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おまけ 道化師前編

『――いいかドール。つまり魔王と勇者ってのは、神の野郎が演出した、壮大な自作自演(マッチポンプ)装置に過ぎねぇんだ』


 ドールに命を与えてくれた魔王様は楽しそうにそう言うと、ドールが大好きな冷たい嘲笑を浮かべて玉座の間に転がる死体達を見下ろし、その一つを戯れに蹴っ飛ばされた。


『旺盛な繁殖力で増え続け、その悪知恵で勢力版図を拡大し続けた人間共は、他種族を圧倒し、この世界の生態系の頂点に立とうとするまでに増長した』


 転がっている死体達は、身の程知らずにも魔王様を討伐しにきた、どこかの国の騎士だか冒険者だか。

 どっちにしても、大馬鹿者達だった。ドールの魔王様が、こいつらみたいなタダ者共に、殺されるはずないのに。


『――そしてそんな畏れを忘れた人間共を飼い慣らすため、神の野郎は、人間共の国々を軽々破滅させる事ができる力を持つ魔王と、その魔王を止める事ができる力を持つ勇者。――この二つの強力な存在を、世界に設定した』


 魔王様。

 大金持ちの人間の御令嬢(クソガキ)に散々弄ばれたあげく、飽きたとゴミ箱に捨てられてしまったドールを、戯れにでも拾い上げ、命を与えて下さった魔王様。

 そして魔『王』ならば愛玩物の一匹も必要だろうと、ドールを道化師としてお側に置いて下さった魔王様。


『人間が増長する一定周期ごとに、神は魔王を出現させる。魔王は普段闇の領域内で静かにしている魔物達を率いて、人間達を世界ごと散々に破壊する』

『そしてある程度人間達が破壊された頃合いを見計らって、神は今度は、必死に神頼みをする人間共の中から一人を選んで、勇者に神託を下す。――勇者は神の祝福に助けられ、神の名の下に、魔王を倒す』


 冷酷で残忍で酔狂で気まぐれで――でもほんの少しだけ、ドールのような弱い存在には優しかった魔王様。


『――かくして人間共は、魔王って世界の巨悪を倒す勇者を授けた神の野郎への信仰心を強め、祈りを捧げるってワケだ!!』

『ヒャハハハハハッ!! 無知ってのはなんておめでたいッ!! なんて幸せなものだろうなぁッ!! 知りたくもないカラクリを、記憶に植え付けられていた歴代『魔王』達は、散々己の運命に悩み、苦しんで、必死に抗いながら絶望し――そして勇者に殺されてったのによぉッ!!』


 魔王様。ドールは神など知りません。

 いいえ、貴方様こそ、きっとドールの神様だったのです。


『――はぁ、くっだらねぇ。懊悩も絶望も、生きてる時間の無駄使いだっ!!』

『俺は愉しむぜドールっ!! この魔王という生を、人間共を破滅させる力を思う存分味わい尽くしっ!! そして神の野郎が後生大事に飼い慣らそうとする、人間共とこの世界をメチャクチャに弄び凌辱してやるっ!!』


 魔王様。ドールはきっと貴方様にお仕えするために、生まれて来たのです。


『……だから早く、俺を止めに来い当代勇者。神の野郎が創りやがった、クソ忌々しい俺の対存在。……今回も楽しく、一緒に遊ぼうじゃねぇか』


 だから……だからドールは、必ず魔王様のお側に帰ります。

 どんなに時間がかかっても、絶対に絶対に帰ります。


 ……ドールを……待っていてくださいね……魔王様。



 ――そうして、それから数日後。


「――ほら、あそこが魔王城だ娘さん。……また近くに来るとは、思わなかったな」

「うわ……鬱蒼とした黒森を突き抜けるようにしてそびえ建つ、重厚な古城ですか。……すごく雰囲気ありますねぇ……」


 そんなドールが。


「おおっいかにもラスボス用っぽいお城やなぁっ。あんなん日本では見られへんし、ちょっと興味湧くわっ。なぁなぁ勇者さんっ、アレ、もうちょっと近くで見られん?」

「止めた方がいい、フワフワリ。この黒森は、意志持つ闇の結界だ。不用意に近づくと、森に迷い込んでしまうぞ」


 一生懸命、魔王様のお城に帰ろうとしているドールが――あの(にっく)き勇者と遭遇できたのは、きっと運命ですよねっ魔王様っ。


「……勇者さん、私のフルネーム呼び、やめたって」

「ん? 何故だフワフワリ? 言いやすい響きなんだが?」

「――その言いやすい響きがイヤやっちゅーねんっ!! 自分でもツッコミたくなるけど――なんやねん『不破(ふわ)ふわり』って!! ――お父さんお母さんっ!! 娘の名前、適当に付け過ぎやろーっ!!」

「そうか?」


 忘れもしないっ!! 魔王様が大きな水鏡に、何度も映したあの金髪碧眼の男の姿っ!! 間違いなく、深緑の勇者ですよ魔王様っ!!

