第8話 成長から入学式前日まで
毎日、地獄の外周も2週間経つ頃にはジュースを手に入れられるようになり、体力も、80くらいまで上がっていた。体力も上がってきたということで、魔法の練習をする余裕も出てきた!
まだ原子魔法のLV1しか使っていない。
よし!このまえ手に入れた食塩をまず分解してと、塩素は今回は諦めてナトリウム完成!今回で5gぐらい出来たな〜油を入れた容器も用意してないし、、、
「リーナ!」
「何?」
「面白いものを見せてあげるよ。」
「面白いこと!」
「ここに不思議な物質があります。あんまり顔を近づけたら危ないからちょっと離してね。」
「はーい」
「これを水に浸した紙の上に乗っけると〜」
「燃えた!すご〜い!水の上なのに!」
「面白いでしょ!」
「うん!」
「そういえば私も魔法使えるようになったよ!」
「見せて〜」
「ファイヤ〜」
ボッ、指先に拳くらいの火がついた。
「おお!」
「すごいでしょ〜」
「かっこいいね!」
「でしょでしょ!」
「ちょっとそのまま火をつけておいて!」
「うん。」
火の近くに酸素を集めて
「わぁ、火が青くなってきた!」
「これが俺の魔法だよ」
「レオもやるね〜」
「それほどでも〜」
そこにセバスチャンがやってきた。
「そろそろお二方も体力がしっかりついてきたので、そろそろ護身術をやりましょう!」
「「護身術!カッコイイ‼︎」
でも具体的に何やるの?」
「主に合気道を身につけます。余裕があれば、縮地や発勁などもやっていこうと思います。」
「なるほど〜」
リーナはなんのことかさっぱりみたいだが、できたらかっこいいよな〜
「それにしてもセバスはどこでそんなの身につけたの?」
「秘密でございます。」
ほんと謎多き執事だ。
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四年後
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「レオ、リーナ、お前たちも明日から小学生だ。勉強も大事だが、小学校は友達とあまりしがらみも関係なく全力で遊ぶことが出来るところだ。その第一歩を転けないように、自己紹介の内容を考えておくことをお勧めしておく。」
「そういえば懐かしいわねぇ、あなた小中高と全く自己紹介がうまくいったことなかったわねぇ。」
「うるさい!」
お義父さん…
「まぁ、初めての学校だし楽しんでくるのよ」
「「はい!」」
俺は明日からフラース国立小学校に通うことになった。それにしても俺は父を笑えないのだ。確かに自己紹介はとても大事だがとても難しい。中学の時ネットで「自己紹介
方法」で調べたら「普通の人間には興味ありません!宇宙ry…」って載ってたから実践してみたら、その日からなんかヲタクばっか集まってきたのだ。まぁ、あいつらとの思い出は楽しかったが、俺の中学校生活に花が無くなった1番の要因だっただろう。俺がモテなかったのはどう考えても自分の自己紹介か悪かった!。とにかく何が言いたいかと言うと、自己紹介は大事ということだ!
また眠れない夜になりそうだ、、、
明日入学です。
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