風邪
風邪をひいた。こう自覚症状があるのは今年になって初めてだ
喉が痛くなって、肩とか腰とかの関節が痛い
新型コロナ、とかじゃないな
こんな喉が痛くなるとかじゃなくて
もっと激しい症状が発生するらしいし
今年の秋になってから発生しているとかいう
インフルエンザだけでも無いだろう
普通の寝てたら回復する程度の風邪だろうな
でも誰かに伝染させちゃいけないから
アパートに閉じこもって一人でいるか
丁度、今日って消費者サークルで
なんかの打ち合わせみたいなのがあるって
言ってたけど、一日くらい行かなくてもいいかあ
というワケで誰も人間が視界に入らない一日
視界にあるのはテレビだけ
朝になって同じアパートに住む人々が
自動車や自転車で出かけていく音が響き
近くにある高校の高校生が
通学する音が聞こえ
郵便配達のオッサンが通りがかる
電動バイクの音が聞こえ
夕方になって近くにある高校の
高校生が大声でハイテンションに叫びながら
帰宅する音が聞こえ
同じアパートに住む人々が
自動車や自転車で帰ってくる音が響く
なんとなしに、つけっぱなしにしている
テレビから流れるのは
午前中はワールドシリーズ中継
午後は、新しい首相が初の女性首相で
とかを語るワイドショー
夕方からは日本シリーズ中継
本当に自分一人でいて、誰の声も聴かず
自分独りでいる時間というのも珍しい
なので、自分独りだけで何かの論文の下書きを
書いておこうかな、と思い立ち
とりあえず、思いついた論理の目次を
作って見ようとしてみる
本の目次のように大雑把な論理構成
健康な体に、健康な心が宿る
と言われているけれども
不健康な体には、不健康な心が宿ってくるようだ
雑で、いいかげんで大雑把な性格なのが
エスカレートして色々と雑に大雑把になっている
なんか、どう考えても、しょうもない論理しか書けない
目次の段階で、なんか自分でも2度と読みたくないような
しょうもない意味の無い論理しか思いつかない
そして体調が悪いから、色んな事が面倒になる
しかも、考えとかも雑になって
色んな事が、どうでも良くなっているからか
どういうテーマにしたんだかを忘れて
概要なのに、こっちの章で書いている事と
あっちの章で書いている事の論理矛盾がある
詳細を書いたら基本用語の引用とかを間違えそう
諦めて体調が良くなったら書き直すしかないか
そう割り切って、ひたすら寝ているだけにした
なので、本当に真っ白な色の無い
いや誰もいない何も無い一日が数日、続いてしまうのだ
暇だ。そして退屈だ。でも仕方ないか風邪をひいてしまった事だし。




