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東京オリンデミック 06「ΖΖ(ダブルゼータ)変異株」

 日曜午後十六時五分前。東京日日新聞の記者が集うオンライン編集会議に入ろうと、川野辺小百合記者は自宅の卓上でノートPCを開いた。コロナ禍におけるリモート会議ツールとしては最大のシェアを誇るRICK DUUMリック・ドゥームを立ち上げる。会議のIDとパスコードを入力して、ウェブカメラの確認を行い、会議に参加する。

 画面にはすでに数名が入っていたが、会議前なので皆、カメラはOFFにしていた。川野辺も一瞬顔出しした後にOFFに切り替え、他のメンバーが揃うのを待つ。

 十六時になり、司会の齋藤京弥デスクが顔出しをして、「では皆さん、揃ったようですので、そろそろ始めます」と声をかけた。参加者は次々と顔出しになり、多くが社内や自宅からのPCアクセスだったが、一人、スマホからのアクセスとなっている高山記者が「すみません、取材直後で、外からです」と断りを入れた。

 一瞬の挨拶の後、齋藤デスク以外はミュートする。齋藤デスクは社内の自席からの中継で、時折周囲の声が入る。

「皆さん、お忙しいところありがとうございます。この会議は、すでにお伝えしたとおり、オリンフェク取材および新型コロナウイルス関連の取材に当たっている記者の皆さんに集まってもらいました。新型コロナウイルスが感染拡大しており、さらなる感染爆発が想定される状況下で、開催が強行されるオリンフェクについて、やはりどちらか一方だけの視点ではよろしくないと考えまして、総合的な判断ができればと、皆さんと情報交換したいと考えています。よろしくお願いします。」

 リック・ドゥームの画面ではオーバーリアクション気味に反応するのが社内規定となっており、川野辺もいつもより大きめにお辞儀して見せた。

「では順番に……とも思いましたが、その前に、全体に共有すべき情報を入手した方がいましたら、優先して最初に発言をお願いします」

 その言葉が終わらないうちに、一人が挙手マークを掲示した。

「あ、早いですね。伊藤記者、お願いします」

 挙手をしたのは伊藤真優まゆ記者。かなりフォーマルな雰囲気のグレーのスーツを着た眼鏡姿の女性記者である。社内でも自宅でもなさそうなところを見ると、駅近くに開設されたリモートワークルームからの接続のようだ。

「伊藤です。よろしくお願いします。本日、野口記念感染症研究所にて取材してきました。で、この話はまだ確定ではないオフレコ発言が含まれているのですが……」

 伊藤記者は話を少し止めて、画面を見つめた。口外禁止を無言で伝えていることはその場の全員に即座に伝わる。知った情報を全部出さなければならないというのはウソだ。情報には出すべきタイミングというものもある。

「大阪を中心に広まったアルファ株、現在、東京・関東を中心に急速に拡大しつつあるデルタ株が、従来のコロナウイルスに置き換わりつつある状況です。おそらくオリンフェク開催中には、関東では九割以上がデルタ株に置き換わるだろうという予測もあります。デルタ株はこれまでのウイルスよりもはるかに感染力が強く、若者でも重症化リスクが高まってきたといえます。……えー、ここまではみなさんよくご存じかと思いますが……。

 ここからオフレコでお願いします。今、ゼータ株から変異したと思われる強力な変異株が確認されつつあります。野口研の内部ではこれを《ダブルゼータ株》と仮称しているようなのですが……」

「えーと、ゼータ株というのはVOCでもVOIでもなかったよね」

 齋藤デスクが確認を入れる。VOCとは「懸念される変異株」で、感染性や重篤度が増したり、ワクチン効果を弱めるなど、性質が変化した可能性のある変異株である。VOIは「注目すべき変異株」で、感染性や重篤度・ワクチン効果などに影響を与える可能性が示唆される変異株とされる。分かりやすく言えば、変異株の中でも、クラスターが発生しているようなものがVOIと指定される。そのVOIの中でも従来のタイプと違う「ヤバイ変化」をした変異株がVOCとなる。

 二〇二一年六月現在、VOCとしてはアルファ・ベータ・ガンマ・デルタの四種類が指定されており、特にデルタ株が日本国内で脅威となりつつある。また、VOIとしてはイプシロン株、シータ株、カッパ株がある。いずれもギリシャ語のアルファベットから取られている。

「そうです。ゼータ株は現時点ではVOIでもなければVOCでもありません。しかし、そのゼータ変異株に由来するさらなる変異株の中に、異常なものがあるようなんです。現時点ではまだ確認が取れていないため、公表はされていませんし、公表することを固く口止めされていますが……」

