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第五話 明日

カルマが楓の手伝いをしていたころ、都内、渋谷の某所ではとある集会が行われていた。

そこではここ数日で起きた不可解な事件について話し合いが行われていた。

そこには三人の女性と四人の男性の計七人がいた。

どうやら全員初対面のようだ。

そのうちの一人が立ち上がり、


「今日は私の呼びかけに応じてくれてありがとう。普段はインターネット上でしか話したことがなかったため今回が初対面だな。改めて私は近江明日香だ。能力はサーチ。みんなも改めて自己紹介してもらえると助かる。」


そういうとガタイのいい大男が手を挙げ、


「俺は真壁俊明だ。能力は空気砲だ。よろしくな。まあ明日香は言われなくても知ってるだろうがな。」

「まあ能力の詳細は別紙を見ておいてくれ。それじゃあ時計回りにどんどん言ってくれ。」

「僕は河野咲斗。能力は空間把握です。よろしくお願いします。」

「私は天野晴菜。能力はテレパシーよ。よろしく。」

「伊吹京谷だ。能力は模倣。よろしく頼む。」

「あたいは如月葵。能力は天候操作だよ。よろしく。」

「俺は神涼介。能力はリバース。よろしくな。」


全員の自己紹介が終わると明日香は再び口を開いた。


「今回急遽みんなに集まってもらったのは他でもない。例の組織が本格的に活動を開始したからだ。そしてつい先日に行方不明となった海堂カルマという男だが彼は特異種、未来予知を持つものだった。おそらく奴らに誘拐された可能性が高い。」


そこで京谷が口を挟む。


「確証はあるのか?」

「絶対とは言えない。だが彼がいなくなった時と奴らの活動が活発になった時がほとんど同じであったことから可能性は高いと思う。仮に違ったとしても奴らをこれ以上野放しにしておくわけにはいかない。だから明日、奴らの本拠地に突撃する。」


ここで俊明が手を挙げて


「いいのか?民間人を巻き込むことになるぞ。それに乗り込むといっても場所はわかってるのか?」

「場所は咲斗に昨日のカジノを襲撃した犯人を空間把握を使って追跡してもらった。それに一般市民については晴菜に任せたいのだけど可能か?」

「はいはーい、大丈夫だよ。明日の正午に緊急警報を流すんだよね。私のお父さんがちょっと偉い人だから多分大丈夫だよ。」

「よし、では作戦を説明する。まず正午に警報がなると同時に涼介のリバースで近くの民間人の進行方向を反転させて可能な限り遠ざけてくれ。葵は涼介の補助を頼む。敵のアジトを中心に下降気流を起こしてくれ。できれば5分で済ませてほしい。非難が完了するのと同時に私と晴菜以外の全員で奇襲を仕掛ける。」


明日香が大きく息を吸って、


「明日で奴らを完全無力化する。気を引き締めて行くぞ!」


啖呵を切った明日香に全員が大きく頷く。

平和のために彼らは動き出すのだった。

こんにちは、満島空です。

無事、第一志望校に合格したためこれからは今までよりかは執筆活動に時間をさけるようになりました。

ここでは登場人物の能力の詳細を説明していこうかなと思います。


サーチ・・・対象、もしくはその名前を見るだけで対象がマジックを使えるかどうか、使えるならどのような能力なのかわかる。

空気砲・・・目の前の空気を固めて拳の風圧に乗せて発射する。使用者の力が強いほど威力が上がり、繰り出す速さが速いほど空気砲のスピードと移動距離が上がる。

空間把握・・・周囲10㎞に存在する物質の位置を認識できる。

テレパシー・・・任意の人間と意思疎通ができる。

模倣・・・一度見た物体を短時間であるが作成し使用することができる。

天候操作・・・天気を自由に操作することができる。

リバース・・・目視したものに働いている力の方向や進行方向を180度回転させる。

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