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レンアイ化学反応式  作者: 真冬のみずあそび
3/4

先生

入学式から4日後のこと。




「いやぁ まさか沙夜と一緒のクラスになれるとは思ってなかったなぁ」


私のとなりでそう言うのは小学校からの友達の舞。



「そーだねぇ」




「奇跡だよね・・・次って数学?」




「いきなり!? うん数学」




「ごめんごめん、数学って確か・・・響谷先生だったっけ?」




「んー、確かそうだった気が」




「あ、ほら来たよ」




がらりと教室の前のドアが開く。


入学式とはまったく違う白衣姿の響谷先生が入ってきた。



「へー。よく見るとなかなかイケメンだねぇ~」


舞がニヤニヤして言う。



「うん。まあ(なんで白衣?)」


適当に相槌をうっておいた。



「でもさ~やっぱ年上だからなぁ」




「そうだね」



そうだね、なんて言ってしまったけど

実は私、年上派なんです。


中2から中3にかけて塾の先生に恋してた張本人ですから。



授業の始まりを知らせるチャイムが鳴り響いた。



「号令ー」



響谷先生が声をかけた。

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