透過データってなんだ?
はじめ「透過データ?」
サクマ「透明の概念が追加されている画像のことよ」
はじめ「???」
サクマ「あなたが重ねたイラストは背景に白が塗られている状態なの。
つまり、その白いところもイラストの一部としてコピーされているってことね」
はじめ「えええ~! 白いところ、いらないよ~!
ここだけ消しゴム機能とかで消せないのかな」
サクマ「マジックワンド機能を使えば、解決できないこともないけれど……」
①画面左部メニューから「マジックワンド」を選択し、白いところをクリック
②画面左部メニューから「移動」を選択し、枠外へ
はじめ「お、これこれ! これで白いところはとれたよ、ありがとう!
あとはこれに文字を入れて……」
サクマ「ちょっと待って。良くみてちょうだい。
キャラクターの周りに白いゴミが残っているでしょ」
はじめ「いいよ、このくらい目立たないし~♪」
サクマ「よくないわよ! 安っぽくみられてしまうし、
何よりイラストをくれた絵師さんに失礼だわ!
ちょっと貸しなさい」
サクマ「ほら、これならどう?
黒い背景なら目立つでしょ」
はじめ「なんか……カビが生えてるみたい……。
これってどうしたら直るの? まさか、手作業で消しゴムをかけるの……?」
サクマ「本当にデータが無いならやむをえないけれど、
ほかにデータをもらってない?」
はじめ「そういえば『差分』っていうのももらってたなあ……でも中身は全部同じ絵だったんだけど……」
サクマ「ばかね、ソレよ! 背景が透明な画像をわざわざ用意してくれてたのよ!」
※親切な絵師さんは差分を用意してくれます。
また、どうしても必要な場合は絵師さんに相談してみてください。データが手元にあれば、1分くらいで作れます。
サクマ「まったく、何も知らないんだから……!
透過データを載せて、もう一度コピーして貼り付けて……
これでどう?」
はじめ「めちゃくちゃシュールだけど、
右側のキャラクターのほうが周囲がきれいで、背景に馴染んで見えるよ!」
サクマ「じゃあ、いらない画像を非表示にして……
ほら、こんな感じのが作りたかったんでしょ?」
はじめ「そうそう! 僕の作ったキャラが花畑に立ってる……!
これは感動だー!」
サクマ「あとは、PictBear独自の動作だけどレイヤーをCtrl+Eで全部統合して……
名前をつけて画像を保存、と」
背景の無い透明な場所があるデータとして保存したい場合は、
必ずPNGファイルで保存してください。
JPEGでは透過処理が行われません。
はじめ「あとはテキストを追加するればいいんだな!」
サクマ「ずいぶん得意げに言うわね。
そうよ。PictBearでも出来るから使いやすい方でいいわ。
レイヤーの機能があるから、
ペイントと比較するなら、PictBearをオススメするけどね」
はじめ「???」
サクマ「『レイヤーとは?』って顔ね……やれやれだわ」
>さらに続く!
カスタムキャストで作成したキャラクターも、
背景が白であればくり抜いてほかの背景とくっつけることが出来ますね!