異世界で助けられる。
えぇっ!何だって!なんにもしないだと!
-そうじゃよ-
ふざけるな!殺されるかもしれないんだぞ!
-神様のお告げじゃよ。ちゃんと聞けば生き残れると思うがの-
そうだよな。すまなかった。だが、なんで親がいるのに誘拐されたんだ?
-それはの、透明化の魔法と隠蔽の魔法を使ったんじゃよ-
透明化?隠蔽?何じゃそりゃ
-姿を見えなくして気配を消す。そのままだ-
なんで家に元冒険家の親がいるのにそれがわからなかったんだ?
-誘拐犯の実力が高いのと、親が第一線を退いてから長いこと。その二つじゃ-
そういえば、どうやって何もしないでたすかるんだ?
-それは、起きてからのお楽しみじゃよ-
わかったよ。って!まぶし...
side??
クソっあいつからの連絡を受けたが、まさかあの天才バーちゃんが誘拐されただと?あいつは何してるんだ!?
とにかく速くってここか!
目くらましして、壁爆発させて助けるぞ。
行くぞ
[伝説の光を灯せ]ライトニング!
[伝説の爆発]エクスプレーション!
さあ行くぞ。
side out
眩し!って何が?
『助けにきたぞ!バーちゃん!』
あの人は...確か魔術師で、親の友達のそうだっ!シホだっ!
おーいシホー何しにきた⁉
『シホ?』
『おおバーちゃん。助けにきたぞ。』
『ありがとー』なるほど。こういう事か。
『さあ行くぞ。お前の親の元に。』
『わかったよ。』
『今話しててもいいの?』
『魔法使えるやつは50m位離れているから大丈夫だ。』
『へ〜。どうやってここまできたの?』
『それはな。場所を調べ。っと!敵襲だ!バーちゃんは下がってな』
『おお気づけんのか。油断した所を襲おうと思ったんだがな。』
こいつが盗賊か。ってなんかオーラを感じるな。
『速くやろうぜ。』
『ok[マナの力を借りて炎の球を出す]グレイドボール!』
『っと!いきなりかよ。まあいいけどなっ。』
瞬間炎が凍りついた。
『今のは?』
『説明は後でだ。すまんバーちゃん。あって向いてろ。』
なんでだ?まあいいか。
『[絶対零度の冷たさですべてを凍り尽くす]コキュートス』
なんかすごいオーラが。あれなんか頭痛が。
『ふぅやったか。さて帰るぞ。』
そうやって言われた時、俺はなぜか倒れていた。