でも、、、
本はあまり読みません。今までで20冊くらいです。あ、自分語りです!
初めて書きます。特に先のこと考えずに書いてます
第1話
「いでぇぇえ!!...ほぇ??」
痛みと供にハルトは突然のことに変な声を出して固まっている。
(どこだここ!?!? なんだよこれ!?あれ?ん?俺さっきまで何してたっk..ってあ!)
遡ること数分前。
特に秀でたとこもないごくごく普通の石原ハルト(17)は学校の帰りに祖母の家
に寄って風呂敷と空になったタッパーを返すようにと母に頼まれていたので、
少し面倒くさいと思いつつも渋々祖母の家へと向かい歩いていた。
ハルトが歩いている道はド田舎の道路整備が行われていない、いわゆる過疎村の
淋しい道であり、当然のようにデカめの石やら岩やらが転がっていて、気を抜く
とすぐに転んでしまいそうなほどにゴッツゴツである。
ハルトは何度か躓いたりしながらも歩いていく。
「あぶねぇなぁ。。この道、昔から思ってたけどほんとに誰も整備しないんだよなー。普通に村の婆さん爺さんが転んで死んだりしそうだなー。」
そんなことをぶつぶつと呟くハルトの足元にはデカめの穴が。
しかしハルトも普通の高校生とはいえ、若いのでそんな穴があろうと平気でよけた。若いって凄い。
だがしかし、ハルトはあるものに気をとられた。
ハルトの目の前には、朧気に淡い光を放つ宝石のような物が1つ、ゴツゴツの地面の上に転がっている。
それはビー玉より少し大きいくらいで、形は近くで見ないと良くわからないが、
加工された石のようにも見える。
「ん?なんだあれ?宝石かなんかか?良く見えないけどスゲー綺麗」
その宝石か石かに気をとられたハルトは足元に空いたもう1つのデカめの穴には
全く気づきそうにない。
「うわぁぁぁぁあ!」
デカめの穴に足をすくわれたハルトは体勢が崩れてその場に倒れそうになる。
その時突然物凄く眩い青い光がハルトを包む。それはあの宝石のようなものから放たれた光だ。
次の瞬間。
ハルトは見たこともない景観の街の真ん中に倒れていた。ー