激戦終結、とんだ一刀騒動
クルス達の手によって魔力を吸われてしまった一刀が華琳によって復活し、クルスと戦うことになるも一刀は苦戦してしまう
そんななか、一刀の持つ召喚リングから十体全ての召喚獣達が一刀の危機に実体化するという奇跡が起こり、一刀は究極召喚獣融合を果たした。
その力はクルスを圧倒するものであるが初めて発動させたため時間制限があるのが弱点であり、そのことを知らなかった一刀は調子にのってクルスをいたぶった結果、未完成な融合によってかなりのダメージを受けてしまい、もう変身できる時間が残りわずかとなってしまう。
そして決着をつけるため互いに最強攻撃を繰り出したわけなのだが、時間切れにより一刀の方が押されてしまうも華琳の力を借りることでクルスの攻撃を押し返していき逆転勝利したのだった。
融合一刀「やっと終わったな 」
戦いが終わると同時に
パァッ!
一刀の体が光り輝くと
ババァッ!
究極召喚獣融合のタイムリミットがきたため融合一刀の体は一刀と十体の召喚獣達の姿に戻り、召喚獣達は召喚リングに戻った。
もしあと数秒でも戦いが長引いていたのなら先に倒れていたのは一刀の方だったかもしれない
そんな紙一重の戦いであったのだ。
そして一刀はそのまま隣にいた華琳に寄り添うように倒れた。
華琳「一刀ったら 」
いつもならば問答無用で突き倒しているところだがあの激戦を終えた直後ということで特別に倒れることを許可する華琳
すると
一刀「んっ┅ 」
ぺったぁ~ん
華琳「へっ? 」
一刀は自分を復活させるために華琳が使ったアクマミンXの副作用によってただでさえ貧乳の華琳のおっぱいが季衣や琉流以上に貧乳と化した華琳のおっぱいを目撃してしまった。
この後の展開的に┅
一刀「プッ!何だよ華琳そのおっぱいはよ!これなら俺の方がおっぱい大きいぜ! 」
とデリカシーゼロの台詞を言って華琳の手によって半殺しの目に遭う一刀の姿が定番のごとく読者にも想像できるのだが
何故か今回に限っては!?
一刀「華琳、俺のせいでそんな胸になってしまうだなんて、だけど俺は華琳のことが好きだぜ 」
華琳「えっ!? 」
という巨乳好きである一刀からとんでもない言葉が繰り出させ、さすがの華琳も驚くくらいであった。
華琳「か┅一刀、まさかあなたからそんな言葉が出るだなんてね。でも私もあなたがどんなに阿保で変態で馬鹿でもあなたのことが好┅ 」
と華琳が続けて言おうとしたその時!
シュパァッ!
マリア「みんな、大丈夫だった!? 」
エレナ「マリアさん 」
戦いの場から離れていたマリア、炎夢、風羅、エリス、アンソニー達が戦いが終わったのを察知し、転移魔法を使ってこの場に現れた。
すると
シュッ!
華琳「えっ? 」
一刀の姿が華琳の近くから消え
一刀「マリア、俺の愛しの幼馴染みよ 」
マリア「えっ!? 」
一刀「風羅、お前実はおっぱいがちょっと大きくなったようだな 」
風羅「な┅何故それを!?白蓮様や皆にも言ってないのに!? 」
一刀「エリス、俺の白衣の天使よ 」
エリス「えぇっ!? 」
一刀「炎夢、お前ってかわいいな 」
炎夢「えへへ~ 」
次々と女達を口説いていく一刀
アンソニー「すげぇな一刀、風羅のおっぱいが大きくなっていただなんて俺にも見抜けなかったぜ 」
ちなみにその大きさは思春並の貧乳から凪並の並乳になっていたりする。
風羅「そんな説明しないでください! 」
それはさておき
あきらかに一刀の様子が変であった。
ライラ「これってダーリンが繰り出した究極召喚獣融合の副作用かもね。強力な魔法は慣れてないと妙な副作用が発生するかもって聞いたことあるし 」
ライラの言った通り
今の一刀は究極召喚獣融合の副作用的な影響で巨乳好きからどんな女でも口説いて恋をしていく性格になったのだ。
すると
華琳「か~ず~と~! 」
さっきまで自分だけを見ていたはずが急に他の女を口説く姿を見た華琳は一刀に対して激怒しまくり
一刀「さぁ、この場で子作りタイムだ!みんなでじゃんじゃん子作りしようぜ! 」
華琳「この馬鹿┅ 」
いつものように制裁しようとしたその時
一刀「うっ!? 」
華琳「えっ? 」
急に一刀が頭を押さえて苦しみだすと
ボッカァーーンッ!
突然一刀の頭が爆発し
一刀「ケホホッ!? 」
ばったぁーーんっ!
顔面黒こげ、アフロヘアーになった一刀はそのまま倒れてしまった。
一体何が起きたのやら!?
ライラ「そういえば華琳ちゃん、ダーリンにアクマミンXを直接飲ませてたよね。いま思い出したけどあれって確か直飲みすると数分後に爆発して気を失うんだよね 」
華琳「何ですって!? 」
とんでもないことを聞いた華琳
現実で言うならばアルコール度数の高い酒をそのまま飲んだような感じであるとされている。
華琳「一刀、しっかりなさい一刀! 」
しかし体に害はなく、数時間後に復活するのを見てると面白いからという理由でライラはあえて教えないのだった。
そういえばクルスとの戦いに夢中になって何かを忘れているような気がするのだが?
すると
デビバット「いやいや、皆はヨナルデとクルスを倒し全て丸く収まりましたねぇ。これにて一件落着!というわけで皆さんさようなら┅ 」
この場から去ろうとするデビバットであったが
エレナ「そうはさせません! 」
ギュギュッ!
デビバット「ぎゃいんっ!? 」
エレナの手によって拘束されてしまった。
エレナ「デビバット、あなたにはヨナルデ達に協力した罪で魔法世界で裁きますからね 」
デビバット「そんな!?俺っちだって奴の協力なんてしたくなかったんだ!従わないとお袋を殺すと脅されて仕方なく! 」
もちろん嘘である
エレナ「とにかくあなたを含め┅ 」
ちらっ
エレナはアラクネとケイルをチラ見し
エレナ「あなた方にも裁判を受けてもらいます 」
そう告げたのだった。
アラクネ「まぁ仕方ないわね 」
ケイル「追手から逃げるのも疲れたしな 」
裁判を受けさせると聞いても二人に逃げる様子はなかった。
エレナ「もちろんこの子にも裁判は受けてもらいますけどね 」
そう言いながらエレナは壺に封じ込めたガルムを見るのだった。
その後、一刀達は外史世界、魔法世界へとそれぞれ帰るのだった。