段階的提供
大都市 高所得者向けに売れそうな商品を
販売する事を目的として構成されている
首都圏営業本部とか、関西圏営業本部
とかいうような名前の事業部を抱える大企業
メガバンク、電機メーカー、自動車メーカー
などなど、色んな会社がありますが
若い頃から馴染みのある電機メーカー
とかを見てみると
最初に新製品を開発後
製造コストが高い高機能上位機種
大都市 高所得者向けの製品を販売してから
地方都市 高所得者向けの、もう少し製造コストが安く
機能を絞り込んだ製品を販売
さらに山村郡部 高所得者向けの
もっと製造コストが安い機能を絞り込んだ製品を販売
そして最後には、山村郡部 低所得者でも買える値段の
最低限の単純な機能だけな製品が販売
と販売展開していく中で、売れなくなった段階で
もっと低機能な下位機種の販売をやめる
というような段階的提供という事をする
メーカーさんの製品ユーザーでした。
また、そのメーカーさんの企業向けサービスは
大都市の高所得者が多い地域密着型同業者団体に
所属する会社で利用してもらえそうなサービス
結構に人件費が高いサービスマンが必要なサービスを提供してから
ギリギリ採算がとれそうな
地方都市の地域密着型同業者団体に
所属する会社が利用しそうなサービスも提供開始
不採算な地域からはサービスエリアから外す。
といったものだったように思えます。
最近、同じような段階的提供を感したのが政府備蓄米です
テレビで備蓄米が販売開始されましたと
大都市圏の郊外店がテレビで映されていましたが
自分の住んでいる地方都市では販売開始した店は無く
今、現在に至るまで政府備蓄米を眼にした事は、ありません。
大都市 中所得者向けの店舗とかに流通して
自分が住んでいる地方都市の店舗にまで流通しなかった
というワケだったんでしょう。たぶん。
大都市 高所得者向け高級製品を展示して販売しているショールーム自体が
電車に乗って東京にでも行かない限り視界に入らないし
もし、ショールームを見ても買えるような購入資金とか維持費とかが
あるワケじゃないので買えないのですが。
はて、じゃ自分の住んでいる近所にある
ショールームは、どんな営業拠点なのか?
というと、自動車メーカーの販売子会社とかの場合
自動車が必需品なほどに公共交通手段が少ない
地方都市なので、自動車メーカーのショールームが
地方都市 高所得者向けな高級新車を扱う店から
低所得者向けの中古車を扱う店まで大量に存在しています。
そして、そういった自動車関連の税金やガソリン税などの
地方自治体収入で建築されたであろう立派な箱物行政の象徴のような建築物
税務署、市役所、図書館などなどは
昭和バブル頃に建設されて維持されているものの
昭和バブルとかで金があった地元メーカーに
金が無くなったからなのか、結構な事業部や販売店が撤退
営業拠点を存続しても採算があわない地方都市からは撤退して
ネット通信販売だけにした方がマシとしたメーカーさんが
増えたという事なんでしょう。
なので、いくつかの製品やサービスは
ネットで検索しないと見かけなくなり
ブラブラと散歩していても視界に入らなくなりました
なので最近の消費について書こうとしても
いつのまにか、昭和バブル頃までの昔話となってしまい
とても令和時代の消費生活じゃないなあっ
てな内容になってしまっている事に気づきました。
なので、ネット検索とかで調べて
今年、急速に流行し、来年以降も安定して売れ続ける
消費者の購買意欲を沸き立たせ続けそうな商品
もしくは、今年だけで来年以降は売れなくなる
一過性の流行商品
などについても書けるようにしようと思います。
とはいえ、一番多くの人々が興味を示すような感覚で書けなくて
あまり面白くない駄文になってしまうかもしれませんが
また気が向いたら、読んでみて下さい。




