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どちらでもないから

作者: Soraきた

何度もあきらめかけた恋の存在

ほっておくことはできないね

あきらめかけた・・

あきらめたわけじゃないから

その恋の存在も

わたしの気持ちも


なんとなく現れた恋なら

ひと息で消してしまえるようなものでも

あなたの前では

その灯りは、いつまでもまぶしすぎて

眠れない夜には

それを理由にしてしまえば

ちょうどいいのかもしれない


たとえば、あなたの前に好きな人が

現れたとしたら

あなたは、思い止まらず声をかけて

その人のことを

引き留めたりしますか・・?


YESでもNOでも

どちらの答えでも

わたしが傷つかない、

当たり障りのない質問をしてみた


あなたが戸惑いを見せても

それはわたしに対する愛嬌であり

そのまま迷うことなく答えても

それはわたしのことを

戸惑わせたくないだけだろう


わたしはあなたと

恋以外の話もたくさんしたいだけ・・


あなたから

「恋に迷うことはないよ」と

言われても

わたしは

あなたの知らないところで

じゅうぶんに

迷うんだろうな


あなたに悟られないように

次の瞬間、ニコリと会釈して

愛嬌を振る舞いながら

戸惑いも見せずに

前を向いて

歩いていくんだろうな

たぶん・・・





読んでいただき、ありがとうございました

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