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ねこちゃんのお皿

作者: 柳久衛

僕の妻は度々、「ねこちゃんのお皿取って」と言う。

うちには猫の柄が入った皿が4種類あり、色違いを選択しても違うと言う。

「これは赤だから違う」

「これじゃなくてちっちゃいねこちゃん」


しかしこのやり取りを続けているうちに僕も求められている皿が分かってくる。

ねこちゃんのお皿取ってという言葉は、今料理している物を見て、それに最適なお皿を用意してという言葉なのである。

最初のころ、僕は大きなお皿を選びがちで文句を言われた。妻の趣向は料理サイズギリギリのお皿だ。溢れそうになるとつまみ食いがはじまる。


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