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魔女が嫌で転生を繰り返してるが一向にジョブチェンジできない件

第0章 プロローグ 魔女やめたい

「くっくっくっ……毒林檎が完成した…これを白雪姫に食べさせれば……」

そう、あの白雪姫さえ居なくなれば私が世界一の美女なのだ、あいつさえいなくなれば…

「……私は白雪姫を消してどうしたいんだろうか…」

そうだ、白雪姫を消したところでほかにも私より美しいものはいるかもしれない…魔女の私を好きになる人などいないだろうし

「………魔女辞めたいな」

しかし、魔女を辞めることは出来ない、転生でもしない限り

「そうか…!1度死ねば転生して魔女をやめて優雅に暮らせるかもしれない…!」

そうだ、転生してしまえば白雪姫もいない世界に行ける、そうすれば私が世界一の美女になれる可能性だって…!

「この毒りんごを食べれば……」

そして、この毒りんごを食べて、私は魔女としての生涯を閉じた………



「ここは……」

何故か手足が動かない、周りに人がいる……

この感じはもしや…

「魔女裁判か…?しかも火刑直前の……」

なんということだ、また魔女じゃないか…しかし、今回は死ぬ手間が省けたな、良くないがよかった。

そんなことを考えていると、足元に火がつけられる、火刑っていうのはかなり苦しいと聞いたが……まぁ…もういい、目を閉じよう

今度こそ魔女としての人生が終わると信じて…



……今度は何処だろう…建物の中のようだ、今度は動ける。

「ここはどこだ…」

辺りを見回すと大きな鏡があった、そこには背の高い美しい女性が写っていた…のだが

「魔女だ…」

そう、明らかに恰好は魔女であった…念の為魔法を放てるか確認するため、鏡の方に手をかざし、呪文を唱える

「…火の玉よ…飛んでいけ!」

すると、手から火の玉が出て、鏡に直撃し、粉砕した

「やっぱり魔女じゃないか…」

辺りにあった薬品を手当り次第に飲んだ、もう魔女は嫌なんだ、また死んでやる…

少しするとだんだんと気分が悪くなってきて、立っていられなくなった

「これで……また死ねる……こんどこそは……」


「こんどは…どこだ」

目を覚ますベットの上に寝ていた…なんか体を起こし、辺りを見回すとものが大きく感じる…なんだこの感じは…姿鏡を探し、自分の姿を映す

「………なんだこりゃ…」

そこには齢10かと思われる小さな少女が映っていた…どうやら今度は子供に転生したらしい

「それなら親がいるはずだろう…」

見回してみたがら人の気配がしない…どうゆう事だこれ …机の上に紙切れがある。伝言だろうか

『親愛なる娘、モファへ

すまないが、この手紙を読んでいる頃には君の両親である私たちはもういないだろう、安心しなさい、遠くの親戚に君に仕送りを頼んである、しっかりしているお前なら生活には困らないだろう。

魔法学校にはしっかり通うのだぞ…?お前は剣の道を夢みていたが、うちの家系、キテラ家のためにすまないがたのむ。魔法の勉強に影響がないのなら剣術も学んでいいぞ

君を愛する 父より』

「まてまてまて…この齢で一人暮らしか、というかなんで私また魔法使いになろうとしてるんだ」

「まて…おかしい所はもうひとつあるじゃないか…なんで今世での記憶がないんだ…?前世の記憶を取り戻した瞬間記憶が飛んだのか…?」

いや、今はそんなことを気にしている場合ではない、魔法学校の場所を知らなくては行けない…この感じからして既に入学の手続きはしてあるのだろう。というか、もうすぐ13なのかこの体、やけに小さいな

「まぁ、でも魔法の知識は前世の前世の前世の記憶があるし、大丈夫だとは思うから…剣術を学んでもいいかもなぁ…」

「というか…私の名前……モファ・キテラっていうんだな…」

仕方ないから私は魔法学校に通うことにしたのだった……

読んで頂きありがとうございました

次回については、いつ頃かは未定ですが書き次第投稿します。

半分気分次第です、すみません。

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