地平線の先に見る、光と希望とは
初投稿させていただきます、白虎です。
文章がよく行き届いてないように感じるかもしれませんが、
何卒よろしくお願いします。
短編小説 陽炎の道しるべ 前編
私は、太陽が沈む地平線の向こうを見ていた。
夕日により、空はこの世の天国かと思えるほど幻想的で、私の置かれてる状況の真反対と思える。
なにせ私は人生で初めて「いじめ」という物に出くわしているのだ、
数ヶ月前〜
2ヶ月前に、私は中学の入学式を終え、晴れて新しい生活を送る、理想はそうであった。
だが現実は理想郷の正反対である。 入学してから今日まで、中学で友達はできたことはなかったし、
誰もまず見向きもしない、全員明るすぎて鬱陶しいぐらい私の性格とは正反対だった。
何もかもが自分と正反対 自分はそんなに明るく、馴染める存在ではなかった。
入学式の1ヶ月後にテストがあり、そこでテストを受けた、結果は堂々の一位で自分の中で歓喜した。
私は、自慢に聞こえるだろうが、元来努力家だった 父は努力だけで大手企業の社長に上り詰め
母は気は優しいが目の前の目標を達成するには我を忘れ無我夢中で向かっていく、バカ真面目もいいとこだ
だがその遺伝子のお陰で勉強は捗るし、テスト結果は一位である。部活は茶道で成績3位
どんどん地位を上り詰めていったと思ったが、誰も作ってない罠があり、それには自分も気づかずである。
例えるなら、チーズを囮に罠をかけるようなもの その後に決定的な行為をしてしまう。
その日の夜 私は友達を作りたいと思い、教室で孤立している子に話をかけた。
その子は目が虚で、黙々と自主練をしていた、友達になるには好都合だろう。孤立している人間は友達に
なりやすいのだ、そして話しかけた 「すいません」そう話の展開に橋をかける発言をする。
その人は驚いた。 少しビクつき、やがて 「私は友達を作りたくないので」ひと蹴りされ、ショックを受けた
慢心からか想定していなかった自体に少し動揺したが、瞬時に切り替えて、他を当たろうとした、その時
「おい、何こいつに話しかけてんだよ」 〜中編に続く〜
中編 と後編を分けてあります。