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中古にまつわる怖い話と奇妙な話  作者: 夏の月 すいか


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付属品

 ―玩具リユースショップ パート勤務 鹿波(かなみ)(仮名)さんの話―


 T社から発売されている、女の子なら誰でも知っているだろう着せ替え人形がある。その人形が暮らすリビングや寝室を再現したおもちゃの話。

 そのおもちゃは厚紙で出来ていて、収納時はたたんで箱型になる。広げると家の間取りが再現されて、家具などを配置して遊べるようになっている。

 鹿波さんは買取ったそのおもちゃのテーブルやソファなどの付属品が揃っているか確認し、クリーニングして店頭に並べた。もともときれいで使用感も少ないものだったため、その日のうちに売れた。

  翌日、それを購入したお客様が店に怒鳴り込んできた。

 「この店はこんなものを売っているんですか。いくら中古とはいえ、確認が適当過ぎじゃないですか。こんな気持ち悪いものを売って。こんな物もう要りません」

 店長が返金対応をし、謝罪した。そのお客様が返品に来たおもちゃは間違いなく鹿波さんが確認し、クリーニングして販売したものだった。

 どんなクレームだったのか確認のため、箱から出して本体を手に取った。厚紙の本体がうっすら湿っている。本体を広げると、テーブルやソファ、ベッドなどあらゆる家具に長い髪の毛が大量に絡みついていた。

 鹿波さんは店長にちゃんと確認してから店頭に並べるように注意されたが、鹿波さんはどうせ信じてもらえないと思い、反論せずに黙って聞いていた。

 鹿波さんが買取後に部品を確認した際、子どもの手作りのようなお守りが入っていたこと。付属品ではなかったため捨てたことが無関係だとは思えなかった。

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