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宿題と親友と。。。

あ〜。どうしよう。


あたしがどうしてこんなに悩んでいるかというと…


夏休みの宿題が何も終わってないから。

まだひとつも手を付けていない。夏休みもあと10日しかないっていうのに。


あっ!こんなときは…☆

『結希〜宿題手伝って♪♪』

あたしは結希にメールを送った。

『またぁ?ま、いいよ。今から藍梨ん家行くね』

やっぱりあんたは良い親友だよ!!


「お邪魔しまーす」

結希だ!あたしは自分の部屋がある2階から階段をかけ下りた。

「どうぞ〜上がって」


それからしばらく結希とあたしは大量にたまっている宿題と戦った。

結果は見事に勝利。ほとんど結希が問題を解いてくれたんだけど・・・。


宿題が片付いて、あたしと結希はジュースを飲みながらテレビを見ていた。

その時、

「藍梨さ〜、洋輔さんとメールしてる?」

結希が突然、質問してきた。


「え」

あたしは動揺してそれしか言えなかった。


「やっぱしてないかー。夏休みなんだから遊びに誘ってみれば?」

「うん」

それができれば苦労しないよ。結希みたいに可愛かったら積極的に誘えるかも知んないけどさ。


「あさって夏祭りじゃん!一緒に行けば?」


そっか!そんなものがあったんだっけ。もう2〜3年行ってないから忘れてた。


「洋輔さんOKしてくれるかなぁ・・・」

「そんなのやってみなきゃわかんないじゃんっ!」


結希はあたしを勇気づけてくれた。


「今日メールしなよ」

「うん!頑張る!」


結希が帰ってから、あたしは近くのCDショップに出掛けた。

あたしがCDを選んでいると、

「あれ?水野?」


という声が聞こえた。


聞き慣れた声だったけど、誰だろ。あたしはその声がする方を見上げた。


「あーっ!空くん!!」

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