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04.「勇者パーティside」パーティに起こった異変、突然の弱体化

投稿が空いてしまい、申し訳ございません。

実は4話ですが本来3話の翌日に出す予定で本編も書いていたんですが、半分ぐらい書いたところで4話のデータが消えてしまい、そのショックで書いていた内容もほとんど忘れ、書けなかったという訳です。

しかし、これを読んでいただき、感想を書いてくださった方がいてくださって、更には僕のリアルフレンドに「続き楽しみ」にしてると言われたので頑張ろうってなり、続きを書き始めたと言うことです。そして、データが消える前より納得のいく話をかけました。

学校が始まり、また投稿が遅くなるかも知れませんがのんびり待ってくださると幸いです。

さて、長くなりましたが、前置きはこの辺にして

本編、スタートです!

ジェイスとシャロンが冒険者登録を完了しとた同時刻、ハーガ達はまた違うダンジョンの中にいた。

ジェイスを追放し、シャロンが抜けてから街に一旦戻ってメンバーを揃えようとしたが、高ランクの冒険者達は全員ダンジョンに行っており、やむおえなく3人でまた違うダンジョンに来ていた。


「ねぇ…ハーガ、そろそろ休憩しない?アタシ疲れたんだけど」


そう提案したのはリーガンだった。


「賛成ですね。移動に体力を使い、戦闘時にスタミナ切れを起こしたら大変なので」


アイラが提案に賛成する。

しかし、ハーガは


「ダメに決まってんだろ!少しでもダンジョンを攻略してさっさとこのダンジョンを出てぇんだからよ!」


と、2人の意見を拒否する。


「だいたい、つい10分前にも休憩しただろ!いつもならもうダンジョン攻略が終わってる頃だぞ!」


「それなら、ハーガも少しは荷物を持ちなさいよ!」


「そうですよ。あの無能な剣聖が抜けて私たち2人が荷物を持っているのですよ。体力低下は必然的に起きます」


そう言われ、ハーガは言い返せなくなる。


「ちっ…10分だけだからな」


そうハーガは言った


(何が起きてやがる。あの無能が抜けてから妙に体力が落ちやがった。こんなんじゃいつまでたっても攻略出来ねぇじゃねぇか!クソっ!イライラしてくるぜ!)


そうハーガが考えながら休憩の準備をしていると、


「「「グルルルルル」」」


と唸り声が聞こえてきた。


(ちょうどいい所に雑魚のシルバーウルフの群れががいやがった。あいつらを倒してストレス発散させて貰うぜ)


「あんな雑魚共は俺が倒して来てやるからさっさと休憩の準備しとけよ!」


ハーガはそう言って剣を手に取り、シルバーウルフの群れに突っ込んで言った。


「おら!死ねぇ!」


ハーガは群れの中の1体に剣を振り下ろした。

しかし、


ガキィィィン


「なっ!?」


シルバーウルフの体毛によって弾かれた。


(今何が起きた!?なんでこんな雑魚が俺の剣を弾きやがった!?)


ハーガは動揺してしまった。

その隙をついて1体のシルバーウルフが


「グルルアァァァァァ!」


唸り声をあげながら噛み付いて来た。


(はっ!てめぇらみてぇな雑魚の攻撃が俺に効くとでも思ってのんか!)


しかし、


「があぁぁぁあ!」


シルバーウルフに噛まれたハーガは絶叫した。


(痛ぇ痛ぇ痛ぇ!さっきから何が起きてやがる!?剣を弾かれたと思ったら今度はダメージが入りやがった!マジで何が起きてやがる!?)


「全く、何してんのよ!そんな雑魚さっさと倒しなさいよ!」


「そうですよ。早く倒して休憩しないと貴方も体力が持ちませんよ。」


「そんなことは分かってる!ただ、何故か攻撃が効かねぇんだよ!分かったらさっさと手伝いやがれ!」


ハーガはそう叫び、


「はぁ…シルバーウルフ程度に何を苦戦してるんだか」


「まぁ、たまたま調子が悪かったんでしょう。リーガン、ハーガの援護をしますよ。」


「分かったわよ」


そう言ってリーガンは片手剣と大盾を、アイラは杖を手に取った。


そして、ハーガの援護をしようとするが、


「重っ!?なんでこいつらの攻撃がこんなに重いわけ!?」


リーガンがシルバーウルフの攻撃を受けて顔を歪ませる。


さらに、


「なぜですか!?なぜこんなに回復が遅いんですか!?」


ハーガを回復させようとしてたアイラがそう声をこぼす。


シルバーウルフはDランクの魔物だ。

普段Aランクの魔物を相手にしているハーガ達はDランクの魔物の攻撃なんて効くはずもない。

そして、そのAランクの魔物に負わされた傷も今までは回復(ヒール)で一瞬で治していた。

しかし、それはジェイスが『常時発動型能力(パッシブスキル)』の恩恵でステータスが100倍になっていたからであって、その恩恵が無くなった今、ハーガ達のステータスはDランク冒険者と同等、もしくはそれ以下にまで下がっている。

もちろん、そんなことはハーガ達は分かっているはずもなく焦り出す。


「クソっ!お前ら!ここは一旦体制を立て直すために撤退するぞ!」


そうハーガは言い、そそくさとシルバーウルフから逃げて行った。


(クソっ!マジでどうなってやがる!?俺だけじゃなくてリーガンやアイラまで弱体化してやがる!)


そうして、ハーガ達の勇者パーティ『豪快な勇者達(ワイルドヒーローズ)』はDランクの魔物に負けるという屈辱を味わいながらダンジョンを後にする。





しかしこんなものは序章にすぎない。

ここからさらにハーガ達は転落して地に落ちていく。

次回、新キャラの登場です!(ただし、ジェイス達は厄介事に巻き込まれます)


【※読者の皆さまへ、大切なお願いがあります】


読了ありがとうございました!


少しでも、

「面白かった!」

「続きが気になる!」


と思っていただけましたら、ブックマークや評価、感想等を是非お願いします!!!!


評価はページの下側にある【☆☆☆☆☆】をタップすればできますのでよろしくお願いいたします。


続きを書く励みになりますので!


かなりの不定期更新ですが、気長に待っていただけると幸いです。

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