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ユーザーサポート


『今、その画像生成AIソフトの無料版、ダウンロードしてみたんですけど

 これって、英語バージョンなんですねー、ヘルプとかも全部』



「そりゃー、まだ、日本に本格導入するか不明だから

 日本語版は無いよ、ああ、そうそう、んじゃ

 このソフト開発会社の事でも言っておくよ


 えーとね、基本、金払いのいいユーザー優先な会社なんだよね


 ユーザーサポートから、色んな修正リリース担当まで


 だから、金にならないクレームだけ多いユーザーは

 時間と金の無駄って事で、対応優先順位を下げられる


 ちなみに、アジア太平洋事業部内で日本子会社の

 売り上げ貢献率は、5%未満


 企業向け製品のユーザーサポートで、そうなんだから

 無料版で個人向けにリリースしているのとかは


 ”試しに、こんな感じで使ってみてくれないかな?

  不都合が、あったら、こちらへ電話してくれよ


  払える金に応じて、メールサポート、電話サポート

  ユーザーサポート作業員派遣サポート

  をするんで”


 と、ヘルプにも書かれている通りで

 金を持ってたらユーザーサポートしてくれる


 というワケなんで、日本の会社みたいな

 無料ユーザーサポートなんて期待しない方がいいからね

 まだ、試行錯誤して使い方を覚えた方が正解だから


 下手に電話して交渉して無料サポートを引っ張り出そうとかすると

 結構に面倒な場合もあるからさ」



『面倒な事になるって?』



「いや、この日本国内でユーザーサポートしている会社とか関係会社

 なーんか、やっばいかもしれないんだよね


 アメリカ本社の開発部署とかは、マトモなんだけど


 上海のガラの悪いってかチャイナ・マフィアの巣窟みたいなトコで

 あまりにもネット犯罪が多いからってんで仕事を覚えた

 セキュリティ・エンジニアとか


 有名な、ビンラディン一族だっけ?

 あの一族と同じ宗教の信者で

 極端に偏った過激な感覚のクレーム対応社員

攻撃用戦闘員って内輪じゃ呼ばれているのとか


 人件費を、あまりかけたくないからで集めたユーザーサポート部署で

 ユーザーサポート・マネージャーも

 ユーザーから一番、金を引っ張り出せたからって事で

 アメリカ本社の人間が登用した韓国人の

 自分がユーザーから金を引っ張るためには

 結構に、それって、どうなん? って やり方をするババァだし


 まあ、ヘルプを見るとユーザポートへの連絡方法が

 メールとか電話とかで書かれているけど


 そういうのとは関わらない方がいいし

 連絡しない方がいいからね


 昔は、関わった時に公開した個人情報を利用して

 信用会社へクレジットカードの与信情報開示請求して

 無断でクレジットカードを作って現金引き出しをしたとかいう

 事件が起こったりするとかいう事件があったからなー


 あれとか、昔は、そういう普通のユーザーサポート仕事してたのが

 本国へ帰って仕事が無くなって、マフィアのフロント企業とかに

 取り込まれて、そういうネット犯罪の実行犯に引きづり込まれる


 ってパターンなんだろうし」



『マジっすか?


 てか、その会社、なんで、そんなの採用すんですか?』



「いやー、先輩の次長様いわく


 ”こーゆー、仕事やってる内輪の底辺労働者なんて

  いつ、そういう世界に引きづり込まれるか、わからないからな

  人間を見たら泥棒になる可能性があるという前提で関われよ。

  アジアの結構広い地域で安全は有料だからな”


 という事、なんだそうだ


 今は、ユーザーサポートをする普通の労働者でも

 少し時間が経過したら、何になるか、わかったもんじゃねーよ

 ってワケなのだよ


 面白半分に電話するなよ?


 御前等ん中で、交渉用英語を聴いた事あるの、いるか?


 ネゴシエーターズ・イングリッシュ


 ネゴシエーターって日本語にすると交渉人だな


 そいつらが話す英語なんだけどな


 御前等じゃ、その言葉を話す奴等の術中に嵌るだけになるからな」


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