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エピローグ

魔法世界での魔法城襲撃事件、外史世界での一刀誘拐事件から始まったヨナルデとクルスによる大きな戦いが終わってから約一週間、いろいろなことが起きていた。


まず魔法世界では襲撃犯の一味であったアラクネとケイル


本来ならば死罪もあり得たのだが彼らの経緯をよく調べた結果、魔法使いの方に問題があるとされ罪は軽くなり、壊した魔法城の修復を命じられた。


アラクネ「あ~あ、魔法使えばすぐにでも直せるのに魔力を一切使ってはいけないのが条件だなんてね 」


ケイル「おではそういうの得意だけどな 」


渋々文句を言いながらも二人は働いていた。


ケイル「早くガルムも復活してくれたらな 」


アラクネ「そうね 」


再生の壺に入れられたガルムは完全復活に時間が必要とされ壺は塔の中に置かれた。


そして完全復活され次第アラクネ達同様、魔法使いの国を追放とされている。


結構重い罰な気もするが彼らにとってはこれが軽い罰だったりする。


そしてヨナルデに協力したデビバットに関しては┅


デビバット「ちょっと!?あいつらが城の修復っていう軽い罪で俺っちが何で牢獄行きなわけ!? 」


魔法城にある牢獄行きとなった。


エレナ「これでも罪は軽い方なんですよ。悪魔族であり、ヨナルデに協力してルシファーが入れられたエンドレスの壺を盗んだ罪に比べればね 」


これらのことをしでかしたデビバットも当然死罪なのだがこれまたエレナが上層部に掛け合って牢獄行きにしてもらったのだ。


デビバット「お願いしますエレナ様、魔法城どころか世界中のトイレ掃除をしますから俺っちをもっと軽い罰にしてください! 」


エレナ「ダメです!1ヶ月牢獄生活を送りなさい 」


エレナがデビバットにそう言うと


デビバット「俺っちがここまで言ってんだからもうちょい軽い罰にしてくれたっていいじゃねぇかこのチビ(超小声) 」


ぼそそっ


デビバットが誰にも聞こえないような超小声でエレナの悪口を言うと


エレナ「反省の色なしとして更に半年入ってもらいます! 」


デビバット「えぇーっ!? 」



どうやらエレナには聞こえたようで更に期間が延長されてしまうデビバットであった。


デビバット「どうかお慈悲をーっ! 」


エレナ「ダメです。ではさようなら 」


そう言ってエレナはデビバットの前から去っていった。


一方、外史の世界はというと


魔法世界から帰還して少しの間、一刀が目を覚まさないという出来事があったものの、その一刀もすぐに目覚めて特に問題なく┅


華琳「問題がないですって!大有りよ! 」


いきなり華琳が突っ込んできた。


華琳「何もかもが解決したように言うけどねぇ┅ 」


華琳はいきなり胸元を広げると


ぽんっ!


華琳の胸から何かが飛び出してきた。


よく見ると胸パットである。


そして華琳の胸は┅


ぺったんこ~っ!


見事に真っ平なぺったんこであった。


おそらく原作よりも小さく、桂花(けいふぁ)や季衣達貧乳組以下の胸に違いない。


何故こうなったのかというと


あの戦いで一刀を助けるために華琳が飲んだアクマミンX の副作用のせいであった。


ライラは数日くらいで戻るだろうと言っていたがあれから一週間が経過しても華琳の胸は元に戻らなかった。


おそらくアクマミンXを人間が飲んだためライラにもいつ戻るかわからないのだろう。


華琳「あれから元の胸に戻るために私なりに色々と試してみたわ!でも結果は効果無し 」


そう。華琳が言うように華琳は牛乳を飲んだり様々なバストアップ方を試したものの、結果は散々であった。


もはや打つ手は無しである。


華琳が誰にも言えない悩みに苦しんでいると


一刀「ほほぉ、そんなことがあったのか 」


華琳「一刀っ! 」


いつの間にか部屋の中に一刀がいた。


一刀「しかし、ただでさえ貧乳の華琳がド貧乳になるだなんてなぁ 」


華琳「なっ! 」


一番知られたくない人物に胸の秘密を見られてしまった華琳


秘密漏洩を防ぐため華琳がとった行動は┅


華琳「一刀、ここであなたの息の根を止めて┅ 」


口封じのため一刀を殺そうと考える華琳であったが


一刀「まぁ華琳がド貧乳になったのも全ては俺を助けるためにやったことだと聞いたし、俺がバストアップに協力してやるか 」


華琳「えっ? 」


一刀は華琳を馬鹿にするどころかバストアップに協力すると言い出したのだ。


これにはさすがの華琳も怒りが収まるしかない


華琳「(あの一刀が私に協力するだなんて、でも豊胸に協力するって一体┅、まさか!?) 」


男が協力するバストアップを考えた華琳は真っ先に胸を揉むという考えが浮かび上がった。


華琳「(で┅でも私の胸を揉ませるだなんて、いや、一刀なら別に┅) 」


恥ずかしいが相手が一刀ならば構わないという気持ちで華琳が悩むなか


当の一刀は


スッ!


