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プロローグ



「来たか、大魔法使い様?」

「その呼ばれ方ほんとにいや」

「皆からそう呼ばれてるだろ」



月の光が映える銀髪に、白い肌。薄い唇が片側に釣り上げて、私をからかうように彼は言う。

感動の再会で、涙が溢れて止まらない私を見て。



「俺がいない間よく頑張ったな。えらいよ、セレーネ」

「うん…もう離れたくない。カイル、好きだよ」

「知ってる。もう、離れたりしねえよ」



どんな困難な壁も彼がいたから、乗り越えられた。

あの日、魔力ゼロと言われた私の才能を、信じてくれたから今がある。

くじけて泣いた時も今のように、長い指が優しく拭ってくれたから、彼の隣に並べている。



「俺も…セレーネが好きだよ」



誰にも興味を示さず、冷たかった彼。そんな彼からひどく優しい声色と言葉をくれるなんて、誰が予想していただろう。


きっとこれから先、今以上に困難な壁が立ちはだかっても、彼となら乗り越えられる気がする。



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