餅よ、一人の犠牲と共に。
いよいよ餅を作るエピソードに入ります。
餅を作り終わるまでどれぐらいのエピソードがあったのでしょうか。4話、5話、6話、7話、そして8話、すごいですね餅だけのために5話もかけてるなんて。
前から何者かが歩いてきた。それは生地の名人だったのだ。
生地の名人「また会ったな、ミカン。」
「そ、その声は生地の名人ではないか。」
生地の名人「いやそれ言うの遅いぞ。」
「もしかして、炊飯器レンジャー「赤」を打ったのは君?」
生地の名人「い、いや、違いますけど。」
「絶対君だろ。」
生地の名人「なんか、ロボみたいなのは、撃ったような気がしますけど。......あっ、」
「炊飯器レンジャー「赤」が暴走してたのは全部お前のせいだな。」
生地の名人「ち、ちが...います......けど。」
「全部お前がやったんだろー。」
女神様「喧嘩するのをやめるんじゃ。そこの二人。」
「俺も入ってんの?」
女神様「そうじゃ。これは仲直りのために二人で、いい餅を作るんじゃな。」
僕は餅を見た。餅はなんと汚れていたのだ。
「おい、生地の名人。すべてはお前が、炊飯器レンジャー「赤」を撃って、暴走して、餅が飛んできたから、全部お前のせいだー。」
生地の名人「zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz」
「おい、寝んなよ。」
女神様「そんな...言い争いは......やめ......ようぜ...zzzzz」
「女神様も寝ちゃったじゃん。仕方ないから餅は一人で作るとしますか。」
僕は餅をすごい混ぜ合わせようとしたが、何にも、混ぜ合わせる道具がない。どうしたらいいのだろうか。
神の声「生地の名人と女神様を道具に使ったらどうじゃ。」
「神の声、結構やばいこと言ってるな。でもそれはいい考えかもな。」
まずは生地の名人を混ぜ合わせる道具にしようとした。
「道具化マシーン、生地の名人を混ぜ合わせる道具にして。」
道具化マシーン「ハイ、ワカリマシタ」
~一分後~
生地の名人は混ぜ合わせる道具になった。
生地の名人「なに混ぜ合わせる道具に変わってるんだ。絶対ミカン、お前のせいだな。」
「い、いや、違い、ま、すけ、ど」
次は女神様をボウルにしようとした。
「道具化マシーン、女神様をボウルに」
女神様「やめーい、僕をボウルにするんじゃない。」
女神様はその勢いで、道具化マシーンを壊した。
女神様「ふっ、道具化マシーンを壊したぜ。ミカン、餅は大人しく作るんだな。」
生地の名人「俺はどうすんの。もしかして道具になっちゃうの。」
まずは、餅をもの凄い勢いで混ぜる。もちろん、使う道具は生地の名人だ。
生地の名人「この俺様を乱暴に扱うんじゃない。もうちょっと丁寧に扱え。」
~一時間後~
「生地の名人のおかげですっごいおいしいお餅が作れたよ。ありがとう生地の名人。」
女神様「生地の名人に感謝の言葉を言えるなんて、ミカンも大人になったのぅ。」
生地の名人「た、す、けて。」
その言葉と共に生地の名人は天へ昇って行った。
道具化マシーン入れた物を、全部道具にする。どのような道具にするかは決められる。
使い方その1、「ミカンを、ハサミにして」などと言う。
使い方その2、道具化マシーンに道具に変えるものを入れる。
使い方その3、約一分待つと自分が言った道具にしてくれる。
昨日の答えは小勝、古莊、胡床などでした。(まだまだあるかもしれません。)
今日の問題は次回のストーリーに関係します。餅を作った後ミカンは、作った餅を食べます。さて、餅を食べたらミカンはどうなったのでしょうか。
答えは明日投稿される第9話で