手を重ねて輪を作り、華琳の胸に狙いを定めると


一刀「ハァーッ! 」


息を吹きながら魔力を流し込んだ。


すると


ずずずっ!


華琳「えっ? 」


華琳の胸がどんどん膨らみだしたのだ。


これぞ一刀が持つ個人魔術(オリジナル)の一つ、魔乳支配者(バスト・ルーラー)である。


息を吹き出しながら魔力を流すことで相手の胸を大きくし、吸うことで胸を小さくさせる代わりに魔力を回復することができるのだ。ただし、後述の効果に関しては巨乳好きな一刀にとって苦痛であったりする。


そして


ずずずっ!


華琳の胸は大きくなっていきド貧乳から元の貧乳どころか並乳にまで大きくなっていった。


華琳「(元より大きくなっているけどこれはこれでいいわね) 」


更なるバストアップに喜ぶ華琳であったが


ずずずっ!


華琳の胸は更に大きくなっていき巨乳、爆乳にまで大きくなっていった。


華琳「(これはさすがにちょっと似合わないわね)一刀、もういいからやめなさい 」



既にトランジスターグラマー(小柄でグラマーな女性)となってしまった華琳は一刀に魔力を流すことをやめるよう言うが


一刀「はぁはぁ┅ 」


華琳「えっ? 」


既に一刀は魔力消耗で意識はほとんどなく、ただ単に魔力を流し続けていた。


最初はちょこっとだけ魔力を流すつもりだった一刀であったが


大きくなっていく華琳の胸を見ているうちに興奮してしまい調子にのって魔力を流しまくった結果、自分でも止められなくなっていた。


ずずずーっ!


華琳「ちょ┅ちょっと一刀!? 」


既に胸がアドバルーンのごとく魔乳化してしまった華琳


このままでは自分の胸に押し潰されてしまいそうであったその時


一刀「う┅嬉しいけど苦しい、く┅苦しいけど嬉しい!? 」


ぴたっ!


華琳のおっぱいに一刀が触れた瞬間


パァンッ!


華琳のおっぱいが破裂し、爆発してしまった。


魔乳支配者(バスト・ルーラー)で膨らませたおっぱいは胸の持ち主以外が触れてしまうと風船の空気が抜けるように(しぼ)んだり、破裂する。


そして


シュウゥッ┅


爆風が収まった後、散々散らかりまくった部屋の中にて


華琳「ぷはぁっ! 」


華琳が飛び出した。


その後


一刀「ぷはぁっ! 」


一刀も即座に飛び出した。



しかもおっぱいが爆発した影響なのかいくらかの魔力が戻っていたのだった。


華琳「この┅一刀! 」


いつものごとく一刀に説教しようとする華琳であったが


一刀「ひぃっ!?あれっ?華琳、お前の胸┅ 」


華琳「あぁんっ!私の胸がどうしたのよ! 」


一刀に指摘され、華琳が自身の胸を見てみると


ぷるんっ♪


そこにはド貧乳から元の貧乳に戻っていた華琳のおっぱいがあった。


華琳「これは一体!? 」


おそらく魔乳支配者(バスト・ルーラー)がアクマミンXの副作用を打ち消したのだろう。


とにかく完全なる偶然であったが華琳のおっぱいが無事元に戻り全ては丸く収まったかに見えたのだが


一刀「っていうか、やっぱお前のおっぱいって小さすぎだな 」


カチンッ!


一刀が言ってしまった余計な一言がお仕置きをやめようとした華琳の怒りの爆弾を再び起動させてしまい


ドガバキンッ!!☆ミ


一刀「な┅何で!? 」


華琳「知らないわよ! 」


一刀の頭にしばらくは消えそうにない大きなタンコブを作らせたのだった。


とにかく全て終わったかに見えたのだが


この時の一刀達は近々新たな戦いが始まることを知らなかったのだった。

長いようで短かったわけですがありがとうございます。


次回より新作を執筆しますのでお待ちください

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