「ダブルゼータね……デルタ株に対してはデルタ・プラスが登場したけど、ゼータ・プラスじゃないんだね」

「あくまでも野口研内部でのコードネームみたいなものですね」

「それはどれくらい驚異的なの?」

「感染力がデルタ株よりもさらに強く、重症化率もデルタ株よりも高い可能性がある、とのことで、調査が進んでいます」

「ワクチン耐性は?」

「今のところ、日本で使われているエアハルト社とクラシカ社のワクチンについては、二回接種でワクチン耐性が見込めるとのことで、ワクチンすら効かないという最悪の事態は逃れています」

「もしこのダブルゼータ株が勢いを増したとして、どれだけワクチンを供給できるかがカギということか」

「そういうことになります」

「これがオリンフェクやパラリンフェクの期間中に拡大すると厄介だな。日本人はまだワクチンを十分に打てていない」

「そして、ダブルゼータ株は、若者にも重症化率が高い可能性があるということです」

「ワクチン確保と接種が遅れている一方で、緊急事態宣言を感染防止に役立つレベルまで徹底できない現状では、これは脅威となり得るわけだな」

「残念ながら、これはわが社のスクープとして流すわけにはいかない情報ですけれども」

「公式発表を待たなければ、パニックを誘発しかねないからな……」

「それから、さらに非公式の、これはつぶやきレベルの話なのですが……」

「まだあるのか」

「オリンフェク関係者の入国に伴って、これまでに見られない新しい変異株が持ち込まれた可能性を疑っているとのこと」

「研究者が個人的に?」

「世界数カ国の研究者が、個人的に」

「誰か一人の思いつきというわけではないということか」

「その疑いは濃厚だけれども、エビデンスは獲得できていないとのことです。ただ、もしこれが国際的に認められれば、WHOの基準で言えばニュー変異株と名づけられるだろうと」

「ニュー?新しい?」

「ギリシャ文字のν(ニュー)です」

「すまん、ボケてみた」

「本気に見えましたが」

 伊藤記者は上司であっても容赦なく、冷静に突っ込んだ。もちろんそれは齋藤デスクがツッコミ待ちだと理解した上での話である。

「まあともあれ、ダブルゼータにニューか……。どっかのアニメで聞いたようなネーミングだが、『ニュー変異株は伊達じゃない』とかWHOが言い出さないことを期待するよ」

「デスク以外にそんなことを言うのは『東邦スポーツ』の一面見出しくらいじゃないですかね。とりあえず、非公開情報が多いですが、野口研から得られた情報は以上です」

「ありがとう。未確認情報であっても、そういう情報が存在することは頭の隅においておき、我々報道陣としてはエビデンスをしっかりと取っていくことが大切だと思うので、情報共有は密にお願いしたい。さて、オリンフェク関係者入国についての話が出たけれども、バブル方式関連で何か情報を持っている人、いる?」

 バブル方式とは、選手やコーチ・関係者を隔離し、外部の人達と接触を遮断するというものである。泡で包み込むように隔離するということでバブル方式と名づけられた。

 そこで挙手をしたのは二名、スポーツ部の遠藤豊記者と、政治部の中元春菜記者だった。

「中元さん、先にどうぞ」

「あ、遠藤さん先でよかったのに……ええと、じゃあ政治部・中元です。羽田の入国管理事務所で確認したのですが、どうやら空港では縦割り行政の影響があるようでして――十分に分離させることが徹底できていないとのことです。

 先月、すでに事前合宿で関空から入国した選手に感染者が出ており、その対応を行った市役所職員も濃厚接触者となっていますが、こちらはデルタ株であることが確認されていますね。これは入国時に一名がPCR検査で陽性だったにもかかわらず、残りの選手を入国させたわけですが、その入国選手の中から次の感染者が出ています。バブルの中では逆に濃厚接触者が多数発生することや、バブルの中と外の完全な分離は不可能というところで問題が出ていると思われます」

「遠藤です。ほかにもバブル方式で入国を制限しているとはいえ、入国直前に感染してPCR検査をすり抜けたりする例もあるようですね。そして一番の問題はアスリートの行動制限が厳しいということで、中にはそれを抜け出してしまう選手・関係者もいること。これは別チームが取材していると思いますが、選手村近くの指定の居酒屋で大騒ぎをしていることが目撃され、付近住民の不安と不満が高まっているということもあります。実際、取材する中で、記事には載せられませんが『十五分間ならコンビニ等に行ってもよい』というルールの抜け穴を見つけたという関係者もいまして。コンビニが十分に近ければ、一回十分程度の外出を何度も繰り返すんだそうです」

