーミヤであり、 アバターになぞらって『聖定』の「復刻」によって、神に刻印を取り去って頂いた生ける証人が埼玉彼模である。
インターネットだけの関係であるコーカイとは、名前を知り合う関係ではなく、ドライな関係である。
「神社へ行こう。」
「行くだけならいいけど、拝ませないでね。」
これだけなら、クルーミヤもコーカイも互いに女友達の様だが、コーカイは男である。
神道家なら知っているだろう。二拝二拍手一拝を。
その作法をそのままに、披露しに行くのだ。
(両手を絡ませ握り合わすのがキリスト教的であるから、対照的である、と言える。)
以後、まとめて描写。
・クルーミヤがメルヘンチックで単純な顔立ちなのに対して、合わせ鏡の様に彼模は目の下の長いしわが特徴の目がぱっちり、唇がふっくらした美人であった。
・コーカイは女であっても可笑しくない、かわいい金髪碧眼のアバターだった。
・アバターは現実の容姿に忠実・合わせ鏡の姿をしている。