 あいつは今から身の程知らずにも、魔王様を倒しに行く途中なんでしょうっ!!

 ……そういえば、武装してないように見えるけど……いいえ、きっとそんな事はありませんっ!! あの旅装束は、魔王様の目を欺く変装に違いないのです魔王様っ!!

 よーしっ、あいつらがお城に着くまで、このドールが見張ってやるのですっ。


「うぅ~っ! 名前で苦労した事ないヤツには判らんねんっ! ……お姉さんの名前とか、ええなぁっ」

「え? そうかな不破さん?」

「うん。……佐藤直美(さとうなおみ)さん。――至極真っ当な日本人的名字と名前の組み合わせが、めっちゃ羨ましいねんっ!!」

「いや~、普通ですよねぇ」

「その普通の安心感が羨ましいんやぁっ!! 私なんてなぁっ!! この名前のせいで幼稚園の頃から悪ガキ達に『フワフワフーセン~っ』ってからかわれとったんやぁあっ!!」

「あははは。でもふわりちゃんって、かわいいと思います。私は子供の頃、個性的で可愛い名前に、ちょっと憧れました」

「そ、そう? ……そりゃ今は慣れたけどなぁ~、かわいいかなぁ~?」


 ……あれ? 旅の仲間は、変わってるようですけどね? まぁ、些細な事か。

 ……ふーん、キャンキャンうるさい頭悪そうな乳デカ小娘に、大人しそうな地味娘ね。

 どっちも魔王様の射程圏内っぽい、年頃の女なのが忌々しいですっ。……よし、隙を狙ってドールが殺してしまうのですっ。


「……しかしだな、平凡過ぎる名前もちょっと大変だぞフワ」

「え? 勇者さんなんで?」

「まず俺の名前は、ユーリという」

「うん? ええ名前やん」

「ありがとう。だがなフワ……このユーリという名は、英雄伝説になった昔の勇者の名前で、名付ける親が非常に多く……俺の生まれた小さな村だけでも、老若男女合わせて十人以上がユーリだったんだぞ」

「……あー」

「ユーリ、と呼ばれて振り向いたら別のユーリに向けてだった。なんて事が何回あったか。……あまり奇抜過ぎる名もどうかと思うが、俺のように使い古された平凡過ぎる名前も、結構煩わしかったぞ。……まぁ、俺は勇者を名乗るようになって、悩みは解消したが」

「なるほど……確かにそういうのもあるんやなぁ」

「ああ、勇者さんの気持ち判りますよ。私は名字の方ですが、日本人にはものすごく多い、『佐藤さん』ですからね。同じサークルにもあと二人佐藤さんがいるし、呼ばれた時はいつも、ちょっと迷ってしまいます」


 ……それにしても魔王様、敵本拠地を前に、何を呑気に喋ってるんでしょうかこいつら三匹は?

 ……ちょっとぉっ!! 無駄話してないで、早くお城に行きなさいよっ!! 神の加護を受けた勇者なら、森の魔力に惑わされる事無く、魔王城に行けるんだからっ!! はやくっはやくっ!!


「ああ、直美お姉さんってそういや大学生だったっけ。サークル入ってるん?」

「入ってますよ。ワンゲルのサークル」

「……わんげる?」

「ワンダーフォーゲル。そういえば、高校ではあんまり見ない部活ですよね」

「うん。ウチの高校でもないなぁ。どんなん?」

「山歩きとか森歩きとかする、野外活動サークルです」

「へぇ、なんか楽しそう」

「楽しいですよ~♪ 夏には河辺でキャンプして遊んだりとか」


 無・駄・話・す・る・な・って・言・って・ん・だ・よ・お・ん・な・ど・もぉおおおお!!

 勇者っ!! 勇者止めろっ!! てめぇの女達だろーがぁああ!!


「ほう……あの不思議な娘さんの世界にも、遊ぶ事ができるような河辺があったのか?」

「あはは、確かに勇者さんが見た街の近所にはありませんけどね。でも電車で少し行けば、綺麗な山や河もまだ残っているんですよ」 

「そうなんだな……」

「そうそう、私の家の近所にもな、でっかい湖があるんよ」

「ほう、湖は涼しげでいいなフワ。水魔などが潜んでいると危険だが」

「い、いや、この辺と違って、そういうのはおらんと思うけど……」


 何話の輪に入ってんだよ勇者ぁあああああああ?!!