「ふむ、バブル方式を取っているから防げるということでもないわけだな」

「そうですね。政治的には『バブル方式で対策をしているから開催できる』という建前なんですが、建前は建前にすぎず、やってますアピールでしかないということですね」

「バブル方式で選手が守られるとか、海外から持ち込まれたウイルスが広がることを防げるというわけではないということだね」

「伊藤です。野口研のある研究者は、バブル方式で海外選手を国内に入れていいというのは、昨年のクルーズ船の船客を別ルートなら市中に出ていいと言ってるのと同じで、完全隔離に少しでも漏れがあればすべてが崩壊する、との見解でした」

「ああ、あの二〇二〇年はじめ、横浜に来たクルーズ船ね。あのとき、船客が船内にとどまるようにしたのは、船客には申し訳ないが、正しい選択だったと思う。もちろん、船内の状況が十分だったかどうかはわからないけれども」

 そこに、スマホからアクセスしていた高山記者が入ってきた。

「すみません、今入った情報がありまして」

「お、どうした」

「こちら、神奈川県三浦半島エリアに滞在しているブリタニアチームの取材をしていたんですが、一名、体調不良ということで取材ができませんでした。その結果が今届きまして、PCR検査で陽性だったようです」

「ブリタニアで陽性者か。名前は?」

「柔道のフレデリック・アーサーと、テニスのレベッカ・ブルース。二人は婚約者です。チームの関係者・選手が市中の居酒屋で飲食を行っていたとの情報もあり、一般市民にも濃厚接触者が出る可能性があります」

「バブれてないじゃん。それは確実な情報?」

「公式で発表されるようですが、こちらで記事を用意しておいていいと思います」

「了解。社会部、よろしく頼む」

 齋藤デスクは、画面の外にいる記者に伝えた。

「このタイミングで発症ということは、まさに出国直前の感染だろうね。しかもブリタニアということはおそらくアルファ変異株」

「そうでしょうね。関西地区ではそこそこ広がっています」

「えっと、ちょっといいでしょうか」

 そこで割り込んだのは川野辺記者だった。

「川野辺です。エルダヴィア選手団の取材をしたのですが、そのとき、入国のタイミングがブリタニア選手団とほぼ同じで、柔道のフアン選手がその感染したアーサー選手と会話をしたとのことです。また、ほぼ同時刻にドラヴィダスタン選手団も入国しており、そこでの接点もありえます」

「おいおい、待て待て。横須賀にアルファ株のクラスターの危機、ってだけじゃなくて、離れた場所に隔離されているほかの国の選手団にも濃厚接触の可能性ってこと?」

「会話の時間は短かったようなので、濃厚接触と認められるかどうかはわかりませんが、少なくとも準濃厚接触であることは間違いありませんし、感染力の強いウイルスだとすれば不安もあります」

「俺はオリンフェク自体には反対しないが、今の時期の開催には本当に危険が伴うと思う。それは世界のどの国であってもだ。言い換えれば、日本だけが国際委員会から開催を迫られ、しかもその結果については日本が責任を取れと言われている。こんな中で開催にこぎつけたとしても、あるいは閉会式を迎えたとしても、『無事に』とは決して言えないと思う。これは個人的意見と思ってほしいんで、反論・異論歓迎だ」

「遠藤です。スポーツ部としては、やはりすでに一年延期したことで選手にもいろいろな影響が出ています。もちろん、準備不足を解消したという面もありますが、年齢を理由にこのオリンフェクで引退を表明している選手の場合、来年では有終の美を飾れないおそれもあります。ですから、選手のことを思えば、ぜひ開催してほしい――しかし、同時に選手を危険に晒すことにもなりますから、選手のことを思えば開催に賛成できないという気持ちもあります」

「ありがとう。今の遠藤君の発言は、単純に賛成・反対ではなく、本当に選手に寄り添った意見だと思う」

「伊藤です。国際的な観点と選手の観点が出ましたが、政治状況的には『何でオリンフェクだけは認めるんだ』という不均衡感が国民の間で出てきています。特に、飲食業に対する休業補償がなかなか届いていないことへの不満は爆発寸前と言えます。オリンフェクのために国民の犠牲を強いるという状況は、首相の支持率低下にも如実に現れています。オリンフェク強行については、元大会委員長であって政界にも隠然たる影響力を持つ木林本氏の意向がかなり強く反映されているようですが、とにかく、開催を強行し、遂行できたとしても、成功とはいえないということには同意します」

