配色の意味
サクマ「そもそもこの画像は何のために作ってるの?」
はじめ「へっ? 小説作品の宣伝画像だけど?」
サクマ「なら、宣伝したい作品の雰囲気に合わせて作りなさいよ」
はじめ「いや~、色々使えるようになると楽しくなって
工夫した部分を自慢したくてつい……あとせっかくもらったファンアートも使いたかったし……」
サクマ「その自慢と作品、何の関係があるの?」
はじめ「……ないです」
サクマ「で、今度の作品はどんな話なの?」
はじめ「江戸時代のからくり屋が舞台で、主人公が小さな謎を解いていくほっこり系ミステリーなんだ」
サクマ「そのストーリーでよくあの狂気な画像作れたわね。
それなら配色はこんなところかしら」
はじめ「色って、これだけ?」
サクマ「十分よ。
情報量が多すぎると人間は混乱するものなの。
画像一つで伝えられる情報は多くても三つ程度」
・背景⇒どんな場所なのか
・色⇒雰囲気
・フォント⇒タイトル、雰囲気
サクマ「このくらいが通じれば十分よ」
はじめ「目立ったほうがいいと思うんだけどなあ~」
サクマ「目立つことよりも正確に伝える方が重要!
『派手だな』って思った人間がURLをクリックするんじゃない。
『面白そうな話だ』って思った人間がURLをクリックするのよ。
飲食店で言えば、看板ね。
どんな雰囲気の店なのか、メインメニューは何かがわかる店のほうがいいわよ」
はじめ「たしかに……洒落たフランス語の店でジャンクフードが出てきたらがっかりするしな」
サクマ「わかってきたじゃない」
Points!
・テキストが背景と同化しないか
・注目してもらいたい要素は2個~3個にしましょう。キャラ、背景、テキスト、ロゴ