 お前使命忘れたのか?!! お前の存在意義は、魔王様と戦う事だろうがぁあああ!!


「……じゃあ、娘さん、フワ、そろそろ行こうか」

「はい、勇者さん」

「へーい。休憩終わりってやつやな~っ」


 そうそう、さっさと魔王城に行け。そして魔王様に殺されろ。


「娘さん、では次はどっちに行くんだ?」

「えーと……この森を避けて、ぐーっと西側に道が延びてますね」

「ああ、そっちは……神託の大神殿方向か」

「え、そんなんあるん? ははっ、ますますファンタジーやな~」


 ってちょっと待てぇええええええ?!!!


「……」

「どうかしましたか、勇者さん」

「ああ……」


 魔王城無視してどこに行く気だよ勇者?!! お前の目的地は魔王城の魔王様だけだろうがっ!! 

 女か?!! その女共か?! てめぇ女に誑かされて勇者の使命を忘れたのかっ?!!

 そんな事は絶対に許さないっ!! 魔王様は、誰よりお前が来る事を望んでいたのにっ!!


「……」

「……」

「……」


 どうしようっ!! このままじゃ勇者が行ってしまうっ!!

 魔王様のためにそんな事は許したくないけど……じゃあどうすればいいのっ?!

 ドールにできる事なんて……ううんっ!! そんな風に弱気になっちゃだめドールっ!!

 ドールは強い子っ!! できる子っ!! そうよ今から本気出すのっ!! 魔王様のためにっ!!


「おい」

【きゃああああああああああああ?!!】


 ――と決心してたら頭上から勇者の声がぁあああ?!!


【ななっ何故ドールの居場所が判った勇者っ?!! くっそれが勇者の力かっ?!! 神の加護かっ?!! このズル(チート)野郎めぇええっ!!】

「いや……別に何もしなかったが、さっきからゴソゴソ草むらが動いていたから……」

「うわっ、なんやこの子~っ?! お人形さんが喋ってる~っ?!! ちっちゃっ!!」

「うわ~、ピエロ装束のかわいい子ですね~。こんにちは~」


 なななんという事でしょう魔王様っ!! 仕掛ける前に、勇者と女達に見つかってしまいましたっ!!

 どっどうしようどうしようっ!! や、やっぱり怖いっ!! 勇者怖いっ!! 人間も怖いっ!! 逃げちゃいたい――。


「……お前、魔王の下僕か」


 ……っ。


「お前から、魔王の魔力を感じた。……まだ動けるのか」


 ……そ、そうよっ。ドールは魔王様の下僕っ!!

 ドールは世界で一番魔王様をお慕いする、魔王様の道化なんだからっ!!


【ふ……ふははははっ!! よくぞ我正体を見破った勇者よっ!!】


 だから――勇者なんかに怯んじゃだめよドールっ!! ――戦うのっ!!


「ああ、はいはい」

「うわ~、人間みたいに動くんですね~」

「あはは、N○Kの人形劇みたいやな~っ」

【ちょっとは怖がりなさいよあんたらぁっ!! ドールは魔王様の道化なんだからぁっ!!】


 ななっなめきった態度の勇者共なんかにっ、負けちゃ駄目なんだからっ!! 

 ――せーの!!


【この――喰らいやがりなさいっ!! 必殺っ!! 空飛ぶパーンチ!!】


 空飛ぶパンチっ!! ドールの取り外し可能な両手を発射して攻撃する、ドールの必殺技よっ!!


「よっ」

【一言で!! しかも素手で打ち落とさないでよぉっ!!!】


 必殺した事ないけどっ!! 今も勇者の手刀一発で叩き落とされたけれどっ!!


【酷いっ!! 酷いっ!! うぇええんっ!!】

「あ、勇者さんが小さい子な~かした~っ」

「勇者さん、こんな小さな子を泣かせるのは、やっぱり……」

「え、俺が悪いのかこれ?」

【――と見せかけて隙有りぃー!! 必殺っ!! 空飛ぶキーックっ!!】


 空飛ぶキックっ!! ドールの取り外し可能な両足を発射して攻撃する、ドールの必殺技よっ!!


「……」

【無言かっ!! とうとう無言で素手打ち落としかこの野郎ぉおーっ!!】


 ペシって!! ペシって一発で?!! 払い落とすにしても軽すぎるわっ!!


