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恋のカルテット  作者: レイ
20/22

やりたいこと

閲覧、ブックマークをありがとうございます。

次回更新は土曜日を予定しています。

よろしくお願い致します。

その後、皆が口を揃えてこの課題について批判していたらセアから頭を冷やすようにと部屋に押し込められた。

そういえば、後残り何日残っているのだろうか。

確か部屋にある蝋燭の本数で残りの日付が分かる筈、そう思って覗いてみると、残りの21本。

この日数で今後のことも考えていかなければならないというわけだ。

課題をこなしてもこなさなくても今の私は消え、別人になるのか、何にもなれず存在そのものを消されるのか。

生まれ変われてもそれは私ではなく、あくまで別人。

私という存在はあくまでここで消える。

それであれば、ここでの生活を楽しむべきな気がしてきた。

課題などやったところで、それは何の意味もなさないのだから。

最期にやりたいことをこの残りの数日で行った方が、有意義な気がしてきたのだ。

奏音が千智に振り向いて貰えるように頑張るように私も何かやりたいことを。

でも、私のやりたいことって何だろうか。

最期にやりたいこと、やりたいこと…。

そう言われてもそう簡単に思い付かないものだ。

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