「経済部・橋本です。緊急事態宣言による経済の抑圧、緊急事態宣言倒産が続出している現状、そして緊急事態宣言でもコロナを抑えられていない状況について、もちろん国民から不満が噴き出ています。本来ならオリンフェクで経済効果が開催地にもたらされるはずであったにもかかわらず、潤うのは大会スポンサー企業とテレビ局のみ。本来、恩恵を受けられるはずだった人たちに何の恩恵もなく、ただ開催国ボーナスで日本選手の活躍に喜ぶことができるだけ。それはオリンフェク終了後に反動として巨大な不満が沸き起こるでしょう」

 経済部の橋本七瀬記者に続いて、文化部の若い安藤大輔記者が発言する。

「文化部・安藤です。オリンフェクは開催強行となったとき、大規模イベントについて制約が加えられたエンタメ業界でも不満が出ています。特にアーティストや中小ライブハウス等が食べていけない状況は深刻です。もちろん、どの業種も打撃を受けているわけですけど、実際に興業という面で非常に近い音楽・演劇等では不公平感が半端ないです。大規模映画館なんてむしろ空調がしっかりしてるわけですが、それも軒並み閉館を強制され、こちらも不満が爆発しそうです。あくまでも感染拡大を止めなければ先に進めないとわかっているからこそ、国民は要請に従っていますが、感染も止められない、経済は落ち込む、文化活動は二の次、オリンフェクだけはメンツにかけてもやる、となったとき、そのメンツは必要なのかということですね」

「IT部・相楽です。これは未確認情報ではあるんですが、与党・保守新自由党のIT対策室で、ネット工作計画があるとのことです。これは、オリンフェク開催が確定した後、「いろいろ意見はあるだろうけれども、始まってしまったのだからオリンフェクに反対せず、応援しよう」という投稿を、掲示板やSNS、さらにはネット小説投稿サイトなどにもアップさせるという作戦だそうです。もちろん、それを与党工作員が書き込んでいるという証拠は残りませんが、このような既成事実を認めさせるような同調圧力を高める工作の存在について、現在、IT対策室長の瀬古茂猛議員の周辺取材を続けています。このような世論操作に対して、報道ができることを考えています」

 IT部の相楽主水はSEから記者に転職してきたが、ITの知識をもとに、重要な戦力となっている。ネット世論が操作されることについては確かに気をつけなければならない。もちろん、メディアが偏っていると批判されるという問題もあるが、それとこれとは話が別だ。そもそも、メディアというのは世論に対する呼びかけ機能もある。そして、健全なリテラシーが働いていれば、その中から自分の考えを作り出すことができるはずだ。

「現在の状況を踏まえて、オリンフェク開催に積極的賛成とはなかなか言いにくいかもしれない。ただ、異論は無視したり頭ごなしに否定しても仕方がない。この中で異論があればぜひ発言してほしいが……」

「生活部の山崎です。異論ではありません。コロナ患者が急増しており、病床が明らかに不足しています。入院すべきコロナ感染者が自宅療養しかできず、命を落とす危険が日々高まっています。それだけでなく、コロナ以外の緊急性のある病気に罹患りかんした患者が適切な医療を受けられない状況がすでに発生しています。その状況下でオリンフェクが開催され、しかもオリンフェクに対して医療スタッフを差し出せという命令が下されようとしています。感染者が今後増えると予測されているこの状況下でオリンフェク開催を強行するのは、国益を損なうという言葉しかないと個人的には思っています」

 山崎春菜記者は厳しい言葉を発したが、感染対策について取材し続けてきた立場からかなり厳しい言葉も出たようだ。

 RICK DUUMの画面で、齋藤デスクが「ちょっと待ってて」と言い残して音声ミュートにし、別の記者と話している様子が映し出された。メモを見ながら齋藤デスクは音声を再びオンにする。

「いきなりだが、二つニュースが入ったので伝えます。

 まず、さっき高山記者から報告のあったブリタニア選手団の感染状況について、保健所ルートで確認が取れた。オリンフェク事務局からは一切発表せず、選手団の方針に委ねられるとのこと。高山記者は引き続き、選手団と連絡を取ってください。

 もう一つ。政府がオリンフェク期間中の緊急事態宣言発出を検討しているという情報が入ってきました。緊急事態宣言が出ているのにオリンフェクは強行ということになるけれども、本件についても各方面の取材を強化してください」

 一体何が起こっているのか。少なくとも、発生している出来事について、政府がまともに対応できていないということだけは明らかだった。

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