E-Sports プレイヤー
ボン先輩が入口で入館証を見せたり
警備員さんのいる所で何かを書いたりして
結構に大きな敷地内に入る
建物内に入ると、入り口にはロッカーがズラリ
そして、そのロッカーの前でボン先輩が説明
「突然ですが、今日から少し検査が増えました
なんでも、小中学校、高校、大学がある
私立大学と、その付属小中高校に所属する学生数人の内輪で
一番、先輩な大学生がネットカジノを後輩に勧めて
更に、そのネットカジノのプレイをするための
違法な暗号資産への変換をやっていて
ギャンブル教唆と、違法な金融取引で逮捕され
高校生や小中校生も保護観察とかになる
という事件が発生したので
そういった事をやっていないかを確認します
各自、スマホを出して下さい
履歴などで、そういった事をやっていないかを確認します
こっちから誘いをかけたのに大変、申し訳ないのだけれども
もし、スマホをチェックされるのが嫌なら
交通費は出しますので帰って下さい」
というと、来たうちの数人は、「なら、いいですー」
という感じで帰っていった
そしてテストプレイをする建物内を移動
「ここが、連続テストプレイをしている人々がいる所
何時間連続で動作させてもマシンを巻き込んで
動かなくなるって事が無い事を確かめるために
何日も、昼から夜まで土曜も日曜も無く
連続して同じゲームをプレイするという事をやってます
結構に、シンドイのでバイト代はいいけど
今回、君達にやってもらうのは、このテストじゃないんだよね」
仮眠室と書いてある部屋や、シャワールームと書いてある部屋
社員食堂や売店の横を通って、とある一室へ
「二人一組になってオンライン対戦プレイをしてもらいます
で、トータルで負けた方は、バイトが、その日まで
やる気が無くなったり時間の余裕が無くなったりして
来れなくなった方も、その日まで
最後まで、やる気が続いて一番、強くて勝ち抜いた人が
E-Sports プレイヤーとして登録されます
で、更に同じE-Sports プレイヤーと対戦して
勝ち抜けば、バイト時給も高くなるし
年に数回、開催される賞金が支払われる大会に参加できます
簡単に言うと、そういう事なんですが
E-Sports プレイヤーをやるなんて嫌だとか
キツイから他の事をやりたいって、想ったら
いつでも、やめて、いいですからね?
無理に意地になって、まだ、やるんだって
続けるだけ続けても意味無いですし
そのE-Sports に向いていて
強くて勝てる人は勝ち続けられるもんです
ただ一時期は勝てても、他のプレイヤーに研究されて
勝てなくなってしまう人もいます
このゲームに内包されている AI は、ある程度、勝った人間への
対策を立てて勝ち続けられないように、あの手、この手を使ってくるので
そうされても勝てるように頑張った人に
更に高収入が入るようになっています
んで、このゲームの運営資金源は対戦を観る観客の観戦チケット代や
プレイヤーへの投げ銭の数割を徴収する手数料ですので
人気プレイヤーになれば、更に収入が増えます
ここまでで、何か質問は?
って質問とか疑問が心に湧くほど、まだ、わかりませんよね
とりあえず、仮プレイヤー登録をして、このE-Sportsをやってみて下さい」




