あっ 熊!?
遠い東北地方で熊が増えすぎて
人間が襲われて怪我をしたり、死んでしまったり
最近、ニュースで報道されていたが、どこか他人事だったのだけれども
自分が住んでいる県でも山間郡部だけじゃなくて
20年くらい前に市町村合併で政令指定都市になった市の山間部にも
熊の目撃情報があるし、小学校の校庭に出没した
だいたい個体数は550頭ほどで、ここらへんの地域は温暖なので
熊が冬眠しないから、山間部へ行く必要のある人は
熊除けの鈴で音を鳴らすなどの対策をしてい下さい
と地方ローカルニュースで報道された。
死亡者が年間10人を超えて深刻な事態になってしまいそうなので
という事で、ようやっと国で対策をしてくれるらしい
・・・
数年前に熊が絶滅してしまうかもしれないからという動物愛護精神で
毎年、春に冬眠から覚めた熊を一定頭数に減るまで駆除して
増えすぎてしまわないように調整していたのを、やめ
地球温暖化で、今まで山間部に一定程度は熊の餌となっていた
ブナとかドングリとかの堅果類が凶作になって
山奥の、それらの餌などがある地域は強い熊が縄張りにして独占
縄張り争いに敗れた熊が溢れて人里に出没して
簡単に餌が食べられるという事を認識
自分の縄張りとして出没するようになったから
どんなに罠で捕獲して山奥へ返しても戻ってきてしまう
だけど動物愛護団体とかは、熊を殺処分にする駆除は駄目だと
頭数制限の駆除活動をする自治体へと抗議の電話をかけて
職務妨害を延々と繰り返す。
というような報道されている内容を観ていて、ふと思った
これって他の害獣でも同じような事があるんじゃないか?
農作物を荒らすレベルに増えてしまった害獣と化した
日本猿とか、鹿とかが温暖化で今まで得られた餌が無くなって
農作物被害が拡大しているけど
動物愛護団体の圧力が面倒だから放置していて
農業被害額の規模が過去最大になっているのに放置
熊みたいに人に危害を与える凶悪害獣として
認識されるまで、どんなに農家が自治体に対策要望しても
自治体は箱物行政とかに出す予算はあっても
そういう事への対策の予算は無いから
人員もさけないし、対策も出来ません
てのが当たり前
害獣が出没するような
山間郡部に住む住人は少子高齢化で
60歳過ぎとかの高齢者ばかりなのか
死亡事件の被害者は高齢者ばかり
たぶん、こういった事というか野生動物を研究している
頭の良い人とかが、根本対策を考えるのだろうけれど
同じような餌不足の凶作が発生しても
人里に熊が溢れない程度に頭数制限をする
って最低限の対策が、今からで間に合うのかな?
という気もする。
まあ、自分の居住地域には熊が出没するような場所は無いので
他人事と言えば他人事なので危機感までは感じないのだけれども
何故か、山間郡部に住む知人とか、その家族は
あれこれと対策をせざるを得なくなったのかな
などと最近、思い浮かんだので書くだけ書いてみました
数年後、県内生息頭数550頭から、どれくらい変化しているんでしょうね?
数ヶ月前まで、こんな野生動物生態になんか
全く無関心だった自分ですら、これだけの事を
知るほどにテレビで繰り返し報道されているのだから
やっぱ、テレビの影響ってのは大きいものだとも感じます
無関心層の多い事象について、関心を抱えさせる
世論操作ってテレビを使ったら可能なのだとも