「お前など、タワシを使うまでもない」

【どういう事よ?!!】


 タワシなんて何に使うの?!! でもとにかく、素手なのに勇者が強すぎるっ!! くっ!! あきらめないもんっ!! こうなったらもう一発……あああっ?!


【手っ!! 足っ!! ――ちょっと勇者っ!! 何ドールの手足持ってんのよっ!! 戻せないじゃないっ!!】

「……」


 パンチキックを再装填するために、魔法で手足を引き戻そうとしても、勇者に握られたそれらが帰って来ないっ!! ――って何踏んでんのよ!! 踏みつけないでよ私の足っ!!


【なんて事するのよっ!! この鬼っ!! 悪魔っ!! 勇者っ!!】

「……」

【やめてよ!! 壊れちゃったらどうしてくれるのよっ!! 返してっ!! 返して!!】

「娘さん、これ、今日の薪にでも使おうか?」

【この人でなしぃいいいいいいいいいいい!!】


 必死に殴ってもビクともしないこの勇者めっ!! 勇者めっ!! 

 やだやだ!! 手足返してよっ!! な、無くなったら……動けなくなっちゃうよっ!!

 

「……あの、勇者さん……敵なんでしょうけど、流石にこれは……可哀想かと」

「一応、こいつは魔王直々に魔力を与えられて命を得た、魔物なんだがな」

「……あの魔王の?」 

「ああ、だからこいつはもう……いや、いいか」

「勇者さん?」

「おい、人形」


 ひっ?!! 


【……ななっ、なによっ?!!】


 怖くなんか……怖くなんかないんだからっ!! ――えっ?!


「……手足を返してやるから、さっさと行け。俺達は急ぐんだ」


 っ……な、なによっそれ!!


【勇者っ!! あんたが魔王様のお城以外の、どこに急ぐって言うのよっ!!】

「俺はもう、魔王城に行く必要は無い。お前もどこへなりとも立ち去れ」

【ふっ……ふざけないでよっ!! なんで勇者であるお前が魔王様の所に行かないのよっ!! そんなの絶対、ドールは許さないんだからっ!!】

「……」


 ……なっ、なによっ!! ……なんで……そんな目で見るのよっ!!


「……ドールだったか、お前今まで、どこにいた?」


 ……っ!!


【ま、魔王様に……お使いを頼まれて、遠くに言ってたのよっ】


 時々ある事だ。


『――おいドール、霧の谷のエルフが造る星の飴が食べたいから、お前買ってこいっ』


 あの日も魔王様は突然そう言うと、金貨数枚が入った袋をドールに括り付け、ドールを魔法で遠くへと放りだした。

 そしてドールは、遠い場所に在る霧の谷で飴を買って、ようやくここまで帰ってきた。


『ドールと言ったか? ……小さき者よ、帰らない方がよい。……お前を遠ざけたのは、おそらくあの哀れな神の道化の、最後の慈悲であっただろうから』


 エルフのおじいちゃんが変な事言ってたけど、気にしないっ。


「それが何故、ここで立ち往生してる?」

【それは……いつもはちゃんと、お城の近くまで帰って来たら、魔王様が魔法で引き寄せて下さるのに……今日はなかなか……魔王様がドールを引き寄せて下さらないから……】


 ……魔王様、もしかしてドールが遅かったから、怒ってらっしゃるのかしら?

 そっそうだとしても!! きっといつもの気まぐれっ!! 機嫌を直したら、魔王様はきっとドールを許してくれるっ!! だ、だからっ!!


【だから勇者っ、さっさと魔王城に向かいなさいっ!! お、お前を見張りながら、私も魔王城に帰るんだからっ!!】

「お前……迷子か」

【ちっ違うっ!! ただドールは魔力が弱いからっ!! 森に惑わされるだけでっ!!】


 そんな目で見ないでよっ!! 勇者と、その隣の地味子っ!!

 ドールは迷子なんかじゃないんだからっ!! 魔王様が呼んでくれなきゃ、ちょっとお城までたどり着けないだけなんだからっ!!


「――魔王はもういない」


 魔王様が呼んでくだされば――……


「……お前が外に放り出されている間に、俺が魔王城まで辿り着き、そして魔王と戦った。魔王は一時別の場所に撤退したが、俺が追い、そこで……」


 ――……? ……え?


「……城に戻っても、お前を待つ魔王はもういない」

【……うそ】

「嘘じゃない。俺は既に、勇者としての役目を終えたんだ。……当代の魔王は、もうどこにもいない。――俺が殺した」


 ――っ!!。


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