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200文字小説集

天国に届け…(200文字小説)

作者: 日下部良介

天国ってどんなとこ?

まだ小さな息子が聞く。



ベッドの上で眠りに着いたまま妻は天国へ旅立った。



葬儀が終わって、息子と二人で家に帰った。


明日はママのお見舞いに行こうね。


ママはもう天国に行ってしまったんだ。


いつ帰ってくるの。


お前がもう少し大きくなったらな。


パパはどうして泣いているの?

ママがいなくて寂しいの?

じゃあ、僕が一緒に寝てあげる。


そうだな。そうしてくれるとパパは寂しくないよ。


ボク、早く大きくなるね。


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― 新着の感想 ―
[一言] 自分たちの目の前にある世界は、あまりに無慈悲で、あまりに不安定だ。 でも、誰も悪くない。 ああ、これ以上言うのは、なんだか野暮だ。 何も言わない方が良いのかもしれない。 すみません、日下部さ…
[一言] 残された父と子。 こういう小さな子を残す母親の辛さって、本当に耐えられないだろうなあ。 胸が締め付けられます。
2010/12/14 16:33 退